~玄関開けたら0秒でパン!~

[ 天羽水音がチャリで行く!『デリシャスと占いの花道』 ]

知らない道はワクワクする。
私はわざと迷う事って結構あって…と、言うより、地元でも知らない道を通るのが好きなんですよね。チャリを漕ぎながら迷いに迷って『ここ、どこだ!?』って言いながら右往左往して…。変な道が意外な所に繋がっていたり、細々した道の先に小さな商店街があったり。

そんな風に迷って隠れ家と出会ったら、それはお宝を発見したと同じ喜びがあるわけで!
今回はそんな感じでチャリでくり出し、あっちへ、こっちへとふらついた末、見事に探し当てたお宝パン屋さんをご紹介よ!

よし! 隠れ家みたいなパン屋さんへ行こう!

西武新宿線、上石神井駅から商店街から離れ、徒歩で5分も歩けば周囲は住宅街です。
そんな住宅街にお店が、しかもパン屋が、更に言えばハイレベルなパン屋があるなんて誰が思うでしょうか。

正直、そのパン屋さんを目的にこの付近に来た人の殆どが『えっ、本当にこんな所にパン屋さんなんてあるの?』って自分を疑うかもしれないし、パン屋を探してるだけなのに住宅街をきょろきょろしながら歩くなんて、なんだか不審者に思われそうでドキドキしちゃったりして。

だって…。

こんな感じの場所なんです。

パン屋があるなんて誰が思いましょうか…。
ホントにホントにこんな道を横にちょっと入った場所にあるんです!

だまされたと思ってついてきて!って言いたいし、もしかしたら、ディズニー映画のアラジンばりに純んだ瞳と優しいイケボで『僕を信じて』って言うしかなくなるかもしれない。
この先にあるパン屋の風景を見せて『あ、ほ~るにゅぅ~わ~♪(A Whole New World)』と主題歌を歌いたい気分です。

実際は魔法のじゅうたんではなくフツーのママチャリですが。

さて。その見知らぬ世界がこちら!
写真右に看板やらノボリが見えるの、解りますかね?

正直、色々なアピールをしてくれてるから『お店らしきものがあるぞ!』って解るのであって、看板だけだったら『なんかおしゃれな雰囲気のあるお家』ですよ。正面入り口見れば解るんですけど、完全に個人宅なんですよ。

そうです。この場所こそが本日の冒険の目的地…。

『おうちパン工房 ひーPAN』さんであります!

じゃじゃーん。入り口なんて看板無かったら完全に個人宅の玄関…。

上石神井駅から徒歩だと8分くらいでしょうか。道さえ分かれば駅から歩いて行ける距離だと思いますし、実際、歩いてみるとそんなに難しい道じゃないんですが、いかんせん道順の説明が難しいです。
食べ物屋は愚か、お店すらありそうな気配なんて一切ない。ガッチガチの住宅街のど真ん中。なんでこんな所にパン屋が?って感じの場所。目印になる建物は皆無です。

完全に個人宅…でも玄関を開くと…。

『玄関明けたら2分でご飯』は、はるか昔に流行った某ご飯のキャッチフレーズですが、ここは『玄関明けたら0秒でパン』。

自宅改造のお店ですので、売り場も焼き場も小さめサイズ。でもその中身は充実!正真正銘のパン屋さんです。

訪問したのは13時台。
冷蔵ケースは空っぽ、あるのはおやつの焼き菓子とコッペパンサンドのみ。
それでも昼間の時間からちょっとズレてこれだけ種類があるのは嬉しいトコロ。

タイミングよく食パンを予約する電話がかかって『10分後に焼きあがる』と言う話を耳にしたので、私もちゃっかり予約させてもらっちゃう。ラッキー! とはいえ、小さなお店で待つわけにも行かないので、買い物やら諸々の用事を済ませてから食パンをいただきに再訪することにしました。

マシュマロ食感?夢心地な高級食パン!

と言うわけで、早速、食パンからご紹介です!

ひーPANさんの食パンはほの甘く、マシュマロみたいに柔らかい。
1斤320円と言うお値段なのに、最近、流行りの行列に並んで買うような高級食パンに匹敵する…いや、コスパとか考えたら、高級を超える食パンなんじゃないでしょうか。庶民が買えるお値段なのに、お味はあきらかにハイソな高級食パンを超えていく!

このお店で食パンに出会えたのなら、たとえ、家に食パンのストックがあったとしてもマストバイ!と、太鼓判を押させて頂きます。

パンのミミの部分(一番下)をよーーーく見てほしいんですが、上のパンの重さで凹んでるんですよ。画像だと伝わりにくいけど、それくらいとっても柔らかいパンなのです!

1日目はふわふわ、日がたつにつれ少し硬くなりますが、それでやっと普通のパンと同じ食感になる気がします。焼けばサクフワになるので、凄いですよ。ここの食パンは。

天羽は厚めが好きなので、いつも4枚切りでお願いしています。
そのまま食べても美味しいし、ふわふわ生地なので、焼くとミミがサクッ。中はモチッ。だけどフワッ。贅沢すぎる天使の食感が楽しめちゃう。

しかし、なんでこんな美味しいのか…と、お話を伺ったところ…。
材料は至ってシンプルなんですよ。でも材料には拘りがあるんです。とのこと。
パン職人として経験を積んだ敏腕ももちろんですが、ここで使われている材料は、長年、パンの道を歩んできたマスターやママさん達の目利きを潜り抜けた精鋭たちなんでしょう。

それを頂けるのだから心から感謝しなくてはなりません。
だって、この食パンは何十年という経験の成果物。そう考えるととっても贅沢な物を頂いている気分になります♥

さてところで。実は、ここの本領はサンドウィッチだと天羽は思います。
でもね。なんと続きは次週に持ち越し(笑)。興奮しすぎて文章多すぎになってしまったのです。だから、今週はとりあえず、ありえないBLTの写真だけチラ見せ。

具が多すぎてヤバイレベル。

『おうちパン工房 ひーPAN』さんのレポ、来週をこうご期待です!

え。待ちきれないって人は自分の目で確かめてきてね。

おうちパン工房 ひーPAN
東京都練馬区上石神井南町11-10
営業時間:9:30~18:00
定休日:日曜日・祝日
ブログ:https://profile.ameba.jp/ameba/ouchipankobohipan
Facebook:https://www.facebook.com/おうちパン工房ひーpan-116305249746381/
Twitter:https://twitter.com/ouchipankobohip
Instagram:https://www.instagram.com/ouchipankoubohipan/

※記事に掲載された情報(値段や営業日等)は、2021/5月初旬のものになります。

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