
~仰天!図書館で食べる100点満点のプリンとは!?~
[ 天羽水音がチャリで行く!『デリシャスと占いの花道』 ]
中央線の武蔵境
明治22年、後に中央線となる甲武鉄道の駅のひとつとして境駅が開業し、その後大正8年に駅名の重複を解消するため境駅から武蔵境駅に改称し、現在の武蔵境駅になったという、中央線の中でもかなりの歴史がある駅です。
同年に開業した駅は新宿、中野、国分寺、立川、八王子と、そうそうたるメンバーで、それこそ中央線の始祖駅のひとつとも呼べるような場所ながら、駅前や周辺の整備は様々な理由で他の中央線の駅より遅れてしまいます。
ですが、2000年を過ぎてからやっと高架化が始まり、そこからあれよあれよという間に今の華やかな武蔵境駅へと変化していきました。
どうも。天羽水音(あもうみずね)です。
武蔵境って昔はちょっとパッとしない駅だなぁという印象でしたが、今は全くそんな印象はありません。
駅の高架化が進んで整備が進むにつれ周辺もどんどん開けていき、チェーン店や個人店問わず行くたびに新しいお店が開店し、高架下には高級スーパーもしっかり入って、駅周辺の充実っぷりは他の中央線沿線の駅にまったく劣らない、なんなら上位に入りそうな勢いの賑わいを見せています。
そんなわけで2021年最後のチャリで行く!は、華やかに進化した武蔵境よりお送りしたいと思います!
駅前にある謎の建物へ

武蔵境駅前にそびえ立つこの素敵な建物は、武蔵野プレイスと言いまして、図書館、生涯学習支援、市民活動支援、青少年活動支援の4つの機能を備えた複合機能施設です。武蔵境に住んでいるお友達曰く、武蔵境の新名所と言っても過言ではない場所なんだそう。
そんな武蔵野プレイス内にあるカフェ、フェルマータが今回の舞台です。
え? カフェや軽食が取れるような休憩所がある公共の施設は珍しいモノでもない?
いいえいいえ、このカフェ・フェルマータは、どこにでもあるような公民館の休憩所的なカフェとはちょっと印象が違います。
オープンカフェだと…!?

武蔵野プレイス内にあるカフェ・フェルマータさん。
どうですかこれ…。
レイアウトも1Fのど真ん中! 文字通りのオープンなカフェはテーブルや椅子、カウンターまで落ち着いたウッド調。めちゃくちゃおしゃれじゃないですか?
壁のない解放的な空間の奥に見えるのは図書館部分の雑誌のコーナーで、これだけ見ると神保町とかにありそうな、本屋に併設されたお洒落なカフェにも見えますよね。でもここは図書館スペースの真横なので、ブックカフェではなく、ライブラリーカフェとでも言えばいいんでしょうか。
実はフェルマータさん、ただお洒落というだけではなく、ちゃんとメニューにもチカラを入れていて、利用者からの評価も大変高いのです。
さて、私が今回ご紹介したいのは、このカフェ・フェルマータさんの…。
プリンです!

どうですかこのビジュアル! 100点満点じゃないですか?
せっかくなので、カフェラテとセット(870円くらい)にしてみました。
お値段もお手頃なんですが、ビックリするのがプリンのサイズです。
写真ではなかなか伝わりづらいのですが、プッチンプリンのビックサイズくらいはあるのでは…いいえもっと大きい? とにかくデカイ。デカイ上に密度もあるので、少食の人はこのプリン1個で1食分カウントになりそう。
こっそり周りを見るとお子様とシェアをしているお母様の姿も見られましたし、私も食べてみて「ひとりで食べられるけど、誰かとシェアしても充分満足できるサイズだなぁ~」と感じました。
少食でもなんでもない私は、独り占めの幸せをさせていただきましたが(笑)

100点満点のプリンのアップ。カラメルのツヤも堪りませんね…!
味としては昔ながらのたまご感がしっかりな手作り堅めのプリンで、どっしりとした密度がありながら口溶けはなめらか。
きび砂糖を使っていてボディがほのかに薄茶色なのもポイントのひとつで、やさしく甘すぎない味はきび砂糖の成せる技なんだろうなぁと思います。
カラメル部分はしっかりとした甘苦さがあって、鼻を抜ける香ばしさがまたたまらず、ここが図書館のカフェでなければスタンディングオベーションで賞賛をしたレベルの出来。
いえ、図書館ではお静かに…です。

天羽的にはカラメルソースが強めなのが大変好み。
添えられたやや堅めの生クリームとともにいただくと、幸せな気分になれます。気分は天国。プリンは天界の食べ物なのかもしれない。
そもそもこの添え物の生クリームもめちゃくちゃおいしいんですよ…。
乳脂肪分が高め&堅めな生クリームは自然なミルキーさがあって、それだけでも充分おいしいのに、それがカラメルとプリンと一緒になってしまったら、おいしいが足し算ではなく掛け算になって倍々のおいしさになって口の中で大暴れするのです!
もちろんプリンだけではなく、ほかのスイーツやお食事もおいしそう(武蔵境住人の友曰く、おいしいらしい)で、次はランチタイムや期間限定のスイーツなど、ほかのメニューにもトライしたいなと思いました。
ちなみに、フェルマータさんで使っているコーヒーは国際フェアトレード認証を受けたブラジル産とコロンビア産のアラビカ種を使用したブレンドだそう。
天羽はコーヒーに明るくないのですが、アラビカ種はおいしいという認識だけあって、カフェラテを注文したんですよね。
フェルマータさんのカフェラテは牛乳多めで飲みやすく、カラメルが強めなビッグなプリンとも相性がバツグンでした。
おいしそうでカフェラテを注文したのですが、結果紅茶を頼まないで良かったなぁと思うくらい。またプリンを頼むときもこの組み合わせで注文してしまいそうです(笑)。
武蔵境は掘れば掘るほどいろいろ出てくる興味深い街
武蔵境駅周辺は上品なプリンやロールケーキが評判の行列店NORIZ COFFEEや、地域住民が愛してやまないパティスリーのオルソン、ニューフェイスの台湾式パンケーキのcafeRobなど、あそこも行きたい、ここも行きたい…と思っている間にアレ! また素敵なお店ができてる!なんてこともしょっちゅうで、探検し甲斐がある街なのは間違いないです。
駅前のイトーヨーカドーも大きくて便利ですし、中央線沿線にお引越しを考えてる人にもオススメしたい街ですね。

それではみなさま、よいお年をお迎えくださいませ!
今回紹介したお店
Café fermata
住所:東京都武蔵野市境南町境南町2-3-18 武蔵野プレイス 1F
営業時間:10:00 〜 20:00(フードLO 19:15 ドリンクLO 19:30)
定休日:水曜日
電話:080-3447-3825
HP:http://www.cafefermata.net/
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魔女で占い師らしいことも本当にたまに呟きます。たぶん。

ゆる~く生きる魔女。好きな物はお茶とお茶菓子と美味しい物全般。べにふうき釜炒り茶は珍しい&飲みやすいのでみんなで飲んで免疫UPしましょう♪
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