
~生ブラックサンダーってなんだ?!~
[ 天羽水音がチャリで行く!『デリシャスと占いの花道』 ]
有楽製菓が誇る黒いイナズマ、ブラックサンダー
ココアクッキー&プレーンビスケットを厚めのチョコでコーティングし、ザクザクの食感とボリュームが人気のブラックサンダー。
駄菓子屋だけでなく、コンビニやスーパー、駅の売店など取り扱い店舗も多く、お値段的にも買う人を選ばないお手頃さは、小腹を満たすため、お子様の駄々を静かにさせるため、ちょっとしたお礼になど、さまざまな意味で丁度いいお菓子として多くの人達が手にした事があるコトでしょう。
賛否両論あるとは思いますが、平成~令和に掛けての駄菓子界では、トップに入る知名度と人気を誇ると言っても過言ではないんじゃないかなぁと思います。
どうもこんにちは。天羽水音(あもうみずね)です。
2月といえばバレンタインデーですよね。
バレンタイン。会社員だった頃は有楽製菓さんのチョコレートショップでお配り用のチョコレートを買ってたなぁ…と、思い出したので、久しぶりに購入しにいくことにしました。
今回は自転車…はチョット置いといて、電車+徒歩での訪問です。


有楽製菓の工場直売所のYURAKUCHOCOLATE SHOP
住所としては小平市ですが、最寄り駅は西武線の東大和市駅。
駅から徒歩5~7分くらいで行けるので、車がない人でも気軽に行けるのが有楽の東京工場直営店のイイ所。
営業時間は9:00~17:00ですが、土日も営業しているので、カレンダー通りの休日の人も安心して訪れることができるのではないでしょうか。
ブラックサンダーの有楽製菓の工場と直売所は愛知県豊橋市と東京都小平市の2店舗。都内に、しかも徒歩で行きやすい立地に、あの有楽製菓の工場直売所があるなんて、奇跡としか言いようがありません。
私もその存在を知ったときは「ええッ! マジで?!」ってなりました。マジで。
ショップでは通信販売では完売しがちな商品や、スーパーやコンビニなどの小売りで品薄だったり、ご当地モノ、限定モノのブラックサンダーなんかも(箱単位ではありますが)買えたりします。
もちろん、いつも全ての商品がそろっているわけではありませんが、それでもここに来ればいろんなブラックサンダーと出会うことができると考えると、スーパーやコンビニに走り回って探したり、通信販売でクリック合戦にヤキモキするようなことなく、聖地巡礼もできつつ限定モノも買えてしまう直売店はありがたい存在だと思います。
でも実は、YURAKU CHOCOLATE SHOPのメインはブラックサンダーではなく、デラックスシリーズという、高級チョコレートをメインに扱うショップなのです。


有楽製菓のデラックスシリーズとはなんぞや?
有楽製菓さんの高級チョコシリーズを総じてデラックスシリーズと呼んでいます。
このチョコレート、ハイレベル&ハイクォリティ、でもお値段はお手頃というトンデモな商品なのです!
デラックスシリーズのチョコレートはビックな板タイプや割りチョコ、ひとくちタイプなどがありますが、今回は天羽おすすめ、バレンタインの鉄板中の鉄板として配りまくっていた、薄板タイプのチョコをご紹介。

今回はビター、イチゴ、抹茶を購入。
螺旋を思わせるスタイリッシュなデザインは割って食べるときにきれいに割れるので、個人的にイイなと思うポイントのひとつです。
ビターはしとやかに感じるカカオのフルーティーさと苦味のバランスが良く、老若男女問わず、みんなが食べられるおいしいビターチョコ。
甘さと苦味の絶妙なさじ加減は、大人の味を試したい・知りたいというお子様にもお勧めできる食べやすさは高級感はあれど気取らない味で1枚、2枚、と手が伸びてしまいます。
抹茶はやさしい苦味と抹茶の香りを大事にしているようなまろやかさ。
口の中でゆっくり溶かしながら味わうと、濃厚な抹茶ラテをチョコレートに落とし込んだようなミルキーさを感じるはず。
食べ終えた後にもしっかり抹茶の余韻が漂い、ホンワカ幸せな気分にしてくれます。
イチゴは酸味と風味の強い高級苺「センガセンガーナ種」のドライパウダーがこれでもか!と入っていて濃厚なイチゴの風味と甘酸っぱさを感じることができます。
個人的に、ちゃんとしたイチゴチョコにありがちなドライパウダーのプチプチ感(多分種の部分)がとっても好きなので、そういう面でも昔からのお気に入りです。
薄板タイプのデラックスチョコレートは今回紹介した3種以外にミルクやホワイトチョコもあり、マイルド系が好きな人はそちらをどうぞ!
こってりした北海道ミルクを使ったチョコはリッチな気分に浸れること間違いなしです。
チョコは個包装になっているので、普段のコッソリおやつとして持ち歩きにも便利ですし、画像の通り、入っている箱も結構立派なモノなのでちょっとしたお配り用のお菓子としても大変優秀です。
1箱に30枚ほど入っていますので、量的にもあまり心配ないのも良いところ!

デラックスシリーズのクッキーもあったので購入。
実はクッキーをいただくのは今回がはじめてだったのですが、ちょっと調べてみたトコロ、通信販売でも完売が多く、口コミの評価も大変高い人気のお品物だったようです。
見た目よりも甘さは控えめで、包装を開けた途端芳醇なチョコの香りが溢れ、有楽製菓さんの匠の技みたいなモノを感じます。
クッキーの生地はしっかりとした密度がありつつ繊細さもあり、噛み初めは堅めのクッキーなのかな?という印象がありましたが、これがとんでもないバケモノ。
噛めば噛むほどガリガリとした食感はザクザクへ変化し、最終的にはシャリシャリ食感に。
その噛み心地の良さにいつまでも噛んでると、チョコチップが口の温度で溶けカカオの風味が口の中に拡がって…というトンデモないシロモノでした。
食べた後しばらく確かなチョコの余韻があって「これは確かにデラックスだわ…」と、口を半開きにして放心。
このクッキーを食べた人の評価が軒並み高いのも納得してしまいますし、天羽もリピ決定です。


ちょっとまって!「生」ブラックサンダーって何?!
直売所の中で異彩を放っていた、箔押し加工がされた重厚な黒めの箱。
これが「高級」でなければ何を高級と言うのか、というくらいの見た目。
そう!これこそ、数量限定、至高の生ブラックサンダー ザ・リッチキューブ。
お値段もビックリの1944円! 下手したらノーマルブラックサンダーが3箱くらい買えちゃいます。
でも、バレンタインシーズンの限定モノと聞いたら買わざるを得ません。
自チョコ、自分へのご褒美、セルフ福利厚生です。

生ブラックサンダー、実食!
構造として、チョコの層とブラックサンダーの特徴であるクッキー地の層がありますが、このクッキー部分もきめ細やかで、サクサク・シャリシャリと言う、ほどけるような噛み心地はなんとも贅沢なモノを食べてる気分にさせてくれます。
チョコ層は生チョコほどやわらかくなく、チョコほど固くはないといった感じでしたが、とっても寒い日だったので、もう少し暖かいときの常温だったらやわらか食感になったかもしれないです。
ミルクはバターを思わせる濃厚なミルキーさで、リッチキューブと言う名を掲げるだけあって、一粒あたりの満足感がトンデモない!

ビターはカカオ感が強く甘さ控えめ。
天羽の好みとしては元々ハイカカオ(いつも食べてるチョコはだいたい70%以上)なので、カカオ感が強いビターが最高に好み。
エクアドル産の希少種カカオやフランス製ミルクを使ったりと、こだわりぬいた量より質な生ブラックサンダーは有楽製菓さんの今までの実績や経験を注ぎ込んだような高級チョコレートでした。
でも、ふと思いましたが、2000円近いブラックサンダーは果たして本命チョコなのか、義理チョコなのか…。
皆さんは、どう思いますか?(笑)
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有楽製菓さんは昭和34年からチョコレート製品を手がけている会社。
その歴史と技術の進化が詰まった本気は伊達ではありません。
これだけのクオリティのチョコレートやクッキーを作れるんですから、ブラックサンダーのおいしさにも納得ですし、今後のシーズナル商品にも期待ですね!
デラックスチョコレートの薄板タイプは季節限定品(私が知る限りでは10月~3月くらいまでの販売だった記憶があります)ですが、夏季になればソフトクリームが出てくるらしいという情報もあるので、次はソフトクリーム狙いで訪問したいと思います。
通信販売でお取り寄せも可能なので、試してみたいという方はぜひHPなどをチェックしてみてくださいね。
味だけではなく、話のタネにもなってしまう優秀な手土産のひとつとして、皆さまの「お持たせリスト」に加えていただければなと思います。
それでは!

今回紹介したお店
有楽製菓 東京工場 直売所 YURAKU CHOCOLATE SHOP
営業時間:9:00~17:00
定休日:年末年始、お盆期間
※営業カレンダー有。事前に確認を。
住所:〒187-0032 東京都小平市小川町1-94
電話:042‐341ー1813(直営店直通)
HP:https://www.yurakuseika.co.jp/
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魔女で占い師らしいことも本当にたまに呟きます。たぶん。

ゆる~く生きる魔女。好きな物はお茶とお茶菓子と美味しい物全般。べにふうき釜炒り茶は珍しい&飲みやすいのでみんなで飲んで免疫UPしましょう♪
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