~感動!美味しすぎるドライフルーツ!~

[ 天羽水音がチャリで行く!『デリシャスと占いの花道』 ]

出会いは偶然に

普段はそんなに寄らないナチュラルフーズを取り扱うお店の前を自転車で通りがかったとき「農家が干したリンゴ!」と大きく書かれたダンボールの紹介札が目に留まりました。
いつもならスルーしてしまうトコロですが、リンゴ好きな私としては「む…おいしいモノのヨカン…」と、おいしいものアンテナにビビビと来たので、自転車をぱっと停めてお店へ。
自転車はこれができるからいいですね。

さて、カンに従ってみて大正解。
乾燥リンゴと言えば、砂糖がまぶしてあるようなセミドライタイプのものや、薄目に切られたいわゆるリンゴチップみたいなものを想像するかもしれません。
ですがこの乾燥リンゴ、世間一般でいう「くし切り」にされたリンゴをじっくりていねいに乾燥して仕上げたモノなので、ひとつひとつのサイズが大きく食べ応えもバツグン!

「良さそうなので、ちょっと試してみるかねぇ」なんて気軽な気持ちで手にした干しリンゴでしたが、そのレベルの高さに今までの干しリンゴの概念がひっくり返りました。
ただの干しただけのリンゴのはずなのにおいしすぎるんですよ!!!
というより、こういうドライフルーツを求めていたんだ! 理想のドライフルーツはこれなのでは…という気分です。

すっかりハマッた私は、他の品種も試さねば!と次の日にも自転車を走らせ買いに行きました。
そして、こんな良い物をデンで紹介しないわけにはいかない! みんなにも知って欲しい!と思い、この記事を書いているわけなのです!!!

すみません。興奮しすぎてごあいさつが遅れましたネ。天羽水音(あもうみずね)です。
今回は「農家が干したリンゴ」のレポートをお届け致します。
これ、1袋を大事に食べても1~3日でなくなります…ヤバいです。箱買い検討中です。

シンプルすぎる名前

農家が干したりんご。シンプルすぎる名前。シンプルすぎる包装。説明不要の手作り感は人の手でひとつひとつ加工や梱包がされているんだろうなぁというぬくもりを感じます。
日本が誇るリンゴ王国青森のリンゴ農家のリンゴ農家によるリンゴのための干しリンゴ。

さてこちらの干しリンゴ。
小さな傷、小さなシミ、そんなささいなことで市場に出すことはできないけれど味は最高級レベルのリンゴたちを救うために生まれた商品なんだそうです。

楽天やAmazonなどでも購入は可能なようですが、取り扱いのお店によって(手数料やお店の取り分的なモノが乗っかるので)お値段はマチマチ。

参考までに、公式では「農家が干した 乾燥リンゴ くし形70g」はどの品種も1袋550円ですが、私が手に入れた自然派食品のお店では650円くらいでした。
送料がかかることを考えると断然安いですね。

公式サイトを見ると、ふじ、王林、紅玉、むつ、つがる、トキ、ジョナゴールド、黄王、千雪、星の金貨、シナノスイート、シナノゴールド、シナノレッド、輝き、恋空、スターキングと言った種類があるそう。
干しリンゴでここまでラインナップが豊富なのもめずらしいですよね!
今まで出会ったことのない品種までズラリと並んでいて、選ぶのも楽しかったです。

農家が干したリンゴはこんな感じ!

左:千雪 真ん中:トキ 右:紅玉

皮が剥いてあるという仕様上見た目はなんだか質素ですが、しっかり乾燥してるドライりんごでくし形に切られたモノはなかなか見ないので新鮮!
先端に少しだけ残っている皮の部分を見ると、紅玉は暗めのハッキリとした赤、トキは黄緑系、千雪の皮は茶色…と、乾燥していてもそれぞれしっかり特徴を残しています。
あと、画像ではあんまり差異がないように見えますが、果肉部分も微妙に色や繊維の感じが違うんです。

正直、生でも乾燥でもリンゴを見比べることなんてナカナカないので、おもしろいなぁと思ってみてしまいました(笑)。

食べ比べ開始!

千雪

千雪は果肉が褐変(果物や野菜を切った後、断面が酸化反応を起こして茶色くなってしまう現象のこと)しないことで注目されている品種で、皮の点々が大きく、雪が降っているように多く見えることから名が付けられたそう。

初めて食べる品種でしたが、まろやかな甘さとリンゴ香の感じは優しく、おやつに単独で食べる干しリンゴとして優秀な印象をうけ、生の果実も食べてみたい気持ちになりました。
他の品種と違って、食塩不使用(変色しないので)なのはポイントが高いかもしれません。

トキ

王林とふじの交配で誕生し、2004年に品種登録されたトキ。
もっと昔からある品種のような気がするのはその存在感の強さからかもしれません。
今回食べ比べた3種の中では甘みも濃厚さもナンバーワンで、さすが青森を代表するリンゴのセンター組に君臨する品種です。

乾燥によって凝縮された味のインパクトが強く、噛めば噛むほど染み出る濃厚な味はヨーグルトやグラノーラの具として混ぜても、水分に負けない風味を楽しませてくれるのではないでしょうか。

紅玉

他の2種と違い、ちょっと小ぶりなサイズにハッキリとした赤い皮が特徴の紅玉。
言わずと知れた真っ赤なりんご、強めの酸味が特徴で、ジャム、アップルパイ、タルトなどに利用され、調理用のリンゴとして絶対王者という印象があります。

他の2種と違い、ひと口噛みしめると酸味が甘味より先に舌に到着し、これぞ紅玉!という強さを感じさせてくれます。
私の好み的に、今回食べ比べた中で一番好きかもしれないです。
多分、この記事が書き上がった後にもう1、2袋買いに走ると思います(笑)。

公式が食感はキャラメルのようと例えていますが、たしかに歯応えは弾力のあるもっちりとしたギュムギュム食感はキャラメルに近いような不思議な食感。

しっかりと乾燥したリンゴは旨味と甘味が凝縮し、変色を防ぐために使用されているであろう塩がその甘さを引き立たせ、噛めば噛むほどリンゴの香りと味が口の中にひろがり、幸せな気分になります。
どのりんごも甲乙つけがたいおいしさです! これだけ種類が多いと、酸味が好きか、甘味が好きか、どんなシチュエーションで食べるかなど、幅広い人の好みや要求にマッチしそう。

いずれの乾燥リンゴも賞味期限は1年ほどなので、オフシーズンでも楽しめますし、携帯おやつとしても優秀で、しっかり乾燥されているので手もほとんどベトつかず、サクッと食べることができるのは本当にうれしいです。

何より、砂糖や保存料など一切不使用(千雪に至っては変色の心配がないので、塩すら入ってない)なモノなので、色んな人が安心して食べれるのもいいですね。

アレンジは無限大

そのままでもモチロンおいしいのですが、適当な大きさににちぎってヨーグルトに入れてひと晩すればジューシーで自然な甘さのリンゴヨーグルトができますし、紅茶などに漬けて香りを楽しむ事もできます。
また、カレーのチャツネ代わりに、小さく切ってキャロットラペやお漬物のアクセントに利用するのも良いでしょう。
もっとオトナなアレンジをしたい人はワインなどのアルコールに漬けて…と、ただのおやつに留まらず幅広く楽しめそうなのもいいですね!

通販のサイトを見ると粉タイプのモノもあり、そちらはドレッシング調味料、離乳食、お菓子の風味付けにもオススメなんだとか。

天羽作、農家が干したリンゴ(紅玉)を使って作ったニンジンのラペサンド。

リンゴを乾燥させると栄養価が各段に上がるそうですし、美容や健康の話題なので良く出る、リンゴポリフェノールの半分以上を占める成分が「プロシアニジン」で、果肉にも多く含まれているので、皮つきでなくても充分に摂取できるとか。
食物繊維やペクチンなども含まれるので整腸作用も期待できますし、こういったヘルシー指向な乾燥リンゴをおやつや間食に挟むのは身体にとってもいいと思います。

お世辞にも健康的とは言えない生活をしてる天羽にとって、こういうオーガニックでヘルシーっぽいおやつはうれしい存在。
ジャンクなものを食べすぎた日にはこういう健康的なモノをおやつにしてノーカン気分で過ごしたいです(笑)。

というわけで今回は魔女のおやつ、農家が干したリンゴのご紹介でした!
それでは!

今回紹介した農場

風丸農場

Twitter:https://twitter.com/kazemarunojo
ホームページ:http://www.kazemaru-nojo.com/
公式オンラインショップ:http://kazemaru-agri.shop-pro.jp/

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