
6月のラッキームーブ
[ 魔女のお気楽占い ]

洗濯日和?それとも…。
梅雨前のこの時期ですが、暑い日、日差しが強い日も増えてきましたね!
晴れた日は洗濯ものの渇きもよくて、調子に乗って1日に3回くらい洗濯機を回したらイケちゃった!なんて時もありました。
洗う洋服やシーツも速乾仕様が増えてきたりするので、その恩恵もありますが、干して次の洗濯を回してる間にほぼ乾いてる状態まで行くのは気持ちがいいですね。
梅雨入りしてしまうとこの気持よさは楽しめないので、今の内に堪能しておきたいと思います(笑)。
どうもこんにちは。天羽水音(あもうみずね)です。
最近、とうとうスパイスカレーに手を出してしまいました。
スパイスをチョイスしてじっくり炒める…なんてところからカレーを作っているなんて言うと、
とっても手間がかかっているように思えますが、実際手をつけてみると普段の料理とそうあんまり変わりがないかもという印象でした。
とはいえ、まだまだ練度も知識も足りないので、とりあえずそれっぽく仕上げる程度です。
初挑戦時は失敗したらどうしよう!なんて思っていましたが、いろいろなスパイスをためらいなく投入できるのは、今までチョイ足しで楽しんで慣らしていたおかげかなと感じました。
と、いうワケで今回のテーマは「カレーと言えば?」です。
いつも通り、天羽の独断と偏見で3種ほどチョイスしました。
今の気分やご自身の好み、あるいはピンと来たものをお選びください。
カレーの類は苦手、あるいは該当するものがないという方は、自分の好きな人や大事な人、推しが選びそうなもの、これなら食べられるかも?などなど…。
根拠や理由は何でもいいので、今、ご自身がコレ!と思ったモノを1つ選んでくださいませ。
ではいってみましょう!
シャバシャバもドロドロも。カレーライス

船上生まれ、日本育ち。ドライカレー

日本生まれの洋食! カレーパン

*
さて、どうでしょうか。選べましたか?
選んだら結果発表へと進んでくださいね!
シャバシャバもドロドロも。カレーライス
カレーライスが日本の歴史に登場するのは幕末で、アメリカへ渡航中の船の中で注文されたという記録があるのだそう。
ただ、この当時の記録では「出された米だけ食べた」など、カレーの味に対してはよくわからない異国の汁モノという印象で、好意的なものではなかったとのこと。
西洋どころか、異国の文化を受け入れきれていない昔の日本人には香辛料や知らない調味料がふんだんに使われたカレールーは、高級品ながらも口にはあまり合わないものだった…というのはこの話からも容易に想像ができますね。
ですが日本人が「洋食文化としてのカレー」を受け入れてからというもの、高級品だったカレーが栄養面でもワンプレートで優秀とされ、明治時代には軍隊の食事として採用。
さらに明治後期には国産のカレー粉が登場し大ヒット! 大正時代には大衆食堂の洋食メニューとしても出回り始め、昭和初期にはカレー粉を販売する企業も増加。
第二次世界大戦終戦後、日本初の固形ルーも登場し、今やレストランからご家庭まで、多くの方が愛する日本の国民食という地位を確立しました。
さて、甘いも辛いも、シャバシャバもドロドロも…な、カレーライスを選んだあなたに送る今月のメッセージです。
全力を出さず、温存しておきましょう。
全力を出したり、手の内を全て見せてしまうのは後に余裕をなくさせます。
今、チカラを出すとしても7~8割くらいに留めておき、自分自身に余裕を持たせましょう。
自分が余裕な様を見せていると余計な仕事や苦労を乗っけられてしまうという人は、その7~8割ぐらいが全力で、今の自分の限界です!という「演技」をしましょう。
他人に余裕がある所を見せないコトも今月の課題。
自分の体力(実力)を把握し、余裕とわかっていても「いやぁ、これは自分には大役ですね!他に手を付ける余裕がないかも…でも精一杯頑張らせてもらいます」と、大変そうに言ってのけて下さいね。
船上生まれ、日本育ち。ドライカレー
キーマ風とピラフ(炒飯)風、ドライカレーと言えばどちらを想像するでしょうか。
実は、カレー粉を使ったピラフ風のものは派生なんだそう。
洋食の文化が日本に広まりはじめ、カレー南蛮などの和風アレンジが生み出される中、ドライカレーは日本郵船の欧州航路船上で日本人シェフの手によって長旅で食欲不振に陥った乗客のために挽肉とみじん切り野菜を使い汁気がなくなるまで煮込んだカレーを提供したんだそう。
汁気が少ないカレーなのでドライカレーとネーミング的には単純ですが、揺れる船内で食べる食事としては汁気が少ない方が食べやすいという便利さ。
当時客船の料理に使う肉は塊肉で、仕込み時に削られるような固い部分をミンチにし具として活用したというのと、船上で出される料理の中でも「最も食べ残しが少ないメニューとして自慢になっていた」なんて逸話もあることから、無駄がない・出ないという意味でもドライカレーはあらゆる面で優秀なメニューだということを教えてくれますね。
また、カレーの添え物が福神漬けになったのもこの頃からで、付け合わせにしていたピクルスの強い酸味が舌に合わなかったことから、日本人になじみ深い漬け物(福神漬けやタクアン)に変えたと伝えられています。
現代ではポールスターという大手町にあるレストランで当時のドライカレーのレシピが受け継がれ、楽しむ事ができたそうですが、2021年に閉店してしまったとのこと。うーん残念です…。
どこかの店舗でその伝説の味が復活すればいいなぁと思いつつ、ドライカレーを選んだあなたに送る今月のメッセージです。
他人への配慮、心遣いは物理的なもので表現してみましょう。
わかりやすく言えば賄賂…と言うと聞こえが悪いですが、要は手土産です。
誰かと会う時、それがいつも顔を合わせている人でも、常日頃の感謝の気持ちをちょっとした物に変えてお渡ししてみましょう。
「いつも頑張ってるから」「この前おいしいクッキーを売ってるお店を見つけたから」「これ好きそうだと思って」などなど、その物を渡す理由は適当でも良いのです。
もちろん、心から感謝しているというのであればそう伝えてもいいでしょう。
感謝をカタチにして渡すと言う行為はその人のための物を選ぶところから。
値段を問わず、その体験は自分自身の心も豊かにし、素敵な時間を過ごすことができるはずです。
日本生まれの洋食! カレーパン
洋食パンのメニューとして産声を上げたカレーパンですが、その元祖は江東区にある「名花堂」(現在はカトレア)というお店が始まり。
こちらは具の入ったパンを揚げるという手法で、カレーパンとして売り出されたものではなかったのだそう。
実際に「カレーパン」という主旨の商品として売り出したのは、練馬にあるデンマークブロード(デンマークベーカリー)が初めてという説もあり、こちらはカレーサンドから始まり、カレーパンへと進化したんだそうです。
実はこのデンマークベーカリーのカレーパン、私も大好物でございまして、学生時代は道の途中にあった店舗で朝ごはんとしてよく購入していて、週に1~3個以上は食べていたかもしれない懐かしのパン。スパイシーさのあるカレーフィリングの中にゆで卵が入っているスタイルは、口の中が辛くなった頃にすっと入ってくるゆで卵がもう絶妙すぎて何度食べても飽きませんでした。
なんだか懐かしさに脱線をしてしまいましたが、練馬駅から徒歩圏内にある本店では、練馬大根の酵母を使った練馬らしい食パンなんかもあります(これがまた中はモッチリ、皮はハリっとしていてとても美味しい!)ので、練馬駅にお越しの際はぜひどうぞ。
さて、天羽の思い出の味のひとつでもある、カレーパンを選んだあなたに送る今月のメッセージです。
多くの表現を学びましょう。
日本語とはおもしろいもので、いろいろな表現があります。今月はその表現を駆使して乗り切りましょう。
悪い情報も表現を変えれば相手に伝わる時に良い言葉に聞こえます。
ここ最近の値上げが顕著なお菓子を例にあげてみましょう。
例えば商品リニューアルのついでに容量を減らしたり、パッケージの簡素化をしたとします。
そこで「軽量化リニューアル」「コンパクトになって新登場」「ハンドサイズで食べやすい」などの表現を使うことで、容量が減った・パッケージの簡素化のマイナス部分を事実を曲げずにプラスイメージで表現にすることができますよね。
他にも、せっかちな人を行動が早い人と言ったり、自己中心的な人を他人に流されない人と言ったり。
このように、ネガティブな表現をポジティブな表現にするよう考えること。
そして、弱点を強みに変えられるのは自分自身もそうであると頭に置いておきましょう。

スパイスの沼
スパイスカレーなんて敷居高過ぎで『私には無理』と思っていましたが、実際手を付けてみると料理すること自体は想像よりも敷居としては低く、お料理を普通にされている人なら神経を使わずにできそうという印象です。
無論、自分好みなスパイスの分量を模索したり、辛くしたい時や甘くしたい時は何を使うか、土台にする塩味は何でつけるのか…など、組み合わせは無限で沼要素は盛りだくさん。
だからこそ、その種類の多さに敷居の高さを感じるのでしょうね。
私は最初の香り出しからもうおいしそうに感じ、元気が出てきちゃいますが、香りも味もそれぞれ好みがあるように、アジアンなスパイス臭は無理…という方もいるかもしれません。
が、割と適量を守って使えばイケる!なんてこともあるので、ちょっとだけお試ししてみてもいいかもしれませんね。
まだまだ触り始めなので、これからもスパイスをちょっとずつ買いそろえつつ、魔女のハーブの使い方も再度チェックしながら、少し不思議なパワーや意味合いを持つカレーや、カレー以外のお料理にも活用&挑戦し、この素敵な沼を楽しみたいです。
南の方からじわじわと梅雨入りが発表されているようですが、ジメジメに負けず元気にお過ごしください。それでは!
◆
天羽水音の他愛のない話ばかりしか呟いてないTwitter。
魔女で占い師らしいことも本当にたまに呟きます。たぶん。

ゆる~く生きる魔女。好きな物はお茶とお茶菓子と美味しい物全般。べにふうき釜炒り茶は珍しい&飲みやすいのでみんなで飲んで免疫UPしましょう♪
天羽水音さんの紹介ページは→こちら
この記事へのコメントはありません。