7月のラッキームーブ

[ 魔女のお気楽占い ]

しとしと…。

梅雨。
お天気が不安定になりがちで、油断するとすぐ雨というこの時期。
雨が降ると涼しくなるので、暑さに弱い私としては嬉しい反面、やはり湿気やら中途半端に気温が上がった時のじっとり感には眉間にシワを寄せてしまいます。

どうもこんにちは。天羽水音(あもうみずね)です。

ここ最近ずっと新大久保方面を開拓していた都合ですっかりご無沙汰だった伊勢丹や京王百貨店、高島屋の地下…いわゆる百貨店のデパ地下スイーツ天国巡りに行ってまいりました。
期間限定や新しく出店したお店、そこでしか買えないお菓子などデパ地下というのは実に誘惑が多く、いろいろ迷った挙句、胃はひとつしかないんだと諦め結局水ようかんを購入しました。
しかも、普通の水ようかんではなく、本物の竹の筒に入った水ようかんです。見た目も涼しげでなんとも特別感がありますよね。

と、いうワケで今回のテーマは「和の涼菓」です。

いつも通り、天羽の独断と偏見で3種ほどチョイスしました。

今の気分やご自身の好み、あるいはピンと来たものをお選びください。
和菓子系は苦手、あるいは該当するものがないという方は、自分の好きな人や大事な人、推しが選びそうなもの、これなら食べられるかも? などなど…。
根拠や理由は何でもいいので、今、ご自身がコレ!と思ったモノを1つ選んでくださいませ。

ではいってみましょう!             

黒糖のあっさりした甘味! 水ようかん

きな粉と黒蜜でもっちり! くず餅

半透明で見た目も涼しく! 水まんじゅう




さて、どうでしょうか。選べましたか?
選んだら結果発表へと進んでくださいね!

黒糖のあっさりした甘味! 水ようかん

おそらく一般的に夏の涼菓というイメージがある(と、おもう)水ようかんですが、実は昔はおせち料理のひとつとして出されていたそう。
つまり、昔は「冬に食べる物」という認識で、その名残か今も福井県では水ようかんが「冬の風物詩」として食べられています。

でもどうして寒い冬に水ようかん? と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
通常のようかんより糖度が低い水ようかんは傷みやすいので、冷蔵庫がない時代は冬に水ようかんを作り家の寒い場所(納屋や屋外、廊下などなど…)で保存しつつ食べていた…ということらしいのです。
冷蔵技術が発達した今でこそ、夏のお菓子として登場するようになりましたが、温かいお茶と共に食べる冬の水ようかんは夏に味わうものとは違う贅沢さを感じさせてくれることでしょう。

ちなみに、冬の風物詩としての福井の水ようかんは水分が多く、弾けるような食感と滑らかな舌触りが特徴。
これまた絶品なので、百貨店などにある、地方の銘菓をセレクトしたコーナーなどで取り扱いを見た際には皆さまにも是非楽しんでいただきたいものです。

さて、あっさりとした甘さが心地よい水ようかんを選んだあなたに送る今月のメッセージです。

目立っていきましょう。

遠慮しがちな人も、そうでない人も、今月はちょっと目立つ行動をして行くよう心掛けてみましょう。
率先して人の上に立つ、前に出る、進んでいく。
自分がやらなければ誰がやる?という気持ちと勢いを大事に、勇気を出して踏み出してみて。

そのような場も機会もないという人は、何かしら発表の場に立ってみたり、行動する場へ応募するなどしてみましょう。
小さい所で言えばカラオケ大会や地域のボランティア活動に参加してみるなどでしょうか。
お仕事をされていないのであれば、短期のバイトでも充分(自分にとっては)前に出ることにつながります。

まずは今より少しでも目立つ場に自分を立たせてみましょう。

きな粉と黒蜜でもっちり! くず餅

くずもちと呼ばれる和菓子は2種ほどありますが、今回は関西でメジャーな本葛(ほんくず)を使った「葛餅」ではなく、関東でメジャーな小麦から作られるグルテンを発酵させて作り出す「くず餅」の方でお話をさせていただきます。

小麦で作りだしたグルテン(澱粉)をじっくり手間暇掛けて発酵させて作り上げるくず餅は、数ある和菓子の中では珍しい唯一の発酵食品。

澱粉を作るための発酵に掛かる時間は1年以上だそう。
その澱粉を蒸しあげたらくず餅の完成ですが、出来上がったくず餅は日持ちがしない(せいぜい2日)ということや、食品に至るまでに多くの手間暇、職人さんや管理者さんの労力など、長い長い道のりがあるとんでもなく贅沢な和菓子だなぁと思います。

そんな、もっちりとしているのに歯切れがいいくず餅を選んだあなたに送る今月のメッセージです。

献身の気持ちや優しさを武器に。

今月は他人に対しての献身や優しさが評価されそうな月ですが、ただ黙々と尽くすのではなく、人の目がちゃんとあるような所で行動したり、さりげなく献身の気持ちや優しい気持ちがあるというのをアピールするようにしてみましょう。

あなたが投下した思いやりの気持ちがひろまり、環境や雰囲気が良くなれば大成功ですが、そこまで行かずとも、あなたの優しさや献身する気持ちや態度・行動が誰かの助けになれば大なり小なりいい変化があるはずです。

半透明で見た目も涼しく! 水まんじゅう

水の都である大垣で生まれた水まんじゅう。
昔は、お猪口に流し入れて作られた水まんじゅうは井戸舟と呼ばれる水槽(イメージとしては升を大きくしたようなもの)に入れられて販売されていたそうです。

そもそも水の中で冷やすことを前提としているので、生地は葛粉やわらび粉などを混ぜて作られ、水の中に長時間入れても大丈夫なようにしているんだそうです。
水が豊富な大垣ならではの手法で、実用的な意味でも素晴らしいですが、見た目的にも半透明なのが涼しげで素敵ですね。

大垣では井戸舟で冷やしてから仕上げるスタイルで販売しているお店があり、注文をしたらお猪口から出した出来立てを食べることができるのだそうです。
それを聞いてしまうと、夏場の大垣に行ったら絶対に食べたいですよね!

そんな、水の都で生み出された水まんじゅうを選んだあなたに送る今月のメッセージです。

ストレスや不安の元凶を考えましょう。

いま思いつく不安や表面上の問題などではなくもっともっと深い部分に目を向けましょう。
例えば、その元凶が仕事仲間だとして、その人がどんな生き方をしてきたのかを深掘りしてみたり、相手がなぜそんな行動に出たかを考え、観察をしてみるなど、完璧でなくとも自分なりに。
自分の見えている部分から、そして誰かと接している時の会話の内容などから、問題の元栓を考えること。
自分なりに腑に落ちる答えを出すことができたら一歩前進です。

そうなると、どんな対応をすればいいのか、同じことをぶり返さないよう、失敗しないよう、被害を最小限に抑えられるよう判断することができるようになるはずです。

和菓子ってステキ

和菓子って小さい頃はあまり心惹かれるモノはなく、未だにあんこ系は苦手だったりします。
ですが、やっぱり緑茶と楽しむとなるとようかんやおはぎ、栗きんとんなどなどが欲しくなりますね。
苦いと甘いの組み合わせが手を取り合った時に醸し出されるハーモニーはまさに幸せなマリアージュ。和菓子は緑茶のために生み出され、その逆もまた然りと思わざるを得ません。

そういえば、行きつけの和菓子屋さんには、ずんだ餡のお菓子が並びはじめたのですが、これが本当に絶品。ずんだ餡のあっさりした甘さと豊かな豆の風味がたまらず、毎年お店で見掛けるたびに買ってしまいます。
これも、そもそものあんこが美味しいと理解できなければ楽しめなかった味なんだろうなと思うと、お茶の世界は私に多くの苦手を克服するきっかけをくれました。

昔の私から見ると、あんこ系のものを食べている今の私の姿は想像できないでしょうね。
人生何がきっかけで苦手が得意になるか解らないものだなぁと思います。

梅雨で不安定なお天気だなぁと思ったらあっという間に7月。
みなさまも気まぐれな空に負けず元気にお過ごしください。それでは!



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