
~静岡にはみっつの“みなみ”がある~
[ 魔女が行く!ハッピーグルメ ]
今日の舞台は静岡!
いつもは都内や近隣をうろちょろしている私ですが、今回は関東を飛び出して静岡へ行ってまいりました!
静岡と言えばお茶どころ。今回は3年に1度開催されるお茶のイベント目的での訪問です。
3年に1度しか来ないのですが、静岡に行くと毎回行ってしまうお店があるんです。
どうもこんにちは。天羽水音(あもうみずね)です。
みなさんは静岡グルメと言えばコレ!というモノはありますか?静岡おでんや炭火焼きレストランさわやかのハンバーグ、おみやげはうなぎパイやこっこ、安倍川もち…と、いった内容がパッと頭に浮かぶのではないでしょうか。
でも! 静岡近辺の人に「静岡駅ら辺でおいしいトコ知らん?」と聞くと、高確率でお勧めされるお店があるのです!!!!

その名は「みなみ」
みなみは静岡駅近辺に「清水港みなみ」「焼津港みなみ」「人形町みなみ」と、系列店合わせて3店舗ほどあります。
私が初めてこのお店と出会った時は「清水港みなみ」しか存在していなかったので、久々の訪問で系列店が増えていたと知ったときはうれしくてちょっと小躍りしてしまいました。
というのも実はみなみさん、静岡駅周辺ではちょっとした…いやとんでもなく人気店でございまして、ランチタイムには当然のように行列ができ、待ち時間は30~40分当たり前のお店なのです。
ですが、近隣に系列店が増えたことでその行列もだいぶ緩和されたとのこと。
ちなみに、ランチメニューはどの系列店に行っても、ほぼ同じメニュー内容・価格でいただけるのでありがたいかぎりです。
さてみなさん。この「みなみ」さんですが、何のお店だかわかりますか?

〇〇港と付くという事は、お魚系のお店でしょ!と、想像はつくかと思いますが、魚は魚でも、みなみさんはまぐろ専門店。
それもただのまぐろ専門店ではありません。
静岡で水揚げされた元気なまぐろを歴戦の目利きが厳選しお店へ卸すので、その時々の最高クオリティのまぐろをいただくことができる素晴らしいお店なのです!
静岡と聞くと、うなぎやしらすなどのイメージが先行してしまうのですが、良く考えたら、ツナ缶関連の有名どころはほぼ静岡に集中していて、静岡と言えばまぐろ!と言うのはあながち間違いじゃないのではと思います。
実際、ちょっと調べてみたら、まぐろの水揚げ量は静岡がダントツなんだそうです。
昔の私はそんなことも知らず、のんきに「静岡駅は海側だからお魚がおいしいんだな~」なんて思いながらいただいてましたが(笑)。
夜はお酒のツマミになるメニューもありますが、昼は完全に丼ものONLYです。
開店前から人が並び、土曜日やピークタイムともなると1時間以上の待ち時間も発生するほどの人気店でした。
今回訪問したのは焼津港みなみ。時間は平日、開店10分前。
以前に清水港みなみを訪問した時は40分以上待った思い出があったので、こちらでも行列を覚悟していましたが開店待機をしていたのは数人。
噂通り、店舗が増えたことで混雑は緩和されているようです。

それでは! 極上のまぐろ丼をいただきましょう!
鮮やかな花が開いたような華麗な盛り付け。
こちら、焼津港みなみの「極みの贅沢まぐろ丼」で、お値段は1950円(米大盛り+50円)ほど。
ランチにしてはなかなかのお値段で、普通ならば2000円もする丼を頼むなんてことはしませんが、なんせ3年ぶりに極上のまぐろ丼を求めての訪問なので、贅沢しちゃいました!
というより、実はこのお店「高い丼から品切れしていく」と言われている珍しいお店だったりするんですよ。すごくないですか?

極上のまぐろの山!
極みの贅沢まぐろ丼の内容は、本まぐろの中トロ、赤身。
そして南まぐろの大トロ、中トロ、赤身、漬け炎り、すき身。
まぐろの王様「本まぐろ」と女王「南まぐろ」を両方たのしみたい!というワガママに手が届く贅沢丼となっています。
上の写真を見ての通り、これでもかと敷き詰められたまぐろが山積みです!
赤身はねっとりと、麗しいサシが入った大トロと中トロは噛まずとも「もう歯は要らないのでは?!」と思うくらいに口の中に入れる先からとろけてなくなっていきます。
ひと口、またひと口と食べ進めるごとに幸せな味しかせず、脳からは幸せホルモンのドーパミンがドバドバ。
まぐろの量も大変多く、米を大盛りにしたはずなのに最後の方は「米が足りない!」となっておりました。

なんとも見た目を裏切らない、文句無しのまぐろ丼はまぐろを食べれる人であれば間違いなく膝を叩いて絶賛するはず!
静岡の友達が口々にこのお店をお勧めしてくれる理由と行列の理由。もうわかりますよね。
大トロはモチロン、中トロも「これでホントに中トロ?!」と思うほどの脂がノリノリ(実際、大トロと中トロの定義ってあいまいらしい…)で、上質な脂を存分に堪能できました。
脂身なのでカロリーは高いですが、まぐろの脂はDHAやEPAなどが多く含まれているので、食べすぎでなければ悪い物ではないはず。
え? 多すぎる? で、でもこれくらいなら食べすぎにはならないです!…きっと(笑)。


卓上調味料はさしみ醤油とあまくち醤油の2種。私は前半をさしみ醤油で、後半にあまくちをちょっとミックスして食べました。
みなみさんのワサビは生わさびとまでは行きませんが、ちょっと良いタイプのモノなので、その点も評価が高いポイントです。
お味噌汁はあおさのりと小ネギが入ってるタイプ。
小細工なしのシンプルなお味噌汁は箸休めにぴったり。ホッとしますよ♪


清水港みなみ、人形町みなみのご紹介
みなみ系列で一番歴史が長いのが清水港みなみです。
静岡駅から最も近い雑居ビル的な所の2階にあるのですが、そこに至るらせん階段には極上のまぐろ丼を求める人たちが行列を作っておりました。
以前訪問したときより人の並びはマシになったものの、これくらいの人となると20~30分くらいは待ち時間がありそうだなぁという印象でした。
静岡駅からはいちばん近い場所にあることと、本店(1号店?)という立ち位置が聖地感を醸し出し、人を惹き付けるのかもしれませんが、何よりランチ営業のみという希少性と、本マグロONLYの丼があるのは3店舗の中でも清水港みなみだけなので、そのせいかもしれませんね。
おしゃんなビルにある一番新しいお店は人形町みなみ。
文字通り、静岡駅からはちょっと遠い人形町という場所にあるお店です。
場所的には繁華街ではあるものの、駅からちょっと離れているせいか平日のピークタイムになっても行列には至っておらず、スッと入ることができました。
並ぶのが絶対に嫌だという人は人形町のお店へ行ってもいいかもしれません。


2日連続で極上まぐろ丼なんて…
人形町みなみ。外観だけ撮影しようかなと思ったのですが、人が並んでいなかったので思わず吸い込まれてしまいました(笑)。
2日連続でこんな贅沢しちゃって…と、罪悪感を感じつつ、でも3年に1度しか来られないし(来ないし)と自分を納得させ、天然の南まぐろ丼をいただきました(笑)。
内容は天然モノの南まぐろの大トロ、中トロ、赤身漬け炎り、すき身という感じです。
ちなみに、今回の記事では高い物ばっかり注文しちゃいましたが、本日のまぐろ丼、すき身丼などは1100円、鉄火丼(漬けや漬け炎りに変更可能)は1280円とリーズナブルなものもちゃんとあるのでご安心ください。
ああ…全部制覇したい…。

静岡グルメを堪能するには胃袋が足りない!!
銀座や横浜を中心に全国展開しているフルーツタルトの名店「キルフェボン」は静岡が発祥ですし、お蕎麦好きとしては評価の高い「磯おろし戸隠そば」も気になるトコロ。
静岡駅から徒歩圏内、新静岡セノパにもある静岡県民のソウルフードである「げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか」も外せません。
他にもまぐろやまぐろ丼をメインに扱うお店だけでなく、直送系の海産物がメインのお店も数多く、もう調べれば調べる程気になる所がありすぎて思考回路がバグりそうに…。
さらに今回、朝ごはんを探して散歩がてら街中を歩いた時、「無添加パンの店 ボンヌール」というむっちりやわらか系のめちゃくちゃおいしいパン屋さんまで見つけてしまって、ますます「もうだめだ…本当に胃袋が足りないじゃないか…まったくどうなってるんだ…」と、思わず天を仰いでしまいました。
(ボンヌール、タマゴサンドがふわふわのもっちもちでめちゃくちゃおいしかったです…)
静岡に1カ月くらいグルメ発掘滞在したいと頭を抱えつつ、今回はこの辺で終わろうかと思います。それでは次回の 魔女が行く!ハッピーグルメ でお会いしましょう!

今回紹介したお店
*まぐろ専門店 みなみ
HP:https://maguro-minami.com/
Twitter:https://twitter.com/maguro__minami
Instagram:https://www.instagram.com/maguro__minami/
*人形町店
昼 11:00~14:00※なくなり次第終了
夜 17:30~21:00(L.o.20:30)※火曜~土曜
住所:静岡市葵区人形町2-5-1 EZAKIキネマ館1階
電話:054-397-5992
*焼津港みなみ
昼 11:00~14:00※なくなり次第終了
夜 17:30~21:00(L.o.20:30)※火曜~土曜
住所:静岡市駿河区南町2-14-1F
電話:054-283-5777
*清水港みなみ
昼 11:00~14:00※なくなり次第終了
住所:静岡市駿河区森下町1-41タイヨウビル2F
電話:054-288-0232
※昼営業はどのお店も全日営業。
天羽水音の他愛のない話ばかりしか呟いてないTwitter。
魔女で占い師らしいことも本当にたまに呟きます。たぶん。

ゆる~く生きる魔女。好きな物はお茶とお茶菓子と美味しい物全般。べにふうき釜炒り茶は珍しい&飲みやすいのでみんなで飲んで免疫UPしましょう♪
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