趣味

黄昏に生きる、宵に友なし

加賀優作の「おきらくごくらく」

デジタル・デンをご覧のみなさま、ごきげんよう!加賀優作です。
今回は第2回目ということで、リラックスして、自分の感じを掴んできました。
2021年下半期のマイテーマは「いのちだいじにガンガンいこうぜ」ですね。超矛盾!

さて、前回は「皆既月蝕」について触れました。が。
月、ご覧になれました……? 私が住んでいる地域は曇りで、あやしげな光が薄ぼんやりと見えただけでした。祖母からはよく「不吉だから見るな」と言われましたが、私は占い師。
珍しい天体現象を前にしたら見ない選択はありませんよね(日蝕は目に悪いので絶対に直視したらダメですよ!)。

そもそも「蝕」とはなんぞや?

皆既月蝕。蝕(むしば)む。ちょっと怖い表現ですよね。ではここで、月蝕のしくみについて少し触れておきましょう。

① 地球

私たちが住んでいる地球は太陽の周りを1年かけて1周します。月は地球の周りを約27日で。これを公転、ぐるっと1周する期間を公転周期と呼びます。

また、地球は自らくるくると駒のように回転もしていて、これを自転と呼びます。地球上では太陽に面している部分は昼、反対側は夜ということになります。その境目を暁(あかつき)とか黄昏(たそがれ)と呼んだりもしますね。

この働きのおかげで遠心力が生まれ、地球自体の引力とのバランスがとれて、私たちは地に足を着けて立っていられますし、この地軸がまっすぐではなく少し傾いていることで季節が生まれています。
東向きに自転しているため、地上からは太陽が東から昇ってくるように見えるというわけです。

② 月

一方で、「月は同じ面だけしか見えない」という話がありますね。じゃあ、月は地球を公転しているだけなの? と思いきや、そこには少しカラクリがあります。

地球人の感覚からしたら月は、ある面はずっと昼、反対側はずっと夜という環境ですから、なんだか不思議な感じですよね。地球でも白夜・極夜という現象が起こりますが、これも季節の存在と同じく、地球の地軸が傾いているため太陽に向く面が変わることによります。

そして月にも、重力があります。地球の約6分の1だったかな。潮の満ち引きなんかはまさに月の力ですね。これを潮汐力(ちょうせきりょく)といいます。月と地球はお互いに引っ張り合っているのです。しかし地球は月より引力が強いため、月へは楕円に変形する力が加わります。月自身の自転によってずれるとまた力が加わり、それを約46億年繰り返して現在のようなサイクルになりました。
月はしっかり自転していて、自転と公転の周期がほぼ一緒なので同じ面だけが向いているように見える、ということですね。

なんだかロマンを感じる一方で、月はどんどん地球から遠ざかっているのだそうです。大昔の絵画に月が大きく描かれているのは、あながち誇張でもなかったのかもしれませんね。未来人の描く月が小さかったら、ちょっとさみしいな。

月は自ら輝いているわけではなく、太陽の光を反射しています。月の公転によって、三日月とか上弦とか、地球から見える部分が変化します。

 

ええと…。ちょっと恐ろしい画像を貼りますね。
つ、ツッコミどころがいろいろおありだとは思いますが!(笑)。
皆既月蝕の部分をご覧ください。太陽・地球・月が一直線になっているではありませんか!

これが皆既月蝕の発生条件なのです。ずれちゃうと部分月蝕になります。
地球の影に隠れて見えなくなっちゃうんじゃないの?と思いきや、ここで【太陽光の散乱】という現象の登場です。

画伯図では、太陽からの光が地球を通るとなにやら変化していますね。ズバリ色です。これは太陽光の波長に幅があるためで、この光は微粒子や大気中の塵に当たると散らばります。

お昼は青空でも、日が落ちて(太陽が遠くなって)くると夕焼けになりますよね。皆既月蝕では地球が青い光を散乱させるため、波長の長い光が届いて、月は赤く輝きます。

月の公転軌道って、まんまるじゃなくて楕円形なんです。地球に最も近づいて約35万km、遠くて約40万kmなので、5万kmの差は大きいですね。肉眼でもひと回りサイズが変わります。今回の皆既月蝕は with スーパームーン(地球との距離が近いところで起きる満月)ということもあって、晴れた地域で見たらさぞやきれいだったことでしょう......。

 

それでは、星読みいってみましょう☆

2021/06/07〜2021/06/13

さて、先月30日から本格的に始まった水星逆行ですが、みなさまご自身の体感としてはいかがでしょうか? 水星がこの配置になる時期には、物事が順当に進まない、壊れる、遅延するという現象が起こりやすくなります。

すんなり乗れるはずの電車が遅延したり、やり直す課題が浮かんできたり、古い知り合いから連絡がきたり、あるいはこちらからしたり、電気製品が突然バグったり……。

そしていま、この記事を書いている私のノートPCの画面に、謎のヒビが!
こんなこともあろうかと背伸びをして補償サービスに加入していたのですが、まさかこんなに早く適用してもらう機会が来ようとは(笑)。『備えあれば憂いなし』を身をもって体感しました。
旧友からも1年ぶりに連絡がきました。1年ってあっという間のような長いような…。
「声が枯れるまで語り明かしたあのとき、あの選択をしなかったら、今の状況はないんだよなあ」と、呼び起こされた感傷と共に、大いなる何かに思いを馳せています。

更に、今月は水星以外の惑星も逆行するので、いつも以上に3歩進んで2歩退がるような流れが目立ちます。急いては事を仕損じる、とはこういう時期にぴったりなことわざで、できうることからひとつずつ片付けていきましょう。

こういった軽くブレーキが掛かったままのような空気感も、10日の新月以降、ちゃんと息ができる居心地の良さに変わっていきます。とはいえ、ナマケモノはもったいない。頑張ったぶんだけご褒美がもらえる、大きな始まりを予感させる新月です!

なぜなら、金環日蝕もセットで起きるから。新月の強力版ですね。日本では見られないですが、カナダやロシアの一部、北極海で観測できるそうです。日本で見られたのは2012年が最後でしたね。きれいだったなあ。次は2030年6月1日。しかも北海道でのみ。

それまでには、また、自由に旅行ができる世界になっているといいなと…。旅行好きの小さな祈りでした。

 

◆加賀の弱点は梅雨

気づけば日本は梅雨入りし、近所を歩くと紫陽花が咲き始めています。
(毒があるって最近知りましたよ......嗚呼、学がないのがバレた)。

洗濯物は扱いづらいし、生まれつきの癖っ毛はさらにうねるし、気持ちまでジメジメしてきそうですが、せめて人当たりくらいは、カラッとしていたいものです。自戒。

 


儚く移ろう季節のなかで心に波が打つように、みなさんひとりひとりの運気も常に変化しています。ここではそんな運気の流れを、西洋占星術やタロットカードを用いて、毎週お知らせしていきます。
私の言葉が、頭で分かるだけじゃなく肌で感じるなにかのヒントになりますように。