結婚したいのにできない人が持つ、心のブロック④

[ 人生を好転させる潜在意識の活用法 ]

婚活と心のブロックをテーマに進めている本連載では【潜在意識と変化の関連性】についてお伝えしてきました。

  • 潜在意識は変化を嫌う
  • 潜在意識に変化を受け入れさせる方法

続けて、前回からは、自分自身が思い込んでしまった【ネガティブな信念】について解説しています。

結婚したいのにできない状態の方は、潜在意識に長年の経験で作られた【ネガティブな信念】を確立しているケースが多いということ、そして、その信念を書き換える方法までお伝えしましたね。

今回は、「結婚したいのにできない状態」で、もっとも心のブレーキとなる【セルフイメージ】についてお伝えします。


  • 自分は人から愛される価値がないと思っている
    (愛されないセルフイメージをもっている)

このような思いを持ち続けたまま婚活を続けて、はたしてうまくいくでしょうか。

なによりも【セルフイメージ】が大切

【セルフイメージ】とは、「自分自身をどんな人間だと思っているか」ということです。
「自分=〇〇である」という、自分に対する信念です。


  • 「自分=モテる」
  • 「自分=モテない」

どちらの信念を持っているかで、発揮する能力はガラッと変わります。
「潜在意識は信じていることを実現しようとする」という特徴があるからです。

例えばモテる男性の中には、子供の頃からかっこよくて、サッカー部で活躍し、バレンタインDAYに沢山チョコレートをもらってモテ体験をしてきたから「自分=モテる」というセルフイメージを確立した人もいます。

一方そうではなく、たった一度の成功体験で自分のことを「モテる」と信じて、その通りに生きている人もいるのです。

例えば、私の友人A君の話。A君は幼稚園生の頃、隣の席の女の子に「A君だいすき」と言われたことをキッカケに「自分=モテる」と信じたそうです。

A君は飛び抜けて背が高いわけでも、頭がいいわけでもありません。顔もタヌキ顔だと私は思っています。(A君ごめん……)

つまり、前述したような「容姿端麗で頭脳明晰なモテるタイプ」ではないのです。
それでも彼は「自分=モテる」と信じているので、コミュニケーションの取り方も人懐っこく、明るくのびのび、実際にモテるのです。

実際にモテる要素が揃っているかどうかよりも、「自分はモテる」と信じる人が能力を発揮するパワーは半端ではありません。

一方、婚活がうまくいっていない人の中には「高校の時につき合った子からひどいフラれ方をした。自分には魅力がないんだ」とたった一度の失敗で「自分=モテない」と信じ込んでしまう人もいます。

一度「自分=モテない」と思ってしまうと、大人になって婚活パーティーなどに参加しても、異性に積極的に話かけることを躊躇してしまいます。LINEなどの連絡先を交換しても、相手から返信がないとしつこくメッセージを送ってしまったり、自分でも気づかないうちに相手から嫌われるような行動をとってしまう人さえいます。

このようなケースは、モテない経験の積み重ねというよりは、一度大きなショックを受けたことで「自分=モテない」と思い込み、「モテない」というセルフイメージに合う行動を無意識のうちに取り続けた結果、「自分=モテない」という方程式を確立させてしまっているケースです。

セルフイメージは「事実」ではなく、単なる【思い込み】です。
肯定的な【思い込み】でものごとを上手くいかせませんか?

「繰り返し」と「インパクト」でセルフイメージを書き換える

そもそも【セルフイメージ】とはどのように作られるのでしょうか。


  • 「幼い頃から何度も経験した」という【繰り返し】
  • 「一度しか経験していないが、強いショックを受けた」などの【インパクト】

この【繰り返し】【インパクト】によって潜在意識に深く刻み込まれた結果作られるのが【セルフイメージ】です。

ですからこの【繰り返し】【インパクト】を使えば、自身のセルフイメージをよいものに書き換えることができるのです。

例えば…

「自分=モテない」ではなく、「自分はモテるかもしれないよ?」。
関西人なら「私、実はモテるんちゃうん!」と繰り返し言ってみることです。
鏡をみながら自分に暗示をかけていくのがオススメです。

《ポイント》
  • 肯定的なセルフイメージを【繰り返し】言ってみる
  • 鏡で自分の顔を見ながら【インパクト】を与える

婚活以外にも当てはまることなので、ぜひ取り入れてみてください!

次回は、実際にあった事例をご紹介しながら、自分が信じていることが婚活にどのような影響をもたらすかについてお話します!

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。