結婚したいのにできない人が持つ、心のブロック⑥

[ 人生を好転させる潜在意識の活用法 ]

婚活と心のブロックをテーマに進めている本連載では、【潜在意識】の特徴と、活用法についてお伝えしてきました。

  • 潜在意識は変化を嫌う
  • 潜在意識に変化を受け入れさせる方法
  • 潜在意識に確立してしまった【ネガティブな信念】とは
  • 【ネガティブな信念】の書き換え方法

前回は「人はなぜ両親に言われた言葉に強く影響を受けるのか」について、私の友人Bさんを例にお伝えしました。

Bさんの父親の言葉
「女性は男が守りたくなるようなタイプでなければ結婚できない。優秀でなんでもデキる女性は結婚できないよ」

Bさんの母親の言葉
「女性は手に職をつけて自立しなきゃダメ。お母さんみたいに専業主婦では苦労するよ」

一見、相反するかのように思われる言葉をご両親からかけられ続け、両方を叶える生き方をしてきたBさん。
今回は、Bさんがご両親の言葉の呪縛からどのように解放されたのかについてお伝えします。

【自分の本音】が顔を出す瞬間

独立して事務所を立ち上げ、バリバリ仕事をしていたBさん。ある日、実家の窓から見える建設中の高層マンションを眺めていると「お母さん、老後はBちゃんとあのマンションで一緒に暮らしたいなあ」と母親がつぶやきました。

その言葉を聞き流すこともできたそう。でもBさんは、「私は結婚もしていない。せめてお母さんが昔から言っていた『女性は手に職をつけて自立しなきゃダメ』を実現させなければ」と無意識に思い、すぐにその新築のマンションを35年ローンで購入したのです。

一方その頃、Bさんの父親が癌に侵されていることがわかりました。すると、Bさんは「お父ちゃん死んじゃうかもしれへんのに、私、花嫁姿も見せられへん」と嘆くようになりました。

結婚せずに一人で生きていくときめて、マンションまで購入した当時のBさん。父親の病をきっかけに、周囲に「私も結婚したい…」と漏らすようになっていました。「女性は男が守りたくなるようなタイプでなければ結婚できない。優秀でなんでもデキる女性は結婚できないよ」と父親から言われ続けたBさん。父親の病気をきっかけに、【自分の本音】「私も結婚したい…」が顔を出したことに気づき始めたのです。

【自分の本音】に素直に行動した結果

周囲に「私も結婚したい…」と漏らすようになっていたということ。これが、Bさんにとって「【自分の本音】に素直に行動する」ということでした。

そんな時のことです。Bさんの結婚願望を聞いた同じ勉強会のメンバーの男性が、Bさんにいきなりプロポーズしてきたのです!

あれよあれよという間に4カ月ほどで結婚したBさん。結婚式の1カ月前までは、あまり急ピッチで人生が変化することについていけず、身体中に蕁麻疹(じんましん)が出ていたそうです。

言葉ではなく、体の感覚を通じてメッセージを送るのが潜在意識の特徴です。
身体中に蕁麻疹が出るほど、彼女の潜在意識は「結婚」というものに抵抗していたと考えられます。本音では「私も結婚したい…」と思っていても、長年ご両親から言われ続けた言葉から、無意識に「結婚に抵抗」していたのです。

ではなぜ、ここまで抵抗してしまうのでしょうか。

無意識の【禁止令】が自分を縛っている

人は無意識に「〇〇してはいけない」と自分に【禁止令】を出しています。
例えば「人には親切にしなくてはいけない」「食事は残していけない」など、両親からのしつけによって出来上がることが多いと言われるのが、この【禁止令】です。

Bさんの場合、
父親から「なんでもデキる女性はダメ(それではお嫁にいけない)」
母親から「女性は自立しなければダメ(稼ぎがなければダメ)」

という相反するようなメッセージを同時に受け取り、それを無意識に守ろうとしたために、【禁止令】が発令され、婚期が遅れました。

今は仕事もご家庭も順調で、幸せに暮らしているBさん。Bさんはご自身の生き方を振り返ってこのように言っています。

「私は20代でも結婚しようと思えばきっとできた。でも、そこで結婚すると母の教えである「女性は手に職をつけて自立しなきゃダメ」を守れない、って無意識に思って、結婚しなかったんだと思う」と。

また、こうも言います。
「今なら20代の私に言いたい。『大丈夫。結婚しても仕事は続けられるよ』って」

Bさんは、自分が自分にどのような【禁止令】を出しているかに気づきました。
これは、「親からの呪縛」「自分にかけているネガティブな呪縛」から自分を解放するために、とても大切なことなのです。

【禁止令】を出していることに気づいたBさんは

  • なんでもデキる女性だって結婚してもいい
  • 自立しても、しなくても、女性は不幸にならない

と、かたくなに信じていた【禁止令】を緩めていきました。

そうすることで、ご自身の「私も結婚したい…」という本音を実現することができたのです。


《ポイント》

「〇〇してはいけない」という【禁止令】を緩め、「〇〇してもいい」と許可を出そう!


婚活がうまくいくためのポイントは、自分に出している【禁止令】に気づき、それを緩め、自分に【許可】を出していくことです。

ぜひ、試してください。

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