
食べ物よりも注意が必要? 毎日体に入れている〇〇から自分を守れ!
[ 人生を好転させる潜在意識の活用法 ]
毎日の食事に気をつけている人は多いと思います。では、あなたは自分の耳に入ってくる情報に意識を向けていますか?
「悪いニュース」の方に意識を向ける人間

多くの研究で、ニュースはメンタルヘルスに危険を及ぼすことがあると言われています。ニュースでは、基本的に凶悪な事件や悲惨な内容が多く取り上げられます。
もちろん桜の開花を知らせるなど嬉しいニュースもありますが、全体の割合としてかなり少ないと言わざるを得ません。
これは、人間の心理の一番深い部分にあるものが「安全安心欲求」だからです。
人間は誰もが、本能的に「長く生きたい」と願い生活しています。
そのためには「あらゆるリスクを排除して安心したい」という思いが当然生まれます。
太古の昔。洞窟から外に出る時、何も考えずフラリと出て行くより、入り口付近で周りに危険な動物はいないかチェックしてから外に出た方が生き残る確率は上がります。リスクヘッジをした方が生き残れるというのは本能的な感覚です。
だから、良いニュースより悪いニュースに意識が向かうのです。
特に日本人は、欧米人よりリスクヘッジを図る傾向が強いと言われています。
するとマスコミとしては、悪いニュースの方が注目が集まるので、悪いニュースを多く流すという結果になります。
人は「言葉」に反応します。その言葉から想像し、思考します。
悪いニュースを聞けば否定的な言葉もたくさんでてきますし、不安を増幅させるような映像を目にすることもあります。すると画面でニュースを見ることで、自分の中の不安や恐怖心が呼び覚まされるのです。
だから、ニュースはメンタルヘルスに危険を及ぼすと言われるのです。
ボーッとしている時に耳に入る情報こそ要注意!

私たちは健康のために口に入れる食べ物には気をつけるのに、耳に入る否定的な言葉・ニュースに注意を払う人は多くないものです。
潜在意識の世界では、自分が聞こうと思って耳に入れる情報より、ボーッとしている時に繰り返し耳に入る情報に影響を受けると言われています。
その理由は、潜在意識とは無意識のことであり、自分が意識していない時、つまりボーッとしている時や眠りにつく前に、より潜在意識と繋がりやすくなるからです。
飲食店にて、隣の人たちがずっと愚痴を言っているのが知らぬ間に耳に入ってくるのも、テレビから毎日悪いニュースが耳に入ってくるのも、実はとても危険なことなのです。
私は2年ほど前からテレビのない生活をしていますが、テレビがなくなったことで漠然とした不安がなくなったと感じています。影響など受けていないと思っていても、実はかなり影響を受けていたのだと実感しています。どちらかというと繊細で心配性なタイプの私は、否定的なニュースを見ると後からいろいろと考えてしまい、不安が増幅されてしまう傾向にあります。
また番組の途中に入るCMも、スピード感があり賑やかな音声で気持ちが落ち着かなくなるのだなと、静かな生活をしてみて感じます。
ベストセラー『バカの壁』の著者で解剖学者の養老猛司先生が、以前講演会でおっしゃっていました。
「田んぼの稲を見たら将来の自分だって思わない? だってお米食べて、それが自分の肉体をつくるんだよ」
食べ物が肉体をつくるように、情報は未来のあなたの思考をつくります。
ぜひ何気なく耳に入ってくる情報に意識を向けて、あなたが元気でいられる情報に耳を傾けてください!
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