
お金の法則・其の二〜お金に対する信念を見直す〜
[ 人生を好転させる潜在意識の活用法 ]
「お金は〇〇だ」
あなたは〇〇の中に、どんなこと言葉を入れますか?
・お金はすぐ無くなるものだ
・お金は我慢して稼がなくてはいけないものだ
・お金は天下の回りものだ
・お金は人生を豊かにしてくれるものだ
など様々な言葉が入ると思います。その言葉こそ、あなたがお金に張りつけたX=Y。つまりお金に対する信念です。
信念は真実かどうかは別にして、強く自分の中で信じていることです。
そして、X=Yのように単純化されていきます。
一度信じた「信念」はどんどん強化される
例えば「金持ちはケチだ」(X金持ち=Yケチ)と単純化され信念にしてしまうと、自分の中に飛び込んでくる情報が「金持ちはケチだ」という情報ばかりになります。
これは、「新車が欲しい」と思い始めた途端、街中の車が目に飛び込んでくるのと同じです。
アンテナを立てたものに情報が集まってくるように、一度信じた信念はそれを強化するような情報が常に集まってくるのです。実際にはお金持ちでケチな人もいれば、気前の良い人もいます。
つまり、金持ちはケチだと決めつけてしまうことで、その例外が目に入らないのです。
では一度できてしまったお金に関する信念は、一生変わらないのでしょうか?
「信念」は変えられる
信念は変えることができます。
それが心理学でいうところの「リフレーム」です。リフレームとは物事を見る枠組みを変える、つまり意味づけを変えることで、ポジティブな視点を得ることです。ポジティブな視点を得て、自分が物事に取り組む感情、感覚が変化するのです。
「お金は我慢して稼がなくてはいけないものだ」という信念を持っている人は、仕事でも苦しい思いをして働いてしまう傾向があります。これを
お金は我慢して稼がなくてはいけないものだ
↓ リフレーム
お金は自分が頑張った分のフィードバックである
とするだけでも、お金を稼ぐ上での苦しさの軽減になります。
さらに潜在意識の法則からいえば、今感じている感覚が、そのまま未来の状態を作るといわれています。今現在「お金が足りない、不足している」と感じていれば、そのような未来を引き寄せてしまうというのです。これは「引き寄せの法則」ともいわれています。

だから、常に豊かさを感じている必要があるのです。「そんなことをいっても、今現在お金がないのにどうやって?」と思われる方もいると思います。私も裕福な環境で育ったわけではないので、同じように思っていました。
しかし、感じるだけならタダですし、なんのリスクもないのでやってみようと実践を積んできました。
【自分の豊かさに気づく方法】
・寝泊りできる家、職場に着ていく服がある幸せ
・カフェで1杯のコーヒーを飲む豊かさ
・本棚に並ぶ、知らない世界を見せてくれる本たち
・優しい友人たち
・見ているだけで癒され、触って癒されるペットの存在
このようにお金そのものでなくても、豊かさを感じることができるもの、場面は沢山あります。
無いものや不足にフォーカスするのではなく、あるものにフォーカスすることで、心が豊かさを感じます。
そして感じた豊かさはモノや出来事だけでなく、お金そのものの豊かささえも引き寄せることに繋がるのです。

著書『なぜか好かれる人がやっている100の習慣』(明日香出版社)は4万9千部を超え、現在も重版中。「今、読むべき本」ランキング1位を総ナメにした話題作の続編として、待望の2冊目『なぜかうまくいく人の気遣い 100の習慣』(明日香出版社)が出版された。この新刊は発売前から重版がかかる等、今、注目のベストセラー作家である。複数ジャンルの心理学をベースとした独自の手法を持ち、婚活から就活、人間関係まで、語れないテーマはないと誇れるほどの活動幅を持つ。企業・大学・公共機関での登壇や個人カウンセリングは予約が取りにくい状況である。
資格・専門分野
国家資格 キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、色彩検定1級カラーセラピストパーソナルカラーアナリスト、米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー日本交流分析協会認定インストラクター、協会認定骨格診断ファッションアナリスト。藤本梨恵子さんの紹介ページは→こちら
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