
ウツウツするときは力強いポーズをとってみて!
[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]

こんにちは。更年期トータルケアインストラクターの永田京子です。
このコラムでは40代からをよりごきげんに快適に過ごせるような、ヒントやアイデアを発信しています。ぜひ、日ごろの健康づくりにお役立てくださいね。今回のテーマは「気持ちがウツウツとしやすい時にぜひ試してみてほしいこと」でお送りします。
4回目の緊急事態宣言が出ましたね。昨年から新型コロナウィルスの影響が続いていて、世界が大きく変わり、普段タフだ!と思っている人でも気持ちが滅入ってしまうことありますよね。そこで、今回は、元気がないというときにオススメも自分でできるセルフメンテナンス方法を紹介していきます。
感情とポーズについて
その方法は、「力強いポーズを作ってみる」ということです。どういうことか、ちょっとイメージしてみましょう。
例えば、「マラソン大会であなたは1等賞でゴールしました」
どうでしょうか。
そんな光景が目に浮かぶのではないでしょうか。
これは、感情から体が動いている状態なわけなんですけれども、つまり、私たちは、嬉しいと体を開く傾向があるんです。
では、逆のパターンではどうでしょう。
不安な時、自信がない時、悲しいときを思い出してみてください。
例えば、あと3分後に自分の人生を大きく左右するような仕事の面接が控えているのに、準備不足で自信がない。そんなとき、体はどんな感じになるでしょうか。おそらく下をうつむきがちになって、不安なので体を丸めて小さく小さく縮こまっているのではないでしょうか。
そうです。私たちは、不安な時や自信がないときには体を縮めてしまうんです。
ポーズから感情をコントロールする方法
このように、感情からポーズが変わってしまいます。ということは、逆転の発想で、体のポーズから感情をコントロールすることができるのではないでしょうか。
そうなんです!
実は、体を開くこと、また力強いポーズをとることで、脳を騙して感情をコントロールしてあげることができるんです。つまり、力強いポーズをとることで本当に元気になったり、やる気を出すことができるということです。
アメリカの社会心理学者、エミー・カディさんの研究によると、力強いポーズをとることによって脳内でテストステロンという、男性ホルモンが分泌されることがわかっています。そうすると、ほんとにやる気が出るということが、研究発表されています。面白いですね!
元気になるポーズについて
それではここで、「ちぇぶら」オススメの、うつうつ気分を吹き飛ばし、やる気がでるポーズをご紹介していきます。
①その場で立ち、足の幅を肩幅の2倍の広さに広げてください
②拳を握って、両方の手を頭上方向に突き上げます
③斜め上を向いて、歯を20本見せるつもりでニーーッっと笑顔をつくり、10秒キープ!!リラックス。
いいかがでしょう。やる気に満ちていませんか??
朝起きて1日シャキっと過ごしたい時や、なんか気持ちが乗らないなぁというとき、ウツウツしたり、元気が出ないというときにぜひ、試してみてください。
永田京子
NPO法人ちぇぶら代表理事 / 更年期トータルケアインストラクター
スクワット用・参考写真:はじめまして更年期(青春出版社)
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