
その者、青きタトゥーを纏いて電脳の野に降り立つべし
[ 加賀優作のおきらくごくらく ]
デジタルデンをご覧のみなさま、はじめまして。加賀優作です。
さすらいの占い師であるわたくしが、ひょんなことからコーナーをいただくことになったんですが! よくよくサイトを見てびっくり。ものすごい経歴をお持ちの方々が名を連ねる中に、私が入ってしまって大丈夫だったのか……。
二つ返事でOKしたくせに、いまさら日和っております(汗)。
だが、占う
占いの能力ゆえに呼んでいただきました以上、いきなりですが、5月後半の出来事を押さえつつ、6月にかけての流れを掴むとしましょう。

2021/05/24〜30
木曜日は【皆既月食】が起こりましたね。つきはみ。満月の強力版です。
射手座で起きる月蝕が、双子座のドラゴンヘッド、射手座のドラゴンテイル、そして魚座の木星の結びつきにスイッチを入れました。
あなたの心、考え、日常、人間関係、仕事、家庭、恋愛、学び、とにかく様々な部分で。やもすると自分でも意識していなかった部分で、パズルのピースがカチッとハマるかように【なにかが結びつき、折り返し地点が訪れた合図。スイッチが入る音】と、いったメッセージを受け取った人も多いことでしょう。
他人はあれこれ好き勝手に言うけれども、自分自身の矛盾と戦えるのは自分だけ。
「どんな自分でいたいの?」という深い部分にスポットライトが当たる星の配置です。
2021/05/31~06/06
今後、半年ほど続く【皆既月蝕のスポットライト】を浴びながら、もうひとつ。
5月後半からの特徴的な動きとしては、水星逆行が挙げられます。
26日くらいから動きが遅くなって、30日から逆行が始まるわけですが、月の満ち欠け(新月・満月・ヴォイド)と共に、水星逆行も最近ではよく話題にされていますね。
それもそのはず、水星逆行は「占いなんて小難しいこと分かんないよー」という方でも日常の中で体感しやすい現象だからです。
「返信遅いな(イライラ)」とか、「何回、説明させる気!?(イライラ)」といった苛立ちが起きやすい時期です。言った言わない問題とか。今回の水星逆行は、水星がのびのびとしていられる双子座で起こるので、すこし悪目立ちしやすいところがあるでしょう。
口約束、二つ返事、そういったあいまいな形は、気のせいで済まなくなる前に意識的にピックアップしてみましょう。蟹座の火星がややフラストレーション溜まり気味なので、衝動的な動きはちょっと控えめに。6月6日以降、またすこし風向きが変わりそうな予感です。
加賀優作とは何者なのか
職業柄、鑑定をはさむと一気に心が落ち着きます。
今更ですが、私が何者なのかを説明しますね。
秋田県出身。B型。加賀優作という名で占い師をやっております。
タロットカード、西洋占星術、人相。姓名判断など、様々な占術を行いますが、目ではなく耳を鍛えたので霊視はいたしません。

「目には見えないもの」が身近にあるのが当たり前の生育環境でしたので、妙な部分だけがすくすくと育ち、ひとり遊びの趣味だったはずの占いが気づけば仕事になっていました。好きこそ物の上手なれ?とはよく言ったものです。
一度、始めたら、一生、勉強
「見えない」といえば、ゴールがないからこそ挑む、といったテーマにもワクワクします。音楽とか美容とか、占いの世界にも同じことが言えると思います。一度、始めてしまえば、生涯、追い求め、勉強しても届かない。そのストイックさが私には心地よいのです。
「目には見えないもの」の中にはハッキリと正体が分かっているものもありますが、それにすら、ときとして人は敵いません。時代の流れだってそのひとつ。今の世界情勢に合わせて、多くの占い師がこれまでの対面鑑定からオンライン鑑定へと、新しいスタイルを模索しています。
バーチャルな世界、それは全世界を相手にとれる世界。あらゆる希望と絶望が限りなく共存している「目には見えない世界」の中で、いかに自分の居場所を作っていけるのか。その価値は高まるばかりだなあと肌で感じているところです。
こんなことばかりに想いを馳せているせいか、「浮世離れしてるよねぇ」とも言われますが、全然、普通ですよ! 履歴書に「占い師」とか書けないだけ(笑)。ハリウッドやニューヨークへ集う夢追い人のように、占い師だって自分のチャンスを信じているし、相談者と一緒に喜怒哀楽を分かち合うこともあります。
私たちはまだまだ「当たる / 当たらない」の基準だけで占い師を測ってしまうときがあります。もちろん当たることは占い師にとって重要なことですが、最終ゴールではありません。
求める答えに行き着く道中に「当たっている」という感覚がある、というのが、無駄のない占いの使い方なのかなと思いますし、私自身が理想とする占いのあり方でもあります。
日本の占いはこれからどんどん変わっていきます。変えていきますよ〜!
私にとって【感じる】といえば運気
5月病なんて言葉もあるくらいですから、儚く移ろう季節のなかで心に波が打つように、みなさんひとりひとりの運気も常に変化しています。
ここではそんな運気の流れを、西洋占星術やタロットカードを用いて、毎週お知らせしていきます。これもまた別の種類の「目には見えないもの」ですね。こちらを積極的に感じ取り、使っていきましょう!
私の言葉が、頭で分かるだけじゃなく肌で感じるなにかのヒントになりますように。
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