もう半分?まだ半分?

[ 加賀優作のおきらくごくらく ]

デジタルデンをご覧のみなさま、ごきげんよう! 加賀優作です。
とうとう月が変わり、2021年も折り返し地点を迎え、今年も残すところあと半分となりましたね。

梅雨であることを思い出したかのように各地で豪雨が続いていますが、年々、天候が極端になっていると感じます。そして同じように、人間も。心がざわつくような状況にあるほど、白か黒かで決めつけずに、その間のグラデーションを理解しようとする人でありたいものです。

私の重大発表も秒読みとなりました。来週の記事で発表できるかな? ジメジメを一気に吹き飛ばす明るいニュースなので、まばたき禁止! 早く言いたくてうずうずしながら、かがすこーぷ週間予報、いってみましょう。
 

2021/07/06〜2021/07/11


かがすこーぷ週間予報では、誰もが影響される「一週間ごとの典型的な運気」を解説しています。あなたの星座がなんであっても、飲み込まれ包み込まれていく全体の流れ、ベース運というものがあるのです。
ベースを見極めた上でこその個人の運勢となりますから、今週の星々と月がどんな暗示をしているのか、知ることから始めていきましょう。

今週の大まかな星の動きとしては、

  • 太陽と天王星が60°(セクスタイル)
  • 水星と海王星が90°(スクエア)
  • 金星と土星が180°(オポジション)
  • 金星と天王星が90°(スクエア)
  • 蟹座で新月
     

① 獅子座の金星

前回の記事で触れたTスクエアの余韻がまだまだ残っているなかに、7日以降、イケイケな獅子座の金星が本格的に絡んできます。

金星は愛情や金銭、近しい人間関係を司る星です。
それがドラマティックを演出する獅子座に入り、自由と制約の間で葛藤する水瓶座の土星と、正面切って見張り合うような配置のポジションになるわけです。すると、先週からの配置により拍車がかかって、じっとしていられなくなります。岡本太郎の「芸術は爆発だ!」を彷彿とさせますが、かといって本当に爆発してはいけません(笑)。

金星は9日には牡牛座の天王星ともスクエアとなるので、衝動買いや歩幅が合わない人への八つ当たりが起こりやすい空気が生まれます。刃を研いでいた恋愛ハンターさんたちは、切っ先を向ける方向をしっかりと見定めていきましょう。
 

② 双子座の水星

逆行が終わり順行に戻った双子座の水星は、そろそろ素直になってきましたが、6日に魚座の海王星とスクエアとなります。
水星はコミュニケーション、とりわけ言語や情報の伝達を司っていて、他の惑星の影響によって性質が変わるという特徴があります。今回は海王星と結びつくので、かっちりとした確かなものより、ふわりとした抽象的なものへ関心が向きやすくなる傾向が強まります。

金星が起こす葛藤に、迷いがトッピングされるような配置です。
こういうときは餅は餅屋、ということわざのとおりに、自分だけでなんとかしようとせず、専門家や自分より経験値が豊富な人の助言を仰ぐと、対処すべき問題の優先順位をはっきりさせていきやすくなります。

ソーシャルメディアやネット上での情報発信に関してはかなり有利に使える配置なので、やきもきする感情は自分の中だけに抱え込まずに、そういった場所での自己発信に向けるとよいかもしれません。

③ 太陽、天王星と蟹座の新月

無理をして背伸びする必要はないよ、ということを後押ししてくれるのが、太陽と天王星のセクスタイルと、10日に起こる蟹座の新月です。セクスタイルは、星々の力を建設的な方向へ使えるように促してくれます。

蟹座の太陽と牡牛座の天王星の結びつきは、より豊かに安らげる環境を得るためにはどうしたらいいだろう?と考え、そして行動へ移すきっかけをくれます。逆に言うと、ラクをしようとか、面倒なことはやりたくないといった考え方には味方をしてくれません。

蟹座は月の本来の居場所。そこで新月、すなわち太陽とのコンジャンクション(0°)が起こりますから、セクスタイルの力をストレートに受け取れると思います。

またもや、月の登場だ!

前回、好評だった月への寄り添い方を今週もご紹介しましょう。

  • 8日に蟹座
  • 11日に獅子座

先週よりはじっくり動いている感じですね。
 

蟹座の月は求心的でエモーショナル

自分を安心させてくれるものを求めたくなるときです。「信頼感」を意識すると過ごしやすいでしょう。音楽なら歌詞に共感できる曲、香りならチュベローズ、料理は咀嚼しながら感情の整理もできるもの(おにぎりや肉まんは蟹座の包容力を連想させますね)。
 

・獅子座の月は豪快でドラマティック

普段とは違う自分を感じてみたくなるときです。「特別感」をピックアップしてみるといいかもしれません。音楽なら普段は聴かないジャンル、香りはカルダモン、料理は消費したスタミナを補ってくれるもの(肉料理全般、菜食メインのかたはソイミートもOK)。

今月は金星が面白い動きをしますから、金星の快・不快の感覚と、月の感情の揺らぎを意識すると、自分自身のリズムを再認識しやすいと思います。
「自分は○○座だから」と、気にすることなく、自分自身に必要だと感じる要素を、どんどん取り入れてしまいましょう!


儚く移ろう季節のなかで心に波が打つように、みなさんひとりひとりの運気も常に変化しています。ここではそんな運気の流れを、西洋占星術やタロットカードを用いて、毎週お知らせしていきます
私の言葉が、頭で分かるだけじゃなく肌で感じるなにかのヒントになりますように。

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