「こんなに辛いなら、生きていたくない」と思ったときに読んでほしい話

[ 南野原つつじのハートフルエッセイ『災い転じて福となれ』 ]

~逆境から生きなおす力は、あなたの中に眠っている~

いきなりヘヴィなタイトルで、なにごとかと思われたかもしれません。
私、難病を克服してきた「難病サバイバー」として、今辛い方々が少しでも笑顔を取り戻していただけるようにと活動しています、南野原つつじ、と申します。
このたび、この「デジタルデン」にコーナーを持たせていただけることになりました。
どうぞみなさま、よろしくお願いいたします。

最初にまず「難病サバイバー」とはなんぞや?と、疑問を持たれた方もいらっしゃることでしょう。
私ね、数年前に死にかけまして。いえ、大げさでもなんでもなく。本当に。

「重症筋無力症」という病気、聞かれたことはありませんか?
筋肉を動かそうと思っても、時として動かなくなる病気です。
症状が軽い人や軽い時は普通の人と変わらず日常生活を過ごすことができますが、悪化した時は体中に何十キロのおもりが常につけられているよう。笑顔を作る筋肉、呼吸する筋肉まで、体中の筋肉が自分の言うことを聞かなくなってしまいます。

目も開けられない
手をあげることもできない
噛めない
飲み込めない
自分の頭を支えることもできない
呼吸すらできにくい

緊急入院で担ぎ込まれた私は、一時はこの写真のような状態だったんです。

治療法もありますが、それが効いて薬なしでも大丈夫になる人は全体の1割。死ぬ人が1割。残りは薬などで症状をコントロールしながら生活する人、人工呼吸器によって寝たきり生活になる人まで、本当に人それぞれです。

今でこそ薬なしに普通の生活ができるようになりましたが、漢方、自然療法、断食、ホメオパシーなど様々な療法を試みてもなかなか良くならなくて本格的に悪化すれば命を落としてしまうような状況。
そんな明日をも知れない状況におかれて、私が思ったことはたった一つでした。

「なんとかよくなりたい、もっと子どもたちのそばにいたい」

私はもがきました。命をかけて、必死になって、生きる道を模索したのです。
600冊以上の本と、数えきれないブログを読み、国内外の治療家、ヒーラー、お医者さまを訪ねました。たくさんの難病克服者のお話も聞かせていただきました。

出口の見えない日々を過ごし、可能な限りのお金も注ぎ込んで、その果てに私がつかんだことは「心を苦しめると体に現れる」「脳の使い方を変えれば、人は治癒力などの自分が持っているありとあらゆる力を発現できるようになる」という法則でした。

もちろん私だって「そうか!」と思った瞬間にすべてが解決したわけではありません。
試行錯誤の中で良くなったり悪くなったり…。それでも自分の心と体に向き合って、泣いたり笑ったりしているうちに「自己再生への仮説」といったものが生まれていったのでした。それをブラッシュアップし、様々な難病を抱えている人々と一緒に実践した結果、導き出した答えが元気を再生させる思考法です。

人にはもともと持っている力があります。でも何らかの原因でそれが発現されなくなることがあります。今、元気や力が出てこない、自分を発揮できていない人には理由がある。その原因を取り除けば、人は元気になれる、もっと幸せに楽に笑顔で生きられるようになる……。

思うようにいかないことばかりのこの世の中で、どう考えれば、苦しまなくてすむのか?心に突き刺さったとげが抜けるのか?

それをもう少し具体的にいうと、こういうことなんです。

  • 無理に変えようとするな!変わらなくてもよいと思うこと
  • ダメな自分、できない自分を責めてはいけないということ
  • 責めても良いことは一つもないということ

世の中には難病や治らない病気、恐ろしい病はいくらでもあります。

がん、リウマチ、うつ、パニック、間質性膀胱炎、重症筋無力症、
ALS、多発性硬化症、子宮筋腫、パーキンソン病、膠原病、ぜんそく、
慢性疼痛、脊髄小脳変性症、原因不明の歩行困難……。

これらは私のところに辛い胸の内を打ち明けてくださった方々の病気と症状の一部です。
病院に行っても改善されない心身の不調、さまざまな病気に苦しんでおられる方の悩みをお聞きする中で「こんなに辛いなら、もう生きていたくない」と。
そんなつらい言葉を聞くことも少なくありません。

でも、たった1時間お話しただけで喜びの涙を流し、笑顔になった方。何百通のラインのやり取りから自分を大切にするあり方を身につけ、辛い難病を持ちながらも元気に毎日仕事に通えるようになられた方。パニック障害とうつを抱えながら、自分が本当にやりたかったことが見つかり不安と仲良く過ごせるようになられた方など、思考を変えるだけで人はこんなにも変わることができるということを、たくさんの方々から教えていただきました。

生きていたら、病気、事故、天災、不況など……
様々なことで、失意のどん底、お先真っ暗な気持ちになる日がありますね。

このエッセイは、そんな想いを抱く方のために。
もしくは、大切な方が元気を失ってしまった方のために。
私がたくさんの本や人から教えていただいたこと

絶望の中から一筋の光明を見い出し、自分の中に元々ある力を発現させる秘訣、
ちょっとしたマインドセットの変更でもっと楽に幸せにイキイキと生きるヒントを、実際にあったエピソードを交えながらお伝えしていきます。どうぞお楽しみに。

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