細毛や薄毛でもキマるスタイリング術。 ~細毛だからこそデキる方法もレクチャー!

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「細毛・薄毛さんへの救世主になってほしいもの」というテーマで、今週はお話しします。

細毛さん・薄毛さんの悩みで多いものは?

お客様からお聞きする悩みとして多いのが、「髪が細くてボリュームが出なくて困っている」といったもの。「細毛」というものですが、「猫っ毛」とも呼ばれていますよね。日本人は「直毛で太くて硬い」髪の方が割合的には多いのですが、こういったお悩みをもつ方も多くいらっしゃるんです。

この「毛が細い」といったことに関連する悩みを挙げていくと、
「髪が細くてすぐに傷んでしまう」
「髪が細くて絡まりやすくい」
「ボリュームがなくて髪がペタッとしてしまう」
「逆にふわふわしてボリュームが出てしまう」
「髪の量が少なくて頭皮が透けてしまう」
「分け目がパカっと割れてしまう」
などですね。本当によく耳にします。細毛で悩む人の中には、薄毛で悩む人も多そうです。

大正製薬が次のように解説しています。
「壮年性脱毛症による毛の変化は、毛の数は減らないものの、毛が細く短い毛(軟毛)に置き換わってしまうことで生じる。これを「軟毛化」と呼ぶが、軟毛化により、毛の直径が小さくなって単位面積当たりの毛の量も減少する。また、一度軟毛化した毛は十分に育たないうちに毛の成長が止まる時期に移る。このような流れが進むことで、最終的には毛が見られなくなってしまう。ゆえに、薄毛は毛が軟毛化した状態である」
(※出典:大正製薬 商品情報サイト「薄毛診断チェック!あなたの薄毛は大丈夫?」より)

つまり、薄毛も細毛と密接な関係があると同時に、薄毛も細毛も悩みと原因は共通すると考えられます。ですから今回は、薄毛と細毛の両方に向けたお話をしていきます。

そもそも、なぜ細毛になってしまうのか?

これに関しては、主に次の2パターンがあると思います。
1)もともと生まれつき髪が細い
2)以前は髪が太くてしっかりしていたけど、だんだんと細く少なくなってきた

髪は遺伝的な要素も多いため、1)のような方もいらっしゃいます。一方で、2)の方がいらっしゃるのも事実です。2)となってしまう原因としては
・加齢によって徐々に頭皮が硬くなり、髪が細くなり、コシがなくなってくる
・ストレスや生活習慣の乱れによって、頭皮の健康状態が悪くなり髪が弱る
であったりします。

男性と女性の細毛・薄毛の原因には違いがある

男女の細毛・薄毛の違いについて、少し触れておきますね。

男性の場合、多くは男性ホルモンの増加が原因とされている「AGA(男性型脱毛症)」ですね。AGAの細かい説明はここでは割愛しますが、簡単にいうと一本一本の髪が細くなっていき、次第に抜け落ちていってしまう現象ですね。

女性の場合は、先ほどの話のように加齢が原因となって、女性ホルモンが減少し、1つの毛穴から生える髪の本数が減ったり、一本一本が細くなったりします。他にも不規則な生活習慣、食生活、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、過度なダイエットなど加齢以外にも多くの要因がありますが、男性のように髪が抜け落ちてしまうような現象はあまり見たことがありません。

現状のお悩み解決方法は?ー

こういった細毛や薄毛にお悩みのお客様へ、僕が実際に美容室でご提案している解決方法を少しお話しします。

●「ボリュームが出なくて困る」という悩み

・パーマをかけてボリュームを出す。もしくはアイロンやコテで髪にボリュームが出るように、髪にふんわりカールをつける。
・ロングヘアだとトップがペタッとしてしまうので、長さをショート〜ミディアムの長さにしてトップにボリュームを出す。
・髪にハリとコシの出るシャンプーを使ってもらう

●「髪が細くて傷みやすい、絡まりやすくて困る」という悩み

・なるべくロングヘアは避けて、ショート〜ミディアムの長さにする
・アウトバストリートメントを忘れずにつける
・できるだけパーマではなくアイロンで巻いてふんわりさせる
・ハイトーンのカラーは避ける
・絡まりやすい髪には、タングルティーザー(イギリス生まれの魔法のブラシ)を使う

●「トップがペタッとしてしまう、頭皮が透けてしまう、分け目が割れてしまう」という悩み

・しっとり系のトリートメントは使わない
・ショートに近いスタイルにするか、レイヤーを入れてトップにボリュームが出るようにする。
・髪を縛ってまとめて、髪の薄さが目立たないようにする
・部分ウイッグなどで、薄くなった部分を覆う
・スタイリング剤は固めのワックスか、スプレータイプのものを使う。やわらかいワックスや油分の多いものは使わない

●「最近髪が細くなってきた気がする」という悩み

・食生活の見直し、寝不足やストレス、運動不足など生活習慣の改善に目を向けてみる
・ヘッドスパなどの頭皮マッサージや、頭皮用トリートメントで、頭皮の血行を促進させる
・炭酸シャンプーを使ってみる

以上が、現時点でお客様に提案している解決策です。

救世主になるかも! 新たな解決法とは?

このようにあらゆる方法で、どうにか細毛さん薄毛さんのお悩みを解消してあげたいと、我々美容師も日々思考を巡らせているのですが、最近僕が注目しているのが「増毛エクステ」です。

あまり聞いたことがないと思いますが、字のごとく簡単に言うと「エクステ」なんですね。髪に髪を結びつけていく技法です。「エクステ」という技法自体は昔からあったのですが、この「増毛エクステ」は明らかに、少し前のエクステとは技術も仕上がりも格段にレベルアップしたものなのです。

増毛エクステは、現在進行形で当店でもメニュー化しようと思っています。現在テスト段階なので細かい説明はここではまだできませんが。

ただ、先ほどお伝えしてきた増毛エクステ以外の方法だと、解決としては不十分に終わることもあるので、増毛エクステにはとても注目しています。

・ウィッグをつけたり外したりする手間もない
・雨に濡れても、温泉に入っても心配ない
といったメリットもあります。

今現在、全国の美容室の1%しか取り扱っていない状況ではありますが、僕自身は非常に期待している技法なんです。どうにか細毛さん薄毛さんのお客様の悩みを解消してあげたくて、僕も真剣なんですね。

増毛エクステに関する今後の進捗状況は、当店のホームページをチェックしてみて下さい。

hair salon LiNO ホームページ

細毛ならではのメリットも、実はあるんです!

細毛にはデメリットばかりに目がいってしまいますが、細毛にだってメリットはあります! 日本人は直毛で太くて硬い髪の人が多いというお話をしましたが、そういった女性ほど「外国人のような柔らかい質感の髪」に憧れている傾向があります。

「外国人風カラー」というカラーが流行しているように、赤味のないくすんだカラーはお客様からのオーダーの実に80〜90%ほどを占めています。そういったカラーは、実は細毛で細い髪ほど色味がきれいに出ます。直毛で硬くて太い髪だと赤味が出やすいので、外国人風カラーが出しづらいんですね。これは、ものすごい特権です。

外国人のようなふにゃっとした柔らかいくせ毛のような質感に憧れる方も多いです。これも直毛の髪ではなかなか再現できません。このように、細毛さんのほうが有利なヘアスタイルもたくさんあるんです。

今回は細毛さん・薄毛さんの髪についてのお話でした。どの髪質の方にもヘアスタイルを楽しんで頂けるように、僕も研究を重ねていきますね。

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