ロングヘアの特権と魅力。あなたは、いくつ知ってますか?

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今週は「ロングヘアの魅力」についてお話しします。

ロングヘア最強の時代、知ってますか?

時代は平安時代に遡ります。誰もが一度は目にしたことのある「百人一首」に描かれている女性を思い浮かべてみてください。女性は全員、髪がめちゃくちゃ長いですよね。平安時代の女性は「お垂髪(おすべらかし)」といって、黒くてつややかなロングヘアが美人の条件だと言われていたようです。

さすがに現代ではショートカットの女性も当たり前なので、「髪の長さで美人度が決まる」といったものはありませんよね。ですが、「女性らしさ」「女性の特権」と言いましょうか、ロングヘアってやっぱり女性の魅力のひとつだと思います。

過去に僕もロングヘア、いわゆるロン毛にしていた時代がありました。中にはロン毛の似合う男性もいると思いますが、当時の僕はすばらしく女性ウケは悪かったです(笑)。

「人を振り向かせる」「多彩なアレンジ」。これぞロングヘアの特権

なんといっても「風になびくロングヘアは人を振り向かせる力」があります。街を歩いていてきれいなロングヘアの女性がいたら顔を見なくても、「あっ綺麗な髪だな」と無意識に3秒くらい見とれてしまうと思うんですね。この感覚は僕が美容師だからとか男だからとかではなく、女性同士でもあると思うんです。

平安時代からの日本人のDNAなのか、人間の本能というかそういったレベルの感覚ですね。「きれいなロングヘアに人は魅了される」という魔力です。

それとロングヘアの特権といえばもうひとつ。「ヘアアレンジのバリエーションの豊富さ」です。長い髪がゆえに、「編みおろし」や「お団子」などいろんなヘアアレンジが可能なんですね。短い髪だと、そう簡単にはできません。これもロングヘアの魅力ですよね。

また、「華やかさ」や「ミステリアス感」が一番出せるのもロングヘアです。パーマをかけたりアイロンで巻き髪にしたりすれば、髪が長い分より華やかでミステリアスな女性の雰囲気を出すことができます。

「一人二役」でギャップ萌えも虜(とりこ)にできる!?

時に「二面性」=「ギャップ」を感じさせられるのも、ロングヘアの武器です。

例えば、普段お仕事でいつも髪をまとめている姿しか見たことがない人が、休日に会ったら真っすぐにおろしたロングヘアだったら、「あれ? いつもと雰囲気が違う!」と誰もがびっくりするでしょう。女性同士でも「そんなに髪長かったんだー」「髪おろしてるのもいいね!」となるでしょうし、ギャップが好きな男性陣はドキっとすること間違いありません。

その逆もそうです。いつもロングの髪をおろしている人が髪を1つに結んだ時のギャップ。あの瞬間ですね。
人は「ギャップ」に惹かれるものです。このように髪で「二面性」を出せるのもロングヘアならではです。

子育て期間は、女性は一度は髪が短くなる説

一方で、ロングヘアには最大の弱点があります。それは
・完全に乾くまでドライヤーの時間がかかりすぎる
・シャンプーの時間がかかりすぎる

そんな中でロングヘアのお客様を担当してきて、あることに気付きました。それは「出産して育児期間に入るロングヘアの女性は、一度は髪を短くカットする説」。もちろん100%ではありませんが、割合的にはけっこう多いと思います。

「小さい子供がいるから、ゆっくりシャンプーしている時間もドライヤーする時間もない!」

「抱っこやおんぶをするのに邪魔でロングの髪も毎日しばっているから、ロングの意味がない…」
といった感じで、一度ロングヘアをやめるママさんも少なくありません。ちなみにうちの奥さんも数年前に、このパターンでロングをばっさりカットしました。

他にも「夏のドライヤーが灼熱地獄」という理由でロングをやめた方もいらっしゃいます。ロングヘアと付き合っていくのも、なかなか大変なこともあるようですね…。

「カットしたのに気づかれない問題」は前髪で解決できる

その他、ロングの弱点は「10センチもカットしたのに誰も気付いてくれない…」といった声も多いです。そうなんです。胸まであった髪を胸上10センチににしても、ぱっと見あまり変化が分からないのも事実です。

なので、ロングヘアでの変化のポイントは「前髪」です。

そして以前にもお話しした「似合わせの法則」をここで使いましょう。
「前髪」×「なりたいイメージ」
ですね。

例えば、ハリウッド女優や韓国女優のようになりたければ、前髪は作らないようにしましょう。ハリウッドや最近人気の韓国の女優の90%くらいは、前髪のないロングヘアです。

ちょっとモードっぽく個性的にしたければ、Instagramフォロワー60万人以上のモデルの萬波ユカちゃんのような、眉上パッツン前髪でストレートのロングヘア。

清楚な大人の雰囲気を出したければ、女子アナの田中みな実さんのようなシースルーバングや斜め前髪でゆるふわロングヘアなど。

こんな感じで、「前髪」×「なりたいイメージ」の法則で変化させてみて下さい。

「ヘアドネーション」という社会貢献

「ヘアドネーション」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。小児がんや先天性の脱毛症、事故などで髪を失ってしまった子どものために、寄付された髪で医療用ウィッグを作り無償で提供する活動です。

これは31センチ以上の髪の長さでないと寄付できないんですね(厳密にいうと、短い髪でも研究材料として使用してくれるそうですが)。

必然的にロングヘアの人にしかできないことです。当店でもヘアドネーションをやりたい!といったお客様2、30人くらいの方の髪をこれまで寄付してきました。

中には小学生の女の子が寄付してくれることも! 「ヘアドネーションをやりたいから髪を伸ばしてきた」というお客様も少なくありません。

寄付されるお客様のロングヘアをばっさりカットする時、毎回自分の髪を寄付するわけではないのに、美容師の立場である僕は何だか心が透明になるんですね。本当に素晴らしい行動だと思います。ロングヘアにはそんな選択もできます。

今週はロングヘアの魅力についてのお話しでした。
ロングの方はぜひ自分のロングヘアに自信を持ってくださいね。

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