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顔の形でお悩みのあなた。この髪型にすれば、目立ちにくくなります。

[ 僕たちのビューティフル・ライフを探そう ]

今週は「自分の顔の形に似合う髪型って?」というテーマでお話しします。

まずは自分の顔の形を知ることから始めよう

「ヘアスタイルは変えてみたいけど、どんなスタイルが自分に似合うのか分からない」という方、かなりいらっしゃいます。

結論から先に言いますと、「自分に似合うヘアスタイルは、20パターン以上はある」です! 「そんなにあるの?? でも、どうすればいいのか、よく分からない…」となりますよね? 

「似合うヘアスタイル」を挙げていくとたくさんありすぎるので、「NGヘアスタイル」を紹介した方が早くて分かりやすいと思いますから、そうしますね。

NGは、顔の形ごとに見つけることができます。顔の形は以下の5パターンのどれかに分類されます。そこで最初に、自分の顔の形を認識してから、読み進めてみてくださいね。

●丸顔さんの特徴

童顔に見られたり、実年齢よりも若く見られやすい特徴があります。顔の大きさなどは関係なく、全体的に丸みを帯びていれば丸顔さんです。

【NGヘアスタイル】
ベリーショートとはあまり相性がよくありません。フェイスライン(顔の形や、顔周りの髪の生え際)をすべて出してしまうことで、丸いシルエットに目がいきやすいので注意してください。

●ベース顔さんの特徴

四角い形の顔の人や、エラの張っている人のこと。顔の下側の輪郭が強く目立つので、そこをカバーする髪型が似合います。

【NGヘアスタイル】
ベース顔さんの場合は横髪を耳にかけたり、短くしすぎるとフェイスラインが目立ってしまうため気をつけましょう。短すぎる前髪も顔の面積を広げてしまうので、できれば避けたほうがいいでしょう。

●逆三角形顔さんの特徴

頬(ほお)から顎(あご)にかけてスッとスリムに見えるので、なるべく下側にボリュームを出すような髪型が似合います。ストレートもいいですが、パーマとの相性が特によくなります。

【NGヘアスタイル】
毛先を薄くしたストレートスタイルや、上の方にボリュームを持たせたスタイルは、バランスが取りづらいので注意してください。

●面長さんの特徴

縦に少し長い顔の形をしています。なるべく縦の面積を狭くするような髪型にすると、顔の長さをカバーできます。

【NGヘアスタイル】
ストレートヘアのボブは、縦のラインを強調させてしまうスタイルになりやすいので気をつけてください。また、短めの前髪も縦ラインをハッキリ見せてしまうことがあります。なるべく動きの出るような前髪と毛先にして、縦長感を解消しましょう。

●卵顔さんの特徴

このタイプの顔の形は、5つのタイプの中で最も理想的な形です。頬の程よい丸みと顎のスッキリさがあるので、どんな髪型にしてもよく似合います。目立たなくしたほうがよいパーツもないので、好きな髪型を選んでOKです。

ショートヘアのほうが、顔の形の特徴が出てしまう

僕が実際に美容室で働いている中では、面長で悩む方が多いですね。ストレートスタイルでご来店されて、「何だかパッとしないんです」「面長が気になっていて…」という方は、けっこう多くいらっしゃいます。そんな場合には横にボリュームを出すために、パーマをかけさせてもらいます。「パーマはかけたくない」という場合は、アイロンで巻いて横にふんわり感を出してスタイリングして頂きます。

丸顔でお悩みのお客様も多いです。丸みのあるお顔に、丸みのあるストレートのスタイルは、丸顔をより強調させてしまうので、こういった場合もパーマをかけて輪郭をぼかしたり、アイロンで毛先に動きを出すようにスタイリングしてもらいます。このようなスタイリングは小顔効果も出せます。

ロングヘアの方であれば、顔型の影響はそこまでありません。一方で、ショート、ボブ、ミディアムのヘアスタイルをご希望の場合は、顔型の影響がダイレクトに出てくるので注意してください。

人に大きな影響を与える前髪の攻略法、教えます。

人に与える印象は、パッと目を合わせて正面から見た時に、最も影響が出ます。ですので、前髪が人に与える印象はめちゃくちゃ大事になるわけです。

となると、「自分は前髪があるのとないのだと、どちらが似合うんだろう?」「どんな前髪がいいんだろう…」と、悩んでしまうかもしれません。そこで次は、前髪について解説します。

ひと昔前には重めの前髪が流行しましたが、今は「シースルーバング」と言われている薄めの前髪が流行しています。

基本的な印象としては、前髪があるスタイルは可愛らしく若々しく、前髪なしでは大人っぽく、クールな雰囲気になります。先程出てきた顔型に合うようにも、前髪を紹介していきますね。

●厚めで重めの前髪

可愛い、おしゃれ、クール、モードといった印象に。長さによってテイストも違って見えてきます。面長さんやおでこが狭い方などに合うと思います。

●シースルーバング

色っぽい、透明感がある、健康的といった印象が出ます。透け具合や束感を調整すると、違ったテイストにも見えてきます。逆三角形顔さんや、長めに作ればベース顔さんにも合います。

●流す前髪

大人っぽい、明るく見えるといった印象に。前髪を流しておでこが出るように縦ラインを強調することで、丸顔さんの丸みが出過ぎてしまう状態を軽減できます。

●ショートバング

元気に見える、若々しい、洗練されたといった印象に。ガラッと雰囲気を変えられることが多いです。

●前髪なし

クール、大人っぽい、色っぽいといった印象に。縦ラインが強調されるため、丸顔さんやベース顔さんのコンプレックスが出てしまう部分をカバーできます。

ざっと紹介してみましたが、少しニュアンスを変えれば前髪には他にもたくさんのバリエーションがあります。

  • 同じ長さでも「直線」にするのか「カール」をつけるのか
  • カットラインをパッツンにするのか、ギザギザにするのか
  • 分け目を左右で変えるか、真ん中で分けるか
  • 立ち上げて「かき上げ」前髪にする
  • アシンメトリー(左右非対称)にする

など、挙げていけばたくさんの前髪のバリエーションがあるんです。

「前髪を変える」というのは少し勇気がいるかもしれませんが、ぜひチャレンジしてみて自分に合う前髪を探してみてはいかがでしょうか。
今週はここまで。来週も「似合わせの法則」をさらに詳しくご説明していきますね。

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  1. cecille

    先日、「熱いから、、、」と言う理由だけで、バッサリとショートヘアにしました。
    見慣れないせいか、❓❓❓
    今回の記事を、もっと早く読んでいれば、、、
    次回のために参考にさせていただきます。