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外国人のように顔に立体感を出したい人必読! ヘアスタイルでも多くができます。

[ 僕たちのビューティフル・ライフを探そう ]

今週は「『3D(立体)の法則』が日本人の顔に必要な理由とは?」というテーマでお話しします。

今や韓国は、整形世界一の国

先日テレビを見ていたら、「10〜20代の日本の若い女性が整形手術をしに韓国に殺到」というのを目にしたんですね。韓国の女性のあいだでは、もはや美容整形は当たり前の文化になっているようで、なんでも人口あたりの美容整形件数は世界1位とのことです。

日本人だけでなく世界中から韓国に整形手術をしにやってくるそうで驚きましたが、韓国に集まる理由に、「価格の安さ」や「整形医療技術の発達」などがあるそうですね。

20代の韓国人の約4割が整形経験者というデータもあったりして、その背景には「外見もスペック」といった「外見至上主義」の考え方もあると言われています。

40歳になる僕が10〜20代の頃から、いわゆる「プチ整形」というのをやっている女性はいましたし、今に始まったことではないという感覚です。昔も今も変わらない「女性の美意識の高さ」が、そういった行動へと繋がっていくのでしょう。

整形手術に関しては僕がとやかく言うこともありませんが、男性目線からの意見としては「男性は全体的な雰囲気、女性はパーツでその人を見る」と言われているように、僕個人的には「整形なんてしなくても良いのになあ」と思ってしまう部分もあります。でもそこは、もう男女の価値観の違いですよね。

日本人の顔の特徴とは?

数年前に映画『テルマエロマエ』という作品の中で、古代ローマ人の主人公が日本人のことを「平たい顔族」と言って表現していました。そうなんです。日本人の顔は男女問わず「凹凸が少なく平面的で立体感がない」という特徴がありますよね。

欧米人と比べたら一目瞭然です。決して日本人の顔が悪いというわけではなく、欧米の人は彫りも深くて鼻も高く、アゴもシャープです。そんな欧米人の顔にやっぱり日本の女性は憧れがあるのかもしれません。

今でこそ韓国顔ブームがありますが、10年前くらいには欧米人とのハーフモデルがファッション誌を賑わせていました。「目は一重より二重に」「鼻を高くする」「丸顔をシャープにする」といった美容整形も<「顔を立体的に見せる」=「3Dに見せる」>のが目的ですよね。

髪で3Dの顔を作り出す方法、あります

とはいえ、美容整形までして顔を3Dにしている女性のほうが実際には少数派だと思います。大多数の女性は、メイクで立体感を出しているのが現実ですよね。チークを入れる、ハイライトを入れる、シャドウを塗る、まつ毛エクステだってあります。

メイクで立体感を出すテクニックもたくさんありますが、顔をあまりにも3Dにしたいからといってあれもこれもとやり過ぎてしまって、最終的には舞台メイクのようになってしまってはおかしいですよね。なんなら今はナチュラルメイクが主流ですし。

ここからが本題になりますが、もともとの骨格や顔の構造的に平面で構成されている日本人の顔を、ナチュラルメイクでもいかに3Dに見せるか。それがポイントになってきます。

中には「整形もしたくないし、メイクも苦手で…」という人もいらっしゃると思います。そういった人は「髪」で立体感を作ることで、少しでも日本人の顔を3Dに見せることができたりするんですね。

以前、「ダイヤモンドの法則」という記事の中で、「日本人と欧米人の頭蓋骨の形の違い」をお話ししました。日本人は後頭部が絶壁でハチが張っているので、後ろから見ても、横から見ても、ダイヤモンドの形【◇】にヘアスタイルを作ると頭の形が立体的になり、きれいに見える、といった手法です。

今回は、正面から見た「顔」をヘアスタイルで立体的に見せる方法に迫ります。

ポイントからお話しすると、
・前髪を目の上ギリギリに重めにカットする
・前髪にカールをつける
・顔周りに動く髪を作る
・ストレートではなく髪にカールをつける

実はこれだけです。以上をヘアスタイルに取り入れるだけで、顔に立体感が出てくるんですね。以下、一つひとつ説明していきます。

●前髪を目の上ギリギリに重めにカットする

こうすることで、目元が強調されて目ヂカラが出るんですね。これが短すぎると目が全て出てしまい、効果が薄れてしまうので注意が必要です。それに「重め」にカットすることがポイントです。

今流行りのシースルーバングのような薄めの前髪は軽さや透け感、トレンド感は出せますが、逆に立体感は出づらいのでこれも注意しましょう。

●前髪にカールをつける

ストレートでただストンとおろしただけの前髪は、おでこにペタッと張り付くような状態なので、顔が平面的に見えてしまいます。パーマをかける、もしくはアイロンでカールをつけるかどちらでもいいので、おでこと前髪の間に空間を作ることを意識しましょう。このひと手間で立体感が全然変わってきます。

●顔周りに動く髪を作る

顔周りがストレートのままだったり、レイヤー(段)が入っていないヘアスタイルだと、「顔の骨格補正」ができません。

例えば、「ほお骨が出ている」「エラが張っている」などがあるとすると、そこが気になっている場合、隠したい部分ですよね?

顔周りに動く髪があれば、そこを隠すことができるんです。言い方を変えると「影を作る」といった感じですね。メイクにおいても影を作るという手法がありますが、影を作ることで、「顔の骨格補正」と「顔に立体感を出すこと」が同時に可能になるということです。

後ろで髪をまとめた時にも使えます。後ろで髪をしばったりした時などは、顔が全て出るじゃないですか。そんな時も顔周りに後れ毛を残したほうが立体感は出せます。

●ストレートではなく髪にカールをつける

簡単に言えば「パーマスタイル」のほうが顔は3Dに見える、ということですね。

パーマでなくても、アイロンでカールをつけるのでも可能です。髪にカールやウェーブがあることで、髪に「浮遊感」や「すき間」「奥行き」が出ます。それらによって正面から見た時に、顔にも「立体感」が出てくるんですね。

一方で、前髪と同じように顔に沿うようなストレートヘアだと、どうしても全体的にのっぺりとした平面になってしまうのが想像できると思います。

今回は「ヘアスタイルで顔に立体感を出す3Dの法則」を提案してみましたが、全ての人がこうしたほうがいいということではありません。

あくまでも「顔に立体感が欲しい人」向けですね。すでに目鼻立ちがハッキリしている顔立ちの人や、メイクなどで3D顔が作れる人は、どんなヘアスタイルでもいいと思います。
参考にしてみてくださいね!

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