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「疲れがとれない!」原因・対策ケア

[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]

こんにちは!更年期トータルケアインストラクターの永田京子です。

このコラムでは40代からをよりごきげんに快適に過ごせるような、ヒントやアイデアを発信しています。ぜひ、日ごろの健康づくりにお役立てくださいね。今回のテーマは、更年期女性の7割が感じる「疲れやすい」についての原因と対策ケア方法をご紹介します。

  • 朝からからだが重だるくて、やる気が出ない
  • 仕事が終わると疲れ果てて何もできなくなる
  • 寝てもつかれがとれない

早速ですが思い当たることありませんか?
1つでも当てはまるという方は、ぜび一緒に対策ケアに取り組んでいきましょう。

更年期に疲れやすくなる原因

更年期の疲れやだるさは、女性ホルモンの急激な低下によって自律神経が不安定になることで起こります。
「ずっとしんどい」みたいな、慢性的な疲労感を感じることが多くなります。

その背景には、体力や筋力の低下、更年期症状によって睡眠が浅くなり、疲れが取れないこと、仕事や責任が増えて精神的にも追い込まれやすいこと。なのに、子どもや親など家族のことも待ってくれない。「あぁ、もぅ!忙しすぎる!」ということなどがあるでしょう。

たかが疲れ、されど疲れ。放っておくと精神的なダメージも大きく、心の病気や生活習慣病などを誘発させることもあるので、対策ケア方法に一緒に取り組んでいきましょう。

「疲れやすい」の対策ケア方法は「動く」こと

「疲れやすい」の最もいい対策ケアは、血流を良くすることです。
疲れやすいと感じる時には、体を動かすともっと疲れてしまうのではないか、体力を温存しようと考えがちで、動くことが億劫になりやすいのですが、これは逆効果です。

逆にウォーキングやストレッチなど、「えいやっ」と体を動かすことで、血流が良くなり、体にたまっている老廃物や毒素などの疲労物質が血液で流されます。心と体が疲れているときは、実は体を動かすことでとってもスッキリするんですよ。それに、更年期に衰えがちな骨や筋肉の健康維持に役立ちます!

「動く」のが億劫だ!と言う方は、お風呂に入浴する方法もお勧めです。じんわりと汗をかくくらいのお湯につかって体を温めてみてください。血流がよくなってすっきりします。

疲れをとる、ツボ押しケア「気海(きかい)」

疲れをとるツボ押しケアは、おへそから指1本半位下にある「気海(きかい)」と呼ばれるツボがおすすめです。

「気海(きかい)」のツボは、文字通り、生命活動の原動力となる「気」が集まるツボで、押すことで全身のコンディションが整いやすく、元気になりますよ。お腹のツボはデリケートなので、指で一点を押すのではなくて両手を重ねるようにして手のひら全体でやさしく圧をかけてください。

また日ごろからこの部分が冷えないように腹巻や、カイロなどで温めておくのもオススメです。

それでも疲れが取れないときは

なんだか疲れやすいなぁ、体がだるいなぁ、更年期だからかしらと思っていたら、実は他の病気が隠れていたという話があります。最も間違いやすいものは貧血や甲状腺機能障害です。なんだかわからない不調が続いている場合は、婦人科へ行って検査をする。それは大切な選択肢のひとつです。

また、更年期に起こる様々な不調は、出口のないトンネルにいると思えば辛いですが、「更年期にはいつか終わりがある」という大きな気持ちを持ってください。環境が整えて、思い切って「今は休む」と決めるのも良いでしょう。

自分に合ったセルフメンテナンス方法を身につけて、心と体と向き合って、これからまだまだ続いていく人生を楽しむ土台を作っていきましょう!

永田京子
NPO法人ちぇぶら代表理事 / 更年期トータルケアインストラクター

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