
40代から気をつけたい「骨」を強くする体操
[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]
みなさんは、自分の骨年齢、知っていますか? 女性であれば誰もがリスクを持っている「骨粗しょう症」。今回は、「40代から気をつけたい「骨」を強くする体操」というテーマで、からだの内側から私たちを支えている「骨」に焦点を当てて、骨を強くする方法や、体操によるケアをお伝えします。
どうして更年期以降、骨の密度が減ってしまうの?
骨粗しょう症は、骨の密度が減り、骨の質が悪くなる病気のことです。
「骨粗しょう症? そんな老人の病気なんて!私にはまだまだ先の話」
そう思いますか??
ノンノン! その考え、甘いですヨ!
骨は40代から対策をしておくことがとっても大切なんです。
女性ホルモン(エストロゲン)は、わたしたちの体の中で骨からカルシウムがとけ出てしまうのを防ぐ役割をしています。しかし、更年期には、体の中の女性ホルモンが急低下。つまり、これまで骨を守ってくれていたものがなくなってしまうんです。世界中で、50歳以上の女性の3人に1人が骨粗しょう症が原因で、骨折のリスクにさらされているという研究もあるほど、骨粗しょう症は身近な病気です。
骨密度は自分で自覚できる症状はほとんどないまま減少していきます。骨粗しょう症になると、骨折しやすくなります。それは、私たちの健康寿命や生活の質に大きな影響を与えるなんてことは言うまでもありませんよね。
今からできる! 骨粗しょう症を予防の方法について
骨粗しょう症は、年齢や性別、閉経と言うような、自分ではどうにもできないリスク要因もありますが、一方でライフスタイルの工夫によって予防したり、改善できることもわかっています。
【骨に大切な栄養素を摂る】
骨に大切な栄養、足りていますか??
骨に関して重要な栄養素は、カルシウムとビタミンDです。カルシウムが豊富な食品は、牛乳や、魚、ナッツなど。また、カルシウムの吸収を助けてくれる役割や、骨の再生を助けてくれる役割があるビタミンDも一緒に摂取しましょう!
ビタミンDが豊富な食品は、しめじや椎茸などのキノコ類、サーモン、鯖、卵などがあります。
また、ビタミンDは食事以外にも太陽の光にあたることで体の中でつくられるんです。1日あたり10分から15分間、手、顔、腕を日光にさらすだけで十分です。
【そのほかに日々の生活のなかで工夫できること】
- 定期的に運動をすること
- タバコを吸わないこと
- 大量にお酒を飲まないこと
などが、骨粗しょう症予防の指標として挙げられています。
生活の中でできる!骨を強くする体操
骨は、衝撃を与えることで強くなることを知っていますか?
ここでは、日常生活の中でも簡単にできる骨を強くする体操をお伝えします。
1. かかとを床から10センチほど浮かせ、バランスをとる

2. ストン!と軽くかかとに衝撃がかかるようにして、かかとを床に下ろす。

これを10セット行なってください。
いかがでしょう。簡単にできる体操なので、キッチンでお鍋が煮える間や、エレベーターの待ち時間、電車の待ち時間など、日常生活の中にとりいれて行ってみてください。もし、かかとをあげるとフラフラするという場合は、壁やテーブルに軽く手を添えて試してみてくださいね!
骨は、あなたの健康や人生を内側から支えている大切な部分です。
食事や体操など今から出来る生活スタイルの工夫で、いつまでも丈夫な骨で豊かな人生を過ごしましょう!
※参考
・国際骨粗しょう症財団 (International Osteoporosis Foundation)
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