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更年期の「食欲不振」原因と対策ケア!ツボ押し&体操方法

[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]

「若い頃は、焼肉でも天ぷらでもモリモリ食べていたのに、40歳を過ぎてから食欲がなくなってしまいました。胃腸の疲れもとれない気がします」

更年期にこのように「食欲がでないこと」に悩むこと、ありませんか??
なかには、1か月で5キロ痩せてしまった、吐き気がしてご飯が食べられない、という声を聞くこともあります。そこで、今回は更年期の食欲不振の原因・対策ケア方法をご紹介していきます!!

更年期の食欲不振の原因は自律神経の乱れ

更年期の食欲不振は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少が原因になっていると考えられています。エストロゲンの分泌が減ると、自律神経のバランスが乱れやすくなります。副交感神経が優位なリラックスしているときは、わたしたちの胃腸は活発にはたらきます。一方で、運動しているときや興奮状態など交感神経が優位なときには、胃腸のはたらきは抑制されます。そのため、自律神経のバランスが乱れると、食欲の低下や胃もたれなど、胃腸の不調が起こりやすくなってしまうのです。

また、つらいことや心配事があるときにご飯が喉を通らなかったり、睡眠不足のときにお腹が減らないような感じがしたり、アルコールを飲み過ぎると胃がムカムカしてご飯が食べれない……という経験ありますよね。このように、心の調子や、生活習慣によっても自律神経のバランスは乱れ、胃腸の機能が低下して食欲がなくなることがあります。

今すぐ使えるツボ押しケア

中脘(ちゅうかん)・・・消化器系のツボ

中脘(ちゅうかん)は、みぞおちとおへその間の中間の位置にあるツボです。
胃腸を元気にしてくれ、整え消化不良を改善したり、水分代謝を助け、からだのむくみをとるはたらきがあります。息を吐きながら、両手を重ねてグーッと押してみてください。食事の20分〜30分前に、5秒×5回繰り返します。

胃腸スッキリ体操でケア

普段の生活で、骨盤が後ろにたおれて猫背になっていませんか?
猫背の姿勢の場合、恥骨からみぞおちまでの距離が短くなる分、内臓の収まるスペースが狭くなり圧迫されます。これでは、胃腸に負担がかかるのも無理はありません。しかし、骨盤をしっかりと起こすことで、胃腸のスペースが確保され、スッキリしますよ。

食事の前にこの体操、ぜひ試してみてくださいね!
まず、恥骨からおへそまでが床に対して垂直になるように、骨盤を起こして座ります。
両方の手を組んで頭上方向に伸ばします。ぐーーっと伸びをするようにします。
このまま5秒間キープし、ゆっくりとその手をほどいてください。

この体操を行うことで、内臓のおさまるスペースが確保され、胃腸のはたらきを助けるはたらきが期待できます。ツボ押し方法とあわせて食事の前に試してみてくださいね!

生活の中でできる胃腸を整える方法

さらに、生活の中で工夫をすることで胃腸のはたらきを助けることができます。
ウォーキングや軽いジョギングなどの運動をすることは、自律神経が整うメリットや、内臓にも刺激が行くため胃腸のはたらきを促進してくれるのでオススメです。
また、胃もたれをしているときや、なかなか食欲が出ないときは、食べ方を工夫してみましょう。よく煮込んだお野菜などの消化にいいもの、そして栄養価の高いものを選ぶのがオススメです。また、よく噛んで食べることで胃腸の負担を軽減することができます。

食欲不振の症状が一時的な場合はそれほど心配はいりませんが、もしも症状が長く続く場合は、ほかの病気が隠れている可能性があります。そんなときは、病院を受診することも大切な選択肢です。

更年期は、心や体に様々な変化が起こりやすいとき。少しでも、ごきげんに快適に過ごせるように、自分に合った対策ケア方法を見つけてみてくださいね!

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