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40代からの「生きがい」を見つける方法

[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]

あなたの “生きがい” はなんですか?
先日、40代の女性からこのようなご相談をいただきました。
「私は、仕事も安定しているし家族にも恵まれていて、毎日の生活に特に不満があるわけではありません。だけど、この先もこのままの人生でいいのか、不安になるんです。生きがいとよべるものがあればいいのですが……」

40代にもなると、これまで生きてきた経験から、この先の見通しが立ちやすくなります。このままの生活を続けると、だいたい人生ってこんな感じになるんだろうなぁということがイメージできるということです。
それは、ある意味では安心につながりますし、ある意味では人を大きく迷わせます。

子どもの時は、与えられた環境の中で生きてきました。20代は目の前のことに精一杯に生き、懸命に日々を積み重ねてきた30代。そして、40代に突入です。人によってはある程度は自由につかえるお金ができたり、子どもが大きくなり自由な時間ができたりする時期ではないでしょうか。それに、これまで積み重ねてきた経験からものごとを考えられるようになります。つまり選択肢が増えるということ。

このままの生活を続けることもできるし、そうでないことを選ぶこともできる。
だから、なお迷う!!!
「たった一度きりの人生、本当にわたしはこのままでいいのだろうか……?」

ミッドライフ・クライシス と呼ばれたりもしますが、この時期8割もの人がこのような迷いを経験するという心理学者もいます。

自分の生きがいを探究しよう!

「生きがいのある人は、更年期症状が軽く、健康寿命が長い」という研究結果もあるほど、生きがいは私たちの生活に深く関わっています。
更年期は、自らの心や体に積極的に目を向けてメンテナンスを行ったり、自分自身を見つめ直して、どんな人生を歩んでいきたいのかをイメージする絶好のチャンスです。
そこで、私が更年期のこの時期におすすめするのは「生きがい」を探究する力をつけておくことです。

“生きがい” を見つける質問

ミッドライフ・クライシスを乗り越える秘訣、そして生きがいを探究するコツは、「自分を知ること」です。
そこで、シンプルですが、自分を棚卸できるかんたんな質問を用意しました。
ぜひ紙に思いつく限り書き出してみてくださいね

1 あなたが「好き」なことはなんですか?

2 あなたが「得意」なことはなんですか? 

3 あなたが人から「感謝」されることはなんですか?

4 あなたが「やりたいこと」はなんですか?

生きがいは、何か特別なことである必要はありません。自分の生きがいに、他人の評価は必要ありません。誰がなんと言おうと、自分の心が動くことや自分が満たされていると感じていればいいのです。

人生の選択肢の指針があれば選びやすい

上記の質問から、自分の好きなこと、得意なこと、感謝されること、やりたいことの4つが見えてくれば、人生の選択肢の指針になります。「幸せ」の指標はひとそれぞれ。
ですから、自分はどんなときに幸せと感じるんだろうということにぜひ自覚的になってください。

「本当にわたしはこのままでいいのだろうか……?」と迷った時、今の生活を続けることでこれらの質問の答えを満たせるだろうか、自分の心は動くだろうかと照らし合わせる指標にしてみてくださいね。

また、生きがいは人それぞれ。これ!というものが見つからなくても、焦る必要はありません。生きていく中での人との出会いや、物との出会い、起こる出来事も存在しているのは、今この瞬間だけ。前にも後にも、二度と繰り返されることのない一生に一度の「今」。「今」を感じ、味わい、生きることも、一つの “生きがい” と言えるのではないでしょうか。

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