
40代からの肌の乾燥とかゆみ! 予防・改善する5つのポイント
[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]
「このごろお肌のハリや潤いが減ってきました」
「かかとがかさついて、ストッキングが引っかかるんです」
「ちょっとの刺激で肌がかゆくなるんです」
40代になると、このように皮膚の乾燥やかゆみに悩まされる方も少なくありません。そこで、今回は、「40代からの肌の乾燥とかゆみ! 予防・改善する5つのポイント」をお伝えします。
40代から肌の調子が悪くなる理由
40代以降、肌の調子が悪くなる理由の1つは、女性ホルモンの減少です。女性ホルモンは、私たちの体の中で、美と健康を維持する様々な役割を果たしています。肌に関しては、ハリや潤いを保ってくれているはたらきや、コラーゲンやヒアルロン酸の合成を促してくれるような役割があります。
そんな女性ホルモンが減ってきてしまうと、肌はハリや潤いが十分に保てず、乾燥状態になりやすいのです。
乾燥するとますます肌のバリア機能が低下してしまいます。これまで使っていた化粧品が合わなくなってしまったり、汗やほこりが刺激となって、肌がかゆくなったり、ピリピリしたり、赤くなってしまったりという悩みを抱える方も少なくありません。ひどくなると、かゆみや湿疹などの皮膚炎を起こしてしまうこともあります。
肌のバリア機能を高める5つのポイント
日常生活の中で気をつけられる、肌のバリア機能を高めるためのポイントを整理しました。できるところから、取り入れてみてくださいね!
1. 洗いすぎないこと
顔も体も、洗いすぎないこと。洗いすぎると、肌に必要な皮脂まで奪われてしまい乾燥肌になったり、逆に肌を守ろうとして皮脂が過剰に分泌されたりと、肌のバランスが乱れてしまいます。
洗顔は、朝と夜の2回まで。力を入れずに優しく洗うようにしましょう。
2. 保湿すること
洗顔後やお風呂上がりは、肌の水分があっという間に奪われてしまいます。特に洗顔後は、基礎化粧品などですみやかに保湿をしましょう。敏感肌の方は、コットンで肌が傷つく場合もありますので、手のひらでやさしく保湿をするのがオススメです。
3. 紫外線から肌を守ること
紫外線は皮膚のバリア機能を低下させ、肌を乾燥させシミやシワの原因となります。適切に日焼け止めクリームなどを使いましょう。また、帽子やサングラス 、日傘などで直射日光があたらないように工夫するのもオススメです。
4. 栄養のある食事をとること
肌の健康は栄養から! バランスのいい食事は基本ですが、とくに肌を健康的に保つには、抗酸化作用がある栄養素がオススメ。代表的なのは、皮膚や粘膜の健康を維持するはたらきがある、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEです。
ビタミンはサプリメントや薬などからではなく、できるだけ食材からとりましょう。カボチャ・ピーマン・ブロッコリーなどは、ビタミンA・C・Eが全部含まれているのでオススメです。
5. 睡眠をとること
睡眠不足は、肌にとっては大敵です。なぜなら、眠っている間に、最も成長ホルモンが分泌されるからです。成長ホルモンは、細胞の分裂を促してくれるので、皮膚の再生活動を盛んにします。
全身を整えることで肌を美しく
美や健康というのは、部分的に切り取ってケアすることよりも、日ごろの生活習慣の積み重ねで、全身を整えていくことが大事です。
バランスの良い食事をとる、適度に体を動かすようにする、睡眠はしっかりとる、ストレスのたまりすぎる生活はできるだけ避けるなど、心も体も、そして肌も美しく健康になっていきましょう!
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