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更年期の【食欲がとまらない】原因と対策のツボ押しケア&食事のコツ

[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]

食欲の秋ですね。この頃ついつい食べ過ぎてしまう、間食がとまらない……そんなこと、ありませんか? 更年期の食欲が止まらない! 実は、このように悩まれている方はとても多いのです。そこで、今回は、その原因と対策のツボ押しケア&食事のコツをご紹介していきます!

更年期の食欲が増進する2つの理由

1つ目の理由は、女性ホルモンが低下し、食欲をコントロールするホルモンであるレプチンが少なくなってくるためです。レプチンというのは、わたしたちの脂肪細胞から出るもので「エネルギーはもう十分ありますよ!」というメッセージを、脳の視床下部というところに伝えてくれるものです。なので、このレプチンがしっかり働いてくれている場合は、わたしたちは適度なところで食欲が抑えられるのです。

脂肪細胞から出るのであれば、脂肪がたくさんあれば、レプチンがたくさん出るはず! ならば、太れば食欲が抑えられるんじゃないか?と思いますよね。しかし、肥満の人や太り過ぎている方は、脂肪細胞からレプチンがでて「エネルギーは、もう十分ありますよー!」というメッセージをおくっても、そのメッセージを脳の視床下部がキャッチできない「レプチン抵抗性」と呼ばれる状態が生じてしまい、ますます食欲がおさまらないという悪循環に陥りやすくなってしまうんです。

2つ目の理由は女性ホルモンの低下です。更年期には女性ホルモンが低下します。女性ホルモンの低下によっても、レプチンから発せられるメッセージが上手に受け取れなくなってしまうことがわかっています。

このように、レプチンの脳への働きがアンバランスになると、食欲を抑えようと思っても、気合では抑えられず、食べ過ぎてしまうことがあります。

では、食欲を適度に抑えるにはどうすればいいのでしょうか。

食欲を抑える食べ物がある!

食欲をコントロールするレプチン 。実は、この働きを脳にとどけて、食欲を抑える作用がある食べ物があるんです。それも身近にあるものです。

それはなにかというと、キャベツやブロッコリーです。

大阪府立大学の研究で、アブラナ科野菜(キャベツ、ブロッコリー、白菜、カブ、ダイコン、コマツナなど)に含まれるフェネチルイソチオシアネート(Phenethyl isothiocyanate, PEITC)という物質が、レプチンのはたらきを脳にとどけて、食欲を抑える作用があることを発表しています。

アブラナ科野菜は、スーパーで手に入りやすい食材でもあるのがうれしい!! 毎日の食事に追加するのはいかがでしょうか。

食欲を抑える方法(ツボ編)

食欲を抑える、簡単なツボ押しケア方法もよかったら試してみてくださいね。

飢えを解消するという意味のツボで、「飢点(きてん)」と呼ばれます。
場所は、耳の穴の前にある小さな軟骨の突起のつけ根部分。

食欲抑制したり、過食を予防する効果が期待できますよ!
食事の20分程前に5秒×5回程度、刺激してみてくださいね。

そのほかに、食欲を抑える方法

そのほかにも、適度に運動することで一時的にレプチンの分泌が増えて食欲を抑える効果があることや、睡眠時間が短くなることでレプチンの分泌が低下してしまうことなどが分かっています。

運動・食事・睡眠という、基本的な生活習慣は、わたしたちの食欲にも大きく関わっているのですね。正しく知って、レプチンを味方につけて、快適なからだを作っていきましょう!


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