
朝と夜、食前と食後、一番効果的なウォーキングの方法
[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]
ウォーキングでしっかり効果を出すためには「朝」と「夜」いつ歩くのがいいか知っていますか? また「食前」と「食後」でも効果に違いがあることを知っているでしょうか。
そこで、今回は効果的なウォーキングのタイミングをご紹介していきます。
メンタルを整えたい場合は「朝」ウォーキング!
朝の時間帯のウォーキングは、心の調子を整えたい方、1日を明るい気持ちで過ごしたい方に特にオススメです。
朝日を浴びることで、脳内の神経伝達物質「セロトニン」が分泌されます。セロトニンは、別名「幸せホルモン」と呼ばれるもので、気持ちのコントロールに深く関わる物質。また、ウォーキングのようにリズミカルな動きによって「セロトニン」の分泌が促進されることがわかっています。朝、歩くことで、気分が明るくなりますよ!
「朝」歩く注意点!
朝起きてすぐ歩くのは注意。寝ている間に水分が出てしまい、血液がドロドロになっている可能性があります。心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなるのが朝。起きたらまずはコップ一杯の水を飲みましょう。また、朝は筋肉が固まっているので、すぐに動き出すのではなく、まずは体をならすために、少しずつストレッチをしてからウォーキングに行くのが良いでしょう。
疲れをとるなら「夜(夕方)」ウォーキング!
健康を維持、増進したい方には夜(夕方)に歩くのがオススメです。夕方に歩くことで血流が良くなり、1日で溜まった体の疲れを流し出すことができます。また歩くことで体温が上昇し、夜の入眠が得やすくなるという嬉しい効果も期待できます。
そのほかにも、夕方は1日のうちでも最も体温が高く、ケガをしにくいと言うメリットがあります。
ダイエットには「食前」のウォーキング!
食事の前に歩くことは痩せやすい身体づくりにつながります。なぜなら、食事前に歩くためには、エネルギー源としてすでに体についている脂肪を燃やす必要があるからです。
また、食前に体を動かすことで、食欲を抑えるホルモンが分泌されます。運動後の食事の食べ過ぎを防ぎ、脂肪の蓄積や体重が増えすぎることを予防する働きが期待できます。
健康増進が目的なら「食後」にウォーキング!
食後のウォーキングは、健康の維持や増進にオススメ。食後に歩くことで、食べた食事に含まれるカロリーを消費できるので、脂肪がつくのを防ぐ効果があります。また、食後のウォーキングは、血糖値を下げる効果が期待できるので、糖尿病の治療の現場でも行われています。
ただし、食後すぐに歩くと、お腹が痛くなったり、食事を消化するためのエネルギーが十分に発揮しづらくなってしまいます。食後90分後くらいに歩きましょう!
自分に合ったタイミングで、日々の生活にウォーキングを取り入れ、心も体も快適に過ごしていきましょう!

NPO法人ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター。演劇活動後、ピラティスや整体・経絡、リフレクソロジーなどを学び、出産後の母子のサポートを8年行なう。その活動の中で、40代の女性たちの声や、自身の母が更年期障害でうつになった経験から、更年期を迎える女性の健康サポートを目的とした「ちぇぶら」を設立。永田京子さんの紹介ページは→こちら
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