
最もリフレッシュする休みの日の過ごし方
[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]
みなさんにとって「リフレッシュする時間」とはどんな時間ですか??
私は山が好きで、お休みの日はこのごろよくトレッキング(山登り)に行くんです。岩をよじ登ったり、頂上で見られる絶景を眺めたり、蜘蛛の巣に引っかかりなんかしながら、自然を楽しんでいます。非日常的な空間が、自分をすごくリフレッシュさせてくれるような気がします。一方で、同じお休みの日でも、なんとなくダラダラと過ごした日は、自分にとってリフレッシュしたという感覚はあまり得られません。
人はどうしたらリフレッシュできるのか
このヒントになりそうな、あるアメリカの調査があります(※1)。
「休日は、可能な限り休日のように考えて、休日のように行動して過ごしてください」という指示を出したグループと、「休日はいつものように過ごしてください」と指示を出したグループで幸福度を調査しました。
さて、どちらのグループの方が幸福度があがったと思いますか?
答えは、「休日を出来る限り休日っぽく過ごしてください」と言われた前者のグループだったんです。
休日を意識してみる
では、なぜ休日を意識するだけで幸福度が上がったのでしょうか。
「休日らしく過ごすぞ!」という風にわざわざ休日であることを意識することで、自分自身の今の瞬間、瞬間に目が行きます。「その瞬間を大事にしよう!」「やっぱり休日だから楽しみを見つけよう」というような意識がはたらき、幸福度が上がると考えられているんです。
休日にリフレッシュできると生産性も上がる
休日を幸せに過ごすことができたら、休み明けの仕事の集中力がグッと高まることも知られています。
そりゃ、そうですよね。休みの日に幸せな気分になってリフレッシュしたら、「一週間がんばるぞ」という気分になって、集中力も増すというのは、わざわざ実験で示されなくても経験があるのではないでしょうか。
なにげない日常の中で楽しみを見つけられるかどうか
リフレッシュするというと、何か特別なことをする必要があるのかと考えてしまいますが、そうではありません。
なにげない日常の中でどれだけ自分自身が主体的に楽しみを見つけられるかどうかです。
例えば、毎日のご飯食べる時、お散歩をするとき、仕事の時、自分が好きなことや趣味をする時間。「休日を、休日らしく過ごそうと意識する」ことで、「今、この瞬間」に意識が向いて、幸せ感・充実感が上がりますよ!
わたしも、これからは山にトレッキングに行けない日があっても、日常の中から、リフレッシュする方法を見つけられそうです。
(※1)Source:2020 Happiness From Treating the Weekend Like a Vacation

NPO法人ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター。演劇活動後、ピラティスや整体・経絡、リフレクソロジーなどを学び、出産後の母子のサポートを8年行なう。その活動の中で、40代の女性たちの声や、自身の母が更年期障害でうつになった経験から、更年期を迎える女性の健康サポートを目的とした「ちぇぶら」を設立。永田京子さんの紹介ページは→こちら
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