
幸せになる自分の愛し方と孤独になる愛し方
[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]
皆さんは自分のことが、好きですか?
もしかしたら、自分のことが好きになれないって思っている方もいらっしゃるかもしれません。だけど本来は人間って自分自身のこと嫌いじゃないはずなんです。だって、めちゃくちゃ自己嫌悪している赤ちゃんとか見たことないじゃないですか。
本来は私たちは自分自身のことを好きで生きているはずなんですけど、生きていく中でいろんな環境や、出会う人、受ける刺激、文化的なものや教育などなど、いろんな影響を受けて、自分のことがなかなか好きになれなかったり、自分に自信が持てなくなっているというように思います。
そこで、「愛」をテーマに、幸せになる自分の愛し方と、逆に孤独になってしまう愛し方について、考えていきます。
幸せになる自分の愛し方について
まずは、幸せになる自分の愛し方について。 それは、自分自身を大切にすることです。自分自身のケアをする、疲れたら休む、お腹が空いてたらご飯を食べる、適度に体を動かす、よく寝る。このように、自分のことをいたわって自分を満たすことができたら、心にも余裕が生まれますから、周りの人のことも自然と大切にできるはず。これぞ、幸せになる自分の愛し方です。
孤独になってしまう自分の愛し方について
それは、他者目線に合わせた自分になろうという愛し方です。
自分ではない、人からの目線で自分自身の良い悪いを判断することです。
たとえば、いわゆる更年期と言われる時期には、体も変わってくるじゃないですか。白髪が増えたり、シミやシワができたり、ちょっと太りやすくなったり……。もちろん生活習慣にもよりますけれども、 見た目も変わりやすいときです。しかし、日本の多くのメディアでは、若いことに価値があるという情報に溢れています。いつまでも若々しくキレイでいることが善で、年を取って体が変わっていくことがまるで悪のように語られます。そうするとその期待に応えて、綺麗にいなきゃいけないとおもう。 短期的には、美しくなる努力で自分自身は満たされるのですが、完璧になればなるほど変化することが恐怖となっていくのではないでしょうか。
また、他者目線を気にしすぎると、人を人柄や人格ではなく「スペック」で判断しやすくなるので注意が必要です。
たとえば、出会う人を、年収・職業・身長・学歴・見た目で、評価するというように。
それらのスペックが高い人たちと 同じ空間にいると、いっときの安心感や優越感に浸れるけれども、だけれども満たされなくていつも不安……となりがちです。人をスペックで判断していると、知らず知らずのうちに、自分自身の足りないところがどんどん見えてくるからです。
また他者目線でものごとを判断し、自分の考えで決めたという自覚がないと、自分にとって不都合なことがあった時に、それを自分以外の誰かや何かのせいにしてしまいます。 「これがうまくいかないのはあの人のせいだ」「あの人が、ああ言ったからこうしたのに!」
それでは、周りの人も困ってしまいますよね。
自分を主語に物事を考えてみる
自分のことを大切にするための一歩としては、「自分はどうしたいのかな?」「自分はどうありたいのかな?」というように、自分を主語に物事を考えてみることです。
もちろん、物事を客観的に見る視点は大切ですが、他者目線を優先する考えはほどほどがいいのではないでしょうか。
自分を大切にして自分の体と心の声を聞いて、大切にケアしていきましょう。

NPO法人ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター。演劇活動後、ピラティスや整体・経絡、リフレクソロジーなどを学び、出産後の母子のサポートを8年行なう。その活動の中で、40代の女性たちの声や、自身の母が更年期障害でうつになった経験から、更年期を迎える女性の健康サポートを目的とした「ちぇぶら」を設立。永田京子さんの紹介ページは→こちら
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