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40代からの資産になるキャリア! 

[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]

皆さんはどんなキャリアが資産になっていますか?? 
きっと大なり小なり、いろんな経験が自分を支える資産になっているはずです。 
私の場合は、2つ、大きな資産になったと思えるキャリアがあるので、今回はそれをシェアしていきたいなと思います。 

「表現」というキャリア

一つ目の資産になるキャリアは、「表現」です。私は、高校を卒業して東京に出てきました。そして、練馬にある東京東映撮影所というところに入ったんです。当時はそこで、俳優の育成をしていて、2年間みっちり演劇の訓練をしてきました。 お腹からの声の出し方、話すときの強弱の付け方、腹式呼吸の方法、ダンスなどを学んだり、実際に現場に出て、舞台に出たり、バックダンサーとして踊ったり、アナウンサーやレポーターの経験をさせてもらったりしていました。 

この時に身につけた「表現」の基礎が、今すごく自分自身の人生の豊かさや幅を広げてくれている感覚があるんです。もちろん当時は、後から「表現」のスキルがこんなに様々なところで役に立つなんてこれっぽっちも思いませんでしたが。 

私は、「NPO法人ちぇぶら」という団体を立ち上げて、更年期サポートの活動をしています。企業や自治体や医療機関などへ出張して更年期ケアプログラムをお届けする仕事をしているんですけれども、講座はズバリ、表現!! いかに、聞く人に伝わりやすく、興味を持ってもらいやすい形で伝えていけるかが大事です。「正しいけど、頭に入ってこない……」そんな話を聞いた経験があると思います。同じことを伝えていても、「この人の話だと、なんだかすごく納得できるし感動した」そんな経験も、おそらくあるでしょう。 

この二つの違いは何でしょうか。 
「表現」なんですよね。つまりは、表現はコミュニケーションなんです。 

日本では、演劇の訓練をしている方はあまり多くはないかと思うのですが、アメリカやイギリスでは、義務教育の中に演劇の授業があるようです。なぜかと言うと演劇、つまりは表現ができるかどうかは、コミュニケーション能力に直結するからと考えられているようです。 

私の場合は、NPO法人の運営、講座・講演会、フィットネスインストラクターの仕事、YouTubeやVoicyなどでの発信活動、また本の出版も含めて、「表現」によって道を切り開かれたといっても過言ではありません。 

「健康」が自分を支える資産になる理由

二つ目の資産になるキャリアは、「健康」です。心と体が健康であれば資産はいかようにも作れます。 
今でこそ私は、「健康」に関する仕事をしていますが、20代前半の時は、ひどい生活を送っていました。睡眠時間は平均すると1日に3時間、食事は居酒屋さんで揚げ物をちょっとつまむ程度、空きっ腹にお酒を飲む。そんな生活続けていたら、そりゃあ体調壊しますよね。 
体調を大きく崩してしまって、さすがにこれはまずいぞと思いました。 また、当時は演劇をやっていたのですが、もっと「表現」を上手くするには、体の仕組み、つまりは骨格とか筋肉を具体的に学べば、表現がよりできるんじゃなかろうかって、当時の私は考えたんです。 

そこで体のことが勉強できる学校に通い始めました。そこから、整体や経絡、ツボ押し、アロマ、リフレクソロジーや小顔整体を学び、ピラティスインストラクター、バランスボールエクササイズのインストラクターにもなりました。いろいろと心と体を快適にするための技術を身につけ、インストラクターとして仕事をするようになりました。 

定期的に体を動かして、よく寝て、食べてとすると、すごく体調が良くなって、肌艶もよくなり、生きていることへの満足感(幸せと感じる力)も上がって驚きました。また、インストラクターをしていると、周りに健康的な人たちが集まってくるんです。健康的な人たちとお付き合いをしていると、深夜3時まで飲み会なんてことはないわけです(笑)。 
自分自身の生活習慣も整いやすくなり、睡眠時間も十分に取れるし、食事も栄養あるものを食べるようになりました。体を整える知識をもつことと、実際に体を動かすこと、それから周囲の環境がすごく大事だと感じました。 

自分の体は、一生付き合っていくもの。一生自分の体と別れて生きることはできないので、だったら自分を整える方法や、自分がご機嫌に快適に過ごせる方法を早くから見つけておけるといい!! 特に、40代、50代というのは、それを見つける絶好のチャンスの時だと思います。この時期は、「更年期」といって、心や体に不調を感じやすいとき。そんな時に自分の体を整える方法を知っておけると、自信になりますし、その時に身につけたセルフケアは、この先の人生もずっと使えます。 

「健康」の資産は、何歳からでも身に着けて遅いということはありませんし、キャリアの面でも自分を支えてくれるスキルになるはずです。 
ぜひ、資産の1つとして、心と体と向き合うきっかけを作ってみませんか。


NPO法人ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター。演劇活動後、ピラティスや整体・経絡、リフレクソロジーなどを学び、出産後の母子のサポートを8年行なう。その活動の中で、40代の女性たちの声や、自身の母が更年期障害でうつになった経験から、更年期を迎える女性の健康サポートを目的とした「ちぇぶら」を設立。永田京子さんの紹介ページは→こちら

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