
なんとなくやる気がでない! 「5月病」を乗り越える考え方
[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]
大型連休(GW)を過ぎたこの時期、注意が必要なのが5月病。知らず知らずのうちに私たちの体にストレスが溜まっているサインかも?!
そこで、5月病を予防したり、また軽くできるような考え方のコツをお伝えします!
「5月病」の原因と症状
4月、新年度で大きく環境が変わった方も多いのではないでしょうか。たとえば、仕事でも部署が変わったり、新しく働き始めたり、家庭では子供の進学で環境が変わったり、子供が巣立って家庭環境が大きく変わってしまったりなど、新しい環境にチャレンジされている方も多いと思います。最初のうちは気を張っていられるのが、だんだん知らず知らず溜まってきたストレスで、なんとなく体調がすぐれない、やる気が出ないというような心と体に不調が現れてくるそんな状況、これが「5月病」です。
「何となくやる気が出ない」「今までだったら難なくできていたことができない」「漠然とした何とも言い表しがたい不安がある」「これまでだったら趣味に没頭していたのに、その趣味がつまらなく感じてしまう」などの心の変化、また、頭痛や体のだるさ、夜なかなか眠れないなどの体の変化が起こってくることがあります。
対策1 思考をうまく切り替えて! 悪いことも笑いのネタにできるようになれば上級者!
体がきつかったり、寝不足だったりすると、起こる事柄に対してのネガティブ面に意識が向きやすくなります。また、愚痴や言い訳を言葉にするようなクセがある方は、よりストレスが増え健康に良くないことが分かっています。
そこで! 日々の何気ない「考え方のクセ」は、プラスに変化させるのがオススメです!
たとえば、お仕事でヘトヘトになった腹ペコの夕方、「今日はスーパーの惣菜を買って済まそう」と思ってスーパーに寄りました。お惣菜は残り1個あります。その時、あなただったらどう思いますか?
① こんなに疲れてるのに、もう1個しかないから選べない。もう最悪!
② 良かった1個残ってた。私、運がいいわ。もう最高!
これは実際に言葉にしてみると分かりますが、②の方を言葉で出してみると気分まで変わるんです。お惣菜が残り1個の事実は、どんなにイライラしたところで、どんなに凹んだところで、変わらない事実です。でしたら、上手に切り替えられた方が、良い気分で過ごせますよね。これは心の安定にもつながることなのです。
あまり良くない状況だったとしても、話のネタや笑いのネタ、人生のネタになると思えれば上級者です!
対策2 「まぁ、いっか」と口に出して言ってみよう!
そうは言っても人間ですから、そんなポジティブに変換する気力がない時もありますよね。そんなときにはおすすめの魔法の言葉があります!
「まぁ、いっか」
ぜひ口に出して言ってみましょう。
口に出して言ってみると、肩の力が抜けて、気持ちが楽になりませんか? 「まぁ、いっか」は、起こった事実を許してあげて、イライラや不安な気持ちが、すーっと収まる言葉です。
人生、自分の思い通りにいかないことはあります。心と体が不調な時もあります。だけど、そんなときに自分を責めすぎたり、落ち込みすぎる前に「まぁ、いっか」とおおらかな気持ちをもってみてくださいね!

NPO法人ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター。演劇活動後、ピラティスや整体・経絡、リフレクソロジーなどを学び、出産後の母子のサポートを8年行なう。その活動の中で、40代の女性たちの声や、自身の母が更年期障害でうつになった経験から、更年期を迎える女性の健康サポートを目的とした「ちぇぶら」を設立。永田京子さんの紹介ページは→こちら
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