
血液をサラサラにして、記憶力を高める食べ物!!
[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]
みなさんは、記憶力に自信はありますか? この頃、うっかりミスが増えてきた……。そんなことはありませんか? 今回は、食べるだけで記憶力と脳機能、そして認知機能まで改善させる、そんな食べ物をご紹介していきます!
記憶力を向上させる2つのポイント
①悪玉コレステロール(LDL)を減らすこと
血液中の中性脂肪や悪玉コレステロール(LDL)が基準より高くなってしまう脂質異常症の方はそうじゃない方と比べると、脳血管性認知症になりやすいということが分かっています。悪玉コレステロールが増えて、脂質異常症により動脈硬化が進行すると、脳内の血管が硬くなり、血液の流れも悪くなるので記憶力の低下につながると考えられています。
②脳への血流を良くすること
脳への血流が低下してしまうと、酸素や栄養が脳へ充分に行き届かなくなるため、記憶力にも影響します。また、集中力も発揮しにくくなるので、常に血流が良い状態をキープすることはとても大切です。
では、どういうときに脳の血流低下がおこるのでしょうか?
たとえば、同じ姿勢のまま長時間過ごしていたり、睡眠不足や、強いストレスを感じる時にも脳の血流低下は起こるので、やはり生活習慣を見直すことはとても大切です。また、ストレスがかかりすぎず安心して過ごせる環境を確保しましょう!
記憶力を高める食べ物3つ!
①クランベリー
食事にクランベリーをプラスすることで記憶力と脳機能を改善させ、さらには悪玉コレステロールを下げることが、イギリスのイーストアングリア大学の研究*1で発表されています。
*1:Emma Flanagan, et al. Front Nutr. 2022 May 19;9:849902
この研究では、60人の健康な参加者に対して、クランベリーを12週間、食事の後に接種してもらい、脳機能とコレステロールの変化を調べた結果、クランベリーを摂取することで記憶力が大幅に改善されたそうです。特に日常のエピソード記憶がすぐれていたという結果が出ています。またクランベリーを摂取することで、悪玉コレステロールレベルを優位に低下させることも分かりました。
②青魚
青魚にはDHAとかEPAと呼ばれる不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを減らす働きが期待でき、DHAは脳の構成成分でもあるので、記憶力や判断力の向上につながります。また、EPAは血管を拡張して血流を良くする働きがあります。
③緑黄色野菜
続いて記憶力を助けてくれる食べ物は、緑黄色野菜です。野菜の食物繊維、水溶性食物繊維は、コレステロールを排出させて体の中のコレステロールを低下させる働きがあります。とくに緑黄色野菜に含まれるビタミンKは血液をサラサラにして記憶力の維持に働きかけ、カロテンが多く含まれる野菜は体の中でビタミンAに代わり動脈硬化を予防してくれます。
運動習慣で記憶力の向上が期待できる!
認知機能を高めて記憶力を高めていくには、15分から20分程度の適度な運動がとてもオススメです。
腸から取り入れられた栄養や肺から取り入れられた酸素は、心臓から全身の各細胞へと血流に乗って運ばれます。バランス良く食べて、適度に体を動かしてごきげんな体をつくっていきましょう。

NPO法人ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター。演劇活動後、ピラティスや整体・経絡、リフレクソロジーなどを学び、出産後の母子のサポートを8年行なう。その活動の中で、40代の女性たちの声や、自身の母が更年期障害でうつになった経験から、更年期を迎える女性の健康サポートを目的とした「ちぇぶら」を設立。永田京子さんの紹介ページは→こちら
この記事へのコメントはありません。