
忙しいは勘違い?! マルチタスクをやめれば時間に余裕ができる
[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]
時間の管理は上手にできていますか? やることが多く、仕事と家庭の忙しさに追われて1日が終わる……。そんな日常も、時間の使い方を見直しちょっと気をつけることで、時間に余裕を感じられるようになります。日々の「忙しい」から抜け出すコツをご紹介します。
自分自身の楽しみを優先的にスケジューリングしよう!
自分の好きなことを楽しんでいますか? 楽しみにしていた趣味の日、今日は仕事が立て込んでいるので休みます、と仕事を優先したことはありませんか? このように、忙しいことを理由に自分の趣味や望んでいたことができないと、より「忙しい」ことに不満がたまってしまいます。そうならないためには、自分の楽しみを優先的にスケジューリングし、楽しいことをするときには、そのことだけに集中することをおすすめします。仕事や家事などのやるべきことをきちんとする、だけど好きなことも目いっぱいする! というようにすると、忙しくて嫌になるという不満を減らすことができます。
色々なことを同時にするのをやめよう!
そうは言ってもやることが多すぎて、自分自身の人生なのに自分でコントロールできないくらい忙しいんです……。このように感じている方は、一度仕事のやり方を振り返ってみてください。もしかすると同時に二つのことをしていませんか? 例えば、音楽を聞くという楽しみ時間と、忙しさに分類される家事や仕事、この二つのことを同時にするマルチタスクになっているかもしれません。
米国メリーランド大学のジョン・ロビンソン博士が実施した、人はどうやって時間を使っているのかという「全米時間配分調査」によると、実は多くの人は思っているほど忙しくないということが分かりました。自分はとても多くの時間を働いていると思っていても、実際には自分が体感している量の3分の2程度しか働いていなかったのです。また、より忙しいと思っている人ほど、実際との時間差が多くありました。忙しい時に行いがちなマルチタスクはできるだけやめて、一つずつ順番に行っていきましょう。
脳の勘違い? さほど忙しくないと言い聞かせよう
40~50代の更年期には、仕事も責任のある立場になり、家庭でも親の介護や子供の受験・巣立ちなど、自分ではコントロールできないライフスタイルの大きな変化が起こってきます。このように、やるべきことがいくつも重なると、脳が「忙しい」と勘違いをしてしまうことがあります。忙しくて時間がないと思うだけで、脳は疲れてしまい、パフォーマンスも落ちてしまいます。そんな時、「私はそんなに忙しくないよ」と自分に言い聞かせると落ち着いてきます。忙しいと思えば本当に忙しくなりますが、時間は作ろうと思えば意外と作れるものです。「忙しい」と感じた時、ぜひ試してみてください!
「忙しい」は勘違い。マルチタスクをやめれば時間に余裕ができる。 | ちぇぶら|永田京子「40代が美しく健康になるラジオ」/ Voicy – 音声プラットフォーム

NPO法人ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター。演劇活動後、ピラティスや整体・経絡、リフレクソロジーなどを学び、出産後の母子のサポートを8年行なう。その活動の中で、40代の女性たちの声や、自身の母が更年期障害でうつになった経験から、更年期を迎える女性の健康サポートを目的とした「ちぇぶら」を設立。永田京子さんの紹介ページは→こちら
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