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言い訳が多い!もしかしたら「質問」の問題かも?

[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]

私たちの日常は質問にあふれています。質問の仕方によって自分自身の行動が変わったり、相手から引き出せる答えが変わったりすることを知っているでしょうか。今回はそんな「質問」について一緒に考えていきましょう!

人は質問されたことに素直に答える

次の2つの質問を比べてみてください。また、その質問をされた時の、それぞれあなたなりの回答を考えてみてください。

1.「なんで宿題ができないの?」

2.「どうしたら宿題ができるの?」

みなさんなら、それぞれの質問に対してどのように答えますか?
1に対しては、「寝不足だったから」「やる気がなかったから」などの“言い訳”が思い浮かんだのではないでしょうか。

一方で、2に対しては、「早く寝て、早く起きて宿題をする」「遊びにいく前にやる」など、できる方法や可能性を考えたのではないでしょうか。

この2つの質問は、どちらも「宿題をしていない」というシチュエーションですが、2つには大きな違いがあります。
英語にすると、わかりやすいのでみていきましょう。

1.   「なんで宿題ができないの?」
     Why can not you do your  homework?

Why can not…、できない理由を尋ねているので、質問された側はできない理由を答えます。

2.  「どうしたら宿題ができるの?」
      How can you do your homework?

How can…、どのようにしたらできるかを尋ねているので、質問された側はできる方法を考えることになります。

 私たちは意識的にも無意識的にも聞かれた質問に対して素直に答えます。もし自分が相手に何かの質問をして「あの人は言い訳しか出てこないわ」と思ったら、それはその人が言い訳の多い人ではなくて、もしかしたら「質問力」の問題かもしれませんよ。

質問で自分自身の行動も変わる!

質問力は、 人に対してだけでなく自分自身にも当てはまります。

例えば、45~55歳くらいの時期は、体の中で女性ホルモンが大きく変動する更年期という時期。もちろん個人差はありますが、自分の心が思う通りにコントロールできないということも。自分自身にポジティブな感情が持てずに悩んでしまう方もいらっしゃいます。

そんな時に思考のクセとして“why can not”つまり「なんで私はできないの?」など、できない理由を自分に質問すると、ダメな理由をついつい探してしまいます。すると、言い訳ばかりが思い浮かび、そんな自分に自己嫌悪…なんてことも。

もし心当たりがある! という方は、自分への質問を“How can”「どうしたらできる?」に置き変えてみてください。
例えば、「どうしたらできる?」と自分に尋ねてみる。自分に意識を向けると、もしかしたら「睡眠不足がつづいて体もしんどい」という状態に気づくかもしれません。すると「今日は早く寝よう。メールの返信は明日だ! まずは自分を整えることが優先!」と考えを切り替えたり、また「栄養のあるご飯をしっかり食べて自分の体を労わろう」と行動を変えたりすることができるはず。

ついつい自分を追い詰めてしまう。いつも言い訳を探してしまう! 思い当たるかたは、よかったら前向きになる“How can”思考、試してみてくださいね。

自分の行動や相手の言葉、全ては「質問」で決まる | ちぇぶら|永田京子「40代が美しく健康になるラジオ」/ Voicy – 音声プラットフォーム


NPO法人ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター。演劇活動後、ピラティスや整体・経絡、リフレクソロジーなどを学び、出産後の母子のサポートを8年行なう。その活動の中で、40代の女性たちの声や、自身の母が更年期障害でうつになった経験から、更年期を迎える女性の健康サポートを目的とした「ちぇぶら」を設立。永田京子さんの紹介ページは→こちら

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