
【男性更年期ケア】テストステロンの分泌を高める食事
[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]
女性だけではなく男性にもある「更年期」。男性ホルモンのテストステロンが低下することで、筋力や骨量の低下、気持ちの落ち込み、性欲の減退などさまざまな不調がおこることがあります。そこで今回は、テストステロンの分泌を促す食品をご紹介します。
テストステロンの分泌を促す食品
1,玉ねぎ ー含硫アミノ酸ー
玉ねぎに含まれる「含硫アミノ酸」は男性ホルモンの分泌を促すといわれています。 効果的に取り入れるには鮮度が命。 オニオンリングフライのように熱を加えるより、スライスしてサラダで食べたり、加熱時間を短くする調理法を試してみてください。含硫アミノ酸はほかにも、枝豆やほうれん草、にんにく、ブロッコリーなどに多く含まれます。
2,ラム肉 ーアルギニン・カルニチンー
ラム肉や牛肉に含まれる「アルギニン」や「カルニチン」は、 男性ホルモンが増えるのをサポートすると言われています。アルギニンは血管を広げ血流を良くするためED症状の改善にもつながります。カルニチンはエネルギーを作り出し脂肪の燃焼を助け、メタボリックシンドロームの予防にもよい物質です。
3,山芋 ーDHEAー
漢方などにもよくつかわれる山芋。山芋や里芋など粘り気のある芋類は、テストステロンなど性ホルモンの材料になるDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)が含まれています。
4,レバー ー亜鉛ー
レバー、大豆、牡蛎、うなぎ、カシューナッツなどに多く含まれる「亜鉛」は男性ホルモンの増加をサポートしてくれます。男性は亜鉛が不足することで精子が減少したり、性欲が減退することも。とはいえ、摂取はほどほどに。亜鉛の過剰摂取は吐き気や食欲不振、長期的には免疫力の低下が指摘されています。厚生労働省のホームページでは、亜鉛の安全な上限値は 成人で40∼45㎎/日とされています。
食事はバランスが大切。過剰摂取に気をつけて
食事は、何か特定のものだけを摂取するのではなくバランスが大切です。
食品ではなく、サプリメントを使う場合は過剰摂取にならないように気をつけましょう。症状がつらい場合はガマンせず、かかりつけ医に相談を。男性更年期は泌尿器科で診てもらえます。また、運動や睡眠も食事と同じくらい大切ですから、生活習慣をみなおして、ごきげんで快適な体を作っていきましょう!
【男性更年期ケア】〜食事編〜テストステロンを高める食事 | ちぇぶら|永田京子「40代が美しく健康になるラジオ」/ Voicy – 音声プラットフォーム

NPO法人ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター。演劇活動後、ピラティスや整体・経絡、リフレクソロジーなどを学び、出産後の母子のサポートを8年行なう。その活動の中で、40代の女性たちの声や、自身の母が更年期障害でうつになった経験から、更年期を迎える女性の健康サポートを目的とした「ちぇぶら」を設立。永田京子さんの紹介ページは→こちら
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