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40代からの心理的安全の作り方――複数の居場所を持つこと

[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]

「仕事がうまくいかないときも、サークルとか家族とか、いくつかの居場所があると、少しほっとできる」ということはありませんか? 今回は、40代からの心理的安全を保つためのヒントをお届けします。

心理的安全性とは?

心理的安全性(psychological safety)は、自分の居場所の中で、自分の考えや気持ちを誰に対しても安心して発言できる状態のこと。心理学用語では、「チームの他のメンバーが自分の発言を拒絶したり、罰したりしないと確信できる状態」と定義しています。

仕事場、家庭、友人との関係、趣味のコミュニティなど、私たちにとっての居場所はさまざまですから、今回は1つの組織や職場だけでなく、より広い目線での心理的安全を考えようと思います。

40代からは、複数の居場所を持とう!

40代は、仕事や家庭の責任が増したり、それぞれの場所でこれまでにない大きなストレスが集中しやすい年齢です。そんな時、他の居場所があれば、心にとっての安全となります。
たとえば、仕事で問題が発生した時も、趣味のコミュニティや友人、家族と過ごす時間が、そのストレスを分散させる役割を果たします。逆に、家庭での問題がある時でも、仕事や趣味のコミュニティという他の居場所が心のバランスを保つ支えとなります。

自分らしい居場所の見つけ方

「でも、自分に合った居場所が見つからない」と思う人もいるかもしれません。自分の興味や価値観と共感しあえるコミュニティや活動を探すといいでしょう。
フラダンスのサークルを立ち上げた友人がいるのですが、自分の居場所を探すだけでなく、創り出すことも一つの選択肢です。

居場所と心の安定

40代からの心理的安全を保つために、いくつかの「居場所」を持つことを私はお勧めします。それが職場でも、家庭でも、友人との交流でも、趣味のコミュニティでもいいのです。
あなたが自分自身であり続け、自分の感情や考えを自由に表現できる場所をいくつか持つことはリスク回避にもなり、心の安定と、より豊かな人生につながるはずです。


NPO法人ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター。演劇活動後、ピラティスや整体・経絡、リフレクソロジーなどを学び、出産後の母子のサポートを8年行なう。その活動の中で、40代の女性たちの声や、自身の母が更年期障害でうつになった経験から、更年期を迎える女性の健康サポートを目的とした「ちぇぶら」を設立。永田京子さんの紹介ページは→こちら

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