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更年期からは本当の意味での「自立」をしよう!

[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]

あなたは自立できていますか?
困った時に「助けて」と言えていますか?
この2つは正反対のようで、じつは同じことを指しています。

自立というと「誰にも頼らずひとりで生きられる状態」と思われがちですが、実はその真逆。本当の自立とは、困ったときに一人で抱え込むのではなく、たくさんの人に助けてもらえたり、「助けてほしい」と言えること。つまり、”たくさんの依存できる先”があるということです。

究極の豊かさとは

わたしは、更年期のサポートをはじめて、もうすぐ10年になります。
デジタルデンのコラムでも、健康の大切さや元気に過ごすコツにたくさん触れてきました。このように、五体満足で健康なからだ、勉強や仕事にお金、これらは暮らしていくために大切とされますが、究極のところそれらがなくても、頼れる先や助けあえるつながりがたくさんあれば人は”豊かに”生きていけるのです。

それは、更年期はもちろん、その先につづく老年期でもそうです。

わたしは思春期のころに、母が更年期でうつになり、瞬間的ではありましたが、親もお金も住む家もない状態を体験しました。普通に考えれば絶望的とも捉えられますが、友人や地域の人、出会う人々に助けられ、おかげで今もこうして生きています。

自立するために人に頼ろう!

なにか困ったことがあるときに、自分一人でそれを抱え込もうとするのではなく、積極的にだれかに頼ってください。頼られた方は案外うれしいものですし、助け合える関係性をつくるには、日頃からお互いに出会う人を大切にしなければいけませんから、平和になります。

一方で、依存できる先が1つや2つというように極端に少ない場合は要注意。それを失うのが怖くなり、視野が狭くなってますます依存してしまうループに陥らないためにも、外に出てたくさんの依存できる先をみつけて「自立」への一歩を踏みだしましょう。これは、全ての人にとって、長く生きられるようになった今の時代の豊かな生き方につながるはずです。

最後に、今回がデジタルデンでの最後の投稿になります。ほんとうにたくさんの方たちにお世話になりました。こうして、日々の考えや、伝えたい情報を伝えられる場所をつくってくださったことに、心から感謝します。

これからも、一人でも多くの人が、更年期も、そのさきの人生もまるごと、ステキなチェンジ・オブ・ライフになることを祈っています。

永田京子


NPO法人ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター。演劇活動後、ピラティスや整体・経絡、リフレクソロジーなどを学び、出産後の母子のサポートを8年行なう。その活動の中で、40代の女性たちの声や、自身の母が更年期障害でうつになった経験から、更年期を迎える女性の健康サポートを目的とした「ちぇぶら」を設立。永田京子さんの紹介ページは→こちら

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