騙されるな! 閉経にまつわる都市伝説!

[ 女40代の体にミラクルが起こる!「ちぇぶらライフ」 ]

更年期や、閉経に関する話題が出ると「恋をすると女性ホルモンが増える?」
「早く閉経すると、楽?」などなど、さまざまなウワサ話を聞くことがあります。インターネットにもさまざまな情報があふれていますよね。一体なにが真実なのでしょうか。

というわけで、今回は、閉経にまつわる都市伝説をテーマに掘り下げていきます。
これってウソ? それともホント??  あなたは正解を知っていますか??

Q1 恋をすると女性ホルモンが増える?

「恋をしたり、セックスをすると女性ホルモンが増えてキレイになる」と言うウワサ話、聞いたことありませんか??
答えを先にいうと「NO!!」です。恋をしても、 女性ホルモンは増えません。
また、アメリカで行われた研究で、性行為によって女性ホルモン濃度の変化はないことも、明らかになっています。

とはいえ「キレイになる」はあながち間違いではありません。人を好きになることはとてもステキなこと。心にハリができたり、スキンケアや身だしなみにも気をつけますよね。それに、体のシェイプアップや肌のハリをよくしようと、運動や食事や睡眠などに気をつける時間も増えるでしょうから、ある意味では、より健康的に美しくなる方法かもしれません。

Q2 早く閉経することは、楽でいい??

日本人平均の閉経年齢はおおよそ50歳。とはいえ、個人差が大きく、40代後半で閉経する方もいれば、60歳になっても月経があるという方もいます。

まれに、まだまだ若い方なのに「わたし、早く生理があがっちゃったから楽なのよね〜」という会話、聞いたことありませんか? もし、お友達や知り合いで40歳以下なのに、月経が3ヶ月以上止まっている場合は、すぐに婦人科をすすめてあげてください。早すぎる閉経は、「早期閉経」と言って体の老化が早く進んでしまう心配があります。

妊娠や出産ができなくなると言うだけではなく、骨がスカスカになってしまう骨粗しょう症や、生活習慣病のリスクが高くなるので注意が必要なのです。
なので、「早く閉経することは、楽でいい?」の答えは「NO!!」です。

Q3 更年期からは避妊しなくても妊娠しない?

「NO!!」です。
生理が止まったと思っても、その後1年ほど(閉経まで)は妊娠する可能性は十分にあります。なので妊娠を望まない場合は避妊をしましょう。実は、中絶の割合は、20代未満の次に45歳から49歳の方が高い現状があります。

更年期の生理不順だと思っていたら妊娠していたというケースや、母子ともにリスクが高く妊娠継続が難しいケース、経済的な問題で産めないなど、40代後半ではおよそ半数の48%の方が、産むよりも中絶を選択していることがわかります。

年齢と共に、妊娠のしやすさは低下していきますが、妊娠の可能性はあります。なので、「更年期からは避妊しなくても妊娠しない?」の答えは、「NO!!」です。

Q4 大豆を食べると女性ホルモンが増える?

多くの方が、聞いたことがあると思います。しかし、答えは「NO!!」です。
大豆を食べても、女性ホルモンそのものが増える事はありません。しかし、大豆に含まれるポリフェノールの「大豆イソフラボン」と言う成分が女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをしてくることがわかっています。

ただし、大豆イソフラボンの健康効果には個人差がおおきく、その違いは「エクオール」を作る腸内細菌を持っているかどうかで決まります。自分が、その腸内細菌をもっているかどうかは検査キット(商品名:ソイチェックなど)を使って尿検査をすると簡単にわかります。作れない人は、サプリメントで補う方法もあります。

また、あまり知られていないのですが、大豆以外にも、アマニ油のリグナンという成分が、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをしてくることが分かっています。

Q5 「やっぱり、閉経したら女として終わりですよね…」

よく、閉経すると、「女として終わってしまう」と言うようなイメージを持たれている方もいらっしゃいますよね。そんなわけはないので「NO!!」ですが、一方で、ホルモンの視点から見ると「YES」です。

えーーーー!

そう、おどろかれた方もいると思います。

そうなんです。閉経後は、体の中では女性ホルモンより男性ホルモンの方が多くなるという、女性ホルモンと男性ホルモンの逆転現象が起こってきます。だからといって、女性じゃなくなるわけではありません。
男性ホルモンは、私たちのやる気を高めてくれたり、活力的にさせてくれたり、行動的になるホルモンなので、とっても元気にしてくれるんです。

しかも、閉経以降は、毎月の女性ホルモンの変化の波や、PMS(月経前症候群)などからも解放されているので、ホルモンの波は安定しており、なおかつ男性ホルモンの力で、パワーがみなぎるとき。

そのため、更年期以降の10年間、おおよそ55歳から65歳のことを「黄金期」と呼ばれていたりもするんです。
わたしたちは、シルバーの前にゴールドがあったなんて!!

というので、「閉経は女として終わり?」という質問の答えは、性ホルモンの変化で見ると「YES」ですけれども、決してネガティブな意味ではありません。


更年期は、the change of life です。正しく知って、対策ケアに取り組んで、来たる「黄金期」を楽しめる心と体の土台をつくっていきましょう!

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