【自分基準】で生きよう!①

[ しなやかに生きるための開運幸せレッスン ~運気の上げ方、お教えします~ ]

常識や世間体、人の目が気になって「どう思われるだろう」といつも心のどこかで気にしていませんか? わたしたちの悩みの多くは「どう見られるか」という心配や、常識やルールに基づいた「~ねばならない」から始まっています。もしこれがなくなったら、どれだけ楽になることでしょう。

今回のテーマは、人の目や常識などの外の基準ではなく【自分基準】で生きようという提案です。

はじめにズバリ言ってしまうと、他人はそれほどあなたに注目していません
というより、誰でも一番関心があるのは自分のことで、家族や恋人、友達など近しい人は別かもしれませんが、他人のことはそれほど見ていないものです。それに、人目を気にしない方が物事がうまくいきます。え~? と思うかもしれませんが、頭から否定せずに「そうなのかな」くらいに思って読んでみてください。

自分基準とは?

人の目、常識、流行、「皆が~している」などは、あなたの外にある基準です。
「~ねばならない」「~すべき」などの思い込みも外の影響で作られたもの。外の基準に縛られていると、自分をがんじがらめにしていることになります。だから辛くなるのですね。

それに対して自分の基準は、「~が好き」「~したい」というあなたの気持ち。外の基準はたくさんあって複雑ですが、自分の基準はとてもシンプルです。思考でなく心の声を聞くというとわかりやすいかもしれません。


「これでいいの?」など余計なことは考えず、感じたことに素直に従うと氣が整います。心の声と頭の思考、行動が一貫するからですね。普段わたしたちは頭を使いすぎて心の声をないがしろにしていますが、これは心と頭と行動がバラバラな状態。エネルギーが分散して弱くなるので、うまくいかないのも不思議はありません。

逆に、心と頭、行動がひとつになればエネルギーが集中してパワーが出るばかりか、さらに良いことがあります。我慢したり無理をせず、のびのびとありのままにいれば持って生まれた本来の波動になって、能力や魅力を存分に出せるのです。

というのも、量子力学によればどんな人にも固有の波動があり、それは宇宙の根源から生み出されたもの。自分固有の波動になれば宇宙の根源の波動に同調するから、本来の力が出る上に宇宙エネルギーが加わるのです。無限といわれる宇宙エネルギーを味方にできれば最強ですね。

自分基準で生きるとは?

大抵の人は自分の気持ちよりも外の基準を優先していますが、人の目を気にせず「~ねばならない」という思い込みを捨てると、あなたを縛っていたものから解放されて心がぐんと軽くなります。それだけでもかなり大きいと思いませんか?

自分の基準を優先するとは、正直な気持ちに従うこと。身近な例でいうと、周りに合わせるのではなく、食べたい物を食べ、好きな物を買い、やりたいことをする。本音で生きるから自然体でいられる上に、持ち味が出ます。タレントさんでも、アイドルとしてデビューした当時は人気が出なかったのに、持ち味を生かして毒舌キャラになったらブレイクした人が何人もいます。無理をしたり偽らないと本来の魅力が発揮できる例ですね。

ただしこれは自分の考えが正しいからと人に押し付けたり、わがまま放題に振る舞うのとは違います。お勧めしたいのは、自分の気持ちを大切にしながらも周りを不快にせず、思いやりを持ちながらお互いに気持ちよくやっていく生き方です。そのためには自分の気持ちをきちんと伝えたり、話し合ったり、相手を不快にさせないように伝え方を工夫することも必要になります。

社会の中には法律や所属している団体や地域のルールなどもあり、それを無視することはできませんが、その範囲内で自分らしく楽に生きられるといいですね。

どうすればいいの??

皆がやっているとか流行している、世間的に良いといった考えは横において、自分が何を好きなのか、いいと思うのかを確認することから始めましょう。流行しているから、ブランド品だからという理由を抜きにしても、本当にそれが好きなのか、欲しいのかを自問自答してください。外の基準を抜きにすると、欲しいと思わないかもしれません。

何かをするときには、本当にやりたいこと、欲しい物を選びましょう。慣れてくると直感でわかるようになりますが、はじめのうちは「やりたい」「欲しい」と思うのが外の基準なのか自分の気持ちなのかを、ひとつひとつ確かめてください。

一番大事なのは人の目を気にせず本音で選ぶこと。そうすると自分の好みがわかってきます。
どんな色が好きなのか、シンプルなのが好きなのか、飾りが多い方が好きなのか、実用性を重視するのかなど、人によって好みはさまざまです。「恥ずかしい」「これでは女らしくないかな」などと考えず、自分の「好き」や「心地よさ」を優先してください。

わかりやすいのが、買いものをするときです。自分の「欲しい」ものを選びましょう。値段が「高い」「安い」というのも外の基準です。無理に高いものを買うことはないし、安くても好きなら買えばいいのですが、値段で選ばないのがポイントです。

「嫌なこと」や「気が進まないこと」「違和感のあること」をやめるのも自分基準の生き方。いきなり全部やめるのは難しいでしょうが、工夫しながら「嫌なこと」を回避して少しずつ減らしていくといいですね。

「好き」を優先するのは自分を大切にすることになり、「どう見られるか」が気にならなくなります。
そのためには、堂々と「わたしはこれが好き」と腹をくくることも必要です。最近は女性が仕事をして男性が家事をする家庭もありますが、これも自己基準で生きている例ですね。

その結果はいいことだらけ

「好き」や「欲しい」を叶えると心が満たされて幸せになります! 誰かに幸せにしてもらいたいと思っていると、相手が期待通りに動いてくれる間はいいけれど、それがずっと続く保証はありません。自分で心を満たせばそんな不安定な状態とは違い、いつでも幸せになれますね。

自分基準で生きれば、人と比べなくなってきます。比べるのをやめると「わたしには~が足りない」という不足感がなくなるので、欠点や苦手なこと、「できない」部分よりも長所や得意なことに意識が向くのも大きな利点。意識を向けたものが拡大するのは宇宙の法則ですから、「ない」ものでなく「ある」ものに意識が向くと、「できる」ことが増えて自信が出てきます。自分を過小評価したり否定しなくなって、自己肯定感も上がりますよ。

自然体がいいといっても、すっぴんで出かけたりいつも普段着でいるのを勧めている訳ではありません。自分らしいおしゃれは大いにOKですが、他の人のようになろうとするのはやめましょうということです。人に合わせることを美徳としてきた方にとっては、今回のテーマは唐突だったかもしれません。でも今の時代は、自分の気持ちに素直になるほうがうまくいきます。アナと雪の女王で「ありのままに」が大ヒットしたのも、時代に即していたから。

はじめは少し勇気がいるかもしれませんが、あなたも本当の気持ちに従って、自分基準で生きてみませんか? まずは、日常で「好き」なものを選ぶことから始めてくださいね。
次回は、自分基準でいると人間関係もうまくいくことをお話します。

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