思い描いた未来を実現するエネルギーの話

[ 「しなやかに生きるための開運幸せレッスン」 ~運気の上げ方、お教えします~ ]

目に見えるものは信じるけれど、見えないものは存在しないとか信じられない、怪しいという人はたくさんいます。

でも、スマホはコードが繋がっていないのに電話もネットも使えるし、テレビも画像が見えて音も聞こえます。また、誰かと心が通じたという経験はあなたにもあるでしょう?

目に見えて繋がっていなくてもこういう現象は普通に起きていて、不思議に感じませんね。

わたしは、開運カウンセラーになるときに「氣(=エネルギー)」について学び、その他にレイキやマインドブロックバスターなどのエネルギーヒーリングも習得しました。さらに超意識のフォースエネルギーの伝授を受けてエネルギーマスターの講座を修了し、今もメンターコースで学び続けて、日々フォースエネルギーを使っています。

エネルギーの世界は奥深くパワフルで、これを知ると世界がぐんと広がります。ここでは難しいことは抜きにして基本になる考え方を紹介しつつ、それをどんな風に日々の生活に活かせるかを取り上げたいと思います。

今回から3回にわたって、見えないけれど存在していて、わたしたちの生活に深くかかわっているエネルギーについて取り上げたいと思います。ただし、今回取り上げるのはガスや電気などの資源としてのエネルギーではないので、その点はご注意ください。     

この世はすべてエネルギー

20世紀はじめに現れた量子力学は、それまでの世界観をくつがえす画期的なものでした。宇宙の本質を解き明かすともいわれる量子力学によれば、すべてはエネルギーでできていて、それぞれが固有の波動(=振動数、振幅、速さ)を持っています。

光も音も波動ですし、言霊といわれるように言葉にも固有の波動があります。「幸せ」と思うだけで嬉しくなり、「怖い」と思えばぞっとしますね。

波動といってもピンとこない方のために、波動が目に見えるかたちで影響を与えたわかりやすい例をご紹介しましょう。たとえば「バカ」と言われた氷の結晶はいびつになり、「ありがとう」と言われた氷の結晶はきれいな形になるという実験がよく知られています。

また、最近では波動のことが学問上でも証明されてきて、こんな風に活用されています。
わたしたちの体を作る細胞にも波動があり、それが乱れると不調が出たり病気になります。細胞が本来の波動に戻るように調整して治療する波動医学も近年注目されるようになりました。わたしの友人はシンギングボウルの倍音で細胞を振動させることによって癌を克服し(*)、見違えるように元気になった今は不調に悩む人のヒーリングを行っています。(*これは個人の体験です)

このように目に見えない波動も、わたしたちの生活にいろいろな形で影響を与えているのです。

何もない空間も、実は目に見えない素粒子がぎっしり詰まっているといいます。すべてはつながっているといわれる所以ですね。今ではこのようなことは科学的に証明されて、さまざまな現象もエネルギーの観点から紐解くと、これまでとは違った見方ができます。

実は、わたしの考え方や書くものも基礎になっているのはエネルギー。開運カレンダーも心と体の処方箋も自分軸も、エネルギーや氣をベースにして書いたものです。

昔はスピリチュアルは怪しいと思われていましたが、近年は抵抗なく受け入れる人が増えてきました。時代の影響もありますが、エネルギーのことが学問上でも証明されて広く受け入れられるようになったのも一因ではないでしょうか。

「思考は現実化する」の仕組み

思考は現実化するといいますが、頭で考えたことがどうして実態を伴った現実になるのか不思議に思ったことはありませんか?

これも、すべてはエネルギーという理論で説明できます。思考はまだ形のないエネルギーの状態ですが、エネルギーには「意識を向けると拡大する」という性質があります。大まかにいうと、はじめはふと浮かんだ思考でも、それを考えている(=意識を向けている)うちにエネルギー量が大きくなって、それが一定量を超えると物質になるのです。

宇宙の仕組みなのでこれは誰でもできるはずですが、なかなかスムーズにいかないのは潜在意識にある心のブロックが邪魔をするからです。

頭では「~したい」と思っても、「~するのは無理」「~するわけない」「~はいけない」などの潜在意識にある無数の思い込みや先入観がエネルギーの拡大を妨げて、エネルギー量が足りないと現実化しないのです。

未来は自分で創れる

今の世界では思考が現実化するまでに時差があるので、目の前にある現実は過去の自分の意識が創ったものです。

つまり、自分の意識が未来を創るということです。あなたの未来は、誰が決めるのでもなく、環境に左右されるのでもなく、自分で創り出せるのです。これを知って行動するとしないでは、これからの人生が大きく変わってきます。

そのためには、自分がどうしたいのかを知るのが先決です。「自分軸で生きよう」の記事に書いたように、「~が好き」「~したい」という正直な気持ちを認識しましょう。望むことがわかれば、「~したい」に意識を向け続ければいいだけです。

未来を創るときに過去は関係ありません。今の意識が未来を創るので、「今考えていること」が大切です。「望むこと」に意識を向けていると、それがいずれ現実になります。

ただし、過去の延長線上に未来が創られると思っていると、その通りになるので要注意! 望む未来を創りたければ、「~したい」という未来に目を向けましょう。逆境を跳ね返して成功した人たちは、過去ではなく未来に目を向けていたからこそ、望む現実を創ることができたのです。これなら、あなたにもできますね。

望む未来を創りたければ、できるだけ心のブロックを減らすのが大切です。ブロックを探す必要はないのですが、「この考えが邪魔しているな」「もしかして、これかな」と気づいたら、それだけでブロックが外れてすっきりすることもあります。気づいてもまだモヤモヤしているときには、イメージでそのブロックを心の中から取り出して、ぽ~んと宇宙に投げ返してください。「これでなくなった」と思ったり、口に出すのも効果的です。

「~したい」と強く意識した後は、ふと思いついたこと、やってみたくなったことを実行に移してください。ふと思いついたことは、潜在意識からのお知らせです。それ以外は、「現実化するのが当たり前」と確信して潜在意識にゆだねて忘れるくらいが理想的です。

「大丈夫かな」「本当にそうなるかな」と不安になるとそれが現実化を邪魔しますし、執念になるとエネルギーが重くなって良い形で実現しません。

潜在意識はあなた本来のエネルギーであり、ベストなものをベストなタイミングで届けてくれます。それを最大限に受け取るには、すべて頭で決めて行動するのではなく、途中で変わる余地を残しておき、潜在意識に全幅の信頼をおいて任せるのがポイントです。楽しみながら未来を創っていってくださいね。

次回はエネルギーを東洋の観点から見て、日常で活用する方法をお届けします。

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