自分を大切にする方法 ②

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前回の記事では、自分を大切にすることの基本をお話ししました。今回は、ちょっと意外だけれども実は大事なことや、どうしてもできないときの対処法をご紹介します。

我慢をしない、無理をしない

自分の気持ちを押し殺したり、否定しない、我慢をしないのも、自分を大切にすることです。どうしても気が進まないとか嫌だと思うことは、やんわり断りましょう。とはいえ、わたしもそうですが、断ると迷惑がかかるとか、不快な気持ちにさせるのではないかと考えて、断りにくいものですね。その場合は相手の気持ちも考えて、「申し訳ありませんが」などの枕詞を添えて断るのも一つの手です。断ったことで自分が嫌な気持ちになっては本末転倒ですから、ここは工夫が必要になります。

良い人でいたいという気持ちが強すぎると、自分をより良く見せようとしたり、欠点や弱いところを見せないように頑張って、ストレスが大きくなります。それでは、自分をいじめることになってしまいますよ。「無理をしない」「自然体でいる」というのも、自分を大切にする上で忘れてはならないことです。「無理をしない」の中には、自分以外の人になろうとしないことも含まれます。良い人になろう、〇〇さんのようになりたいと頑張っているときよりも、あなた本来の波動になっている自然体でいる方があなたらしさが出てずっと魅力的です! 

一人でいるときには、意識しなくても自然体になりますね。気持ちが緩んでリラックスできる一人の時間は、自分を大切にする上では欠かせないものです。少しでもいいので、誰の目も気にしない一人の時間をとって、好きなことをしたり、ぼーっとしたり、休んだり、気ままに過ごしてください。このときには、何をしてもしなくてもOKというルールの元に、憂鬱なことや嫌なことはすべて忘れて、そのとき心が喜ぶことをするのがポイントです。

疲れているときには無理をせず、たっぷり休むことも自分を大切にすることになります。休むことに罪悪感を持つ人も多いのですが、元気な体はすべての基本ですね。仕事が忙しくて週末になるとクタクタになってしまう方は、普段の日は家についたらリラックスして、なるべくたくさん眠って疲れを解消し、お休みの日には十分休養をとりましょう。マッサージや整体、鍼灸、エステなどで、疲れた体をメンテナンスするのもお勧め! 自分をいたわるのはとても大事なことですよ。

主婦の方でも、疲れたり体調が思わしくないときには、家事を手抜きしたり、翌日に回したり、家族に手伝ってもらいましょう。家事は主婦がするもの、女性がするものと決めつけず、家族が協力するのが当たり前と思って、一人で頑張るのはやめてください。疲れたり、困ったりしたときに、「手伝って」「助けて」と言うのは恥ずかしいことではありません。むしろ、素直にそう言える人になりたいですね。そのためには、日ごろから人間関係を良くしておくことも大切です。

自分を責めない

失敗をしたときに、自分を責めていませんか? 責めるのは自分にムチ打つようなもので、良いことは一つもありません。「失敗した」と思ったら、自分を責めたりいつまでも落ち込んでいるのはやめて、なにができるかを考えましょう。失敗した事実は変えられなくても、その後の対応次第で挽回できることも多いものです。はやく気持ちを切り替えてできるだけの対応をする方が、自分を責めているよりもずっと建設的ですね。同じ失敗を繰り返さないように原因を探るのは、後からで十分です。

どうしてもできないときは

仕事場や人と一緒のときには、その場に合わせなければいけないこともありますが、すべてを自分の思い通りにできなくても構いません。「やらなければ」ではなくて、できる範囲で自分の「やりたい」「好き」を叶えればOK。一日中一人になれない日でも、肌ざわりの良い下着を着て体をゆるませるなど、少しでも心地よくいられる要素があれば楽になりますよ。

オフィスでは眠いと思っても眠れないし、散歩したくなってもできませんね。そういうときにも、見ただけで元気になれる写真を手帳にはさんでおいて見るとか、トイレに立って伸びをするなど、自分でできることで心地よくしましょう。日ごろからデスク周りをきちんと片付けておく、お気に入りの文具やペンを使うなど、気持ちのいい状態を作っておくのもお勧めです。

「できなかったこと」に焦点を当てず、社会生活をする上では仕方ない「そういうこともある」と割り切ることも必要です。どうしてもやりたければ「一人のときにやればいい」くらいのゆるい気持ちでいましょう。できなかったことで自分を追い込むと悪循環になってしまいます。


いろいろ書きましたが、自分を大切にするのはとてもシンプルなことです。むずかしく考えずに、「好き」「楽しい」「やりたい」「心地よい」を選び続けるだけ。シンプルだけれどこれほど大事なことはないので、ぜひ日常に取り入れてくださいね。自分も他人も大切にしていると、自然に優しくなれるばかりか、人生が好転します!

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