ひとり時間を楽しもう

[ 「しなやかに生きるための開運幸せレッスン」 ~運気の上げ方、お教えします~ ]

コロナの流行のために家で過ごす時間が長くなったり外出を控えるようになり、ひとり時間がとりやすくなった人が増えています。ひとりというと、ぼっちとか孤独とかマイナスイメージが強いかもしれませんが、誰にも遠慮せず、素の自分で過ごせるひとりの時間はとても貴重なもの。今回は、そんなひとり時間の楽しみ方を探っていきます。

なぜ、ひとり時間?

気の合う人と一緒にいるのは楽しいけれど、ひとりの時間は人に気を遣うことがなく、自由気ままに過ごせます。それはなにより、自分のために時間とエネルギーを使うこと。食べたいものを食べ、行きたい所へ行き、やりたいことをして、または疲れていたら休んで、自分の「~したい」を叶えてあげる時間であり、自分を大切に扱うことになります。

それによって乱れていた波動が整い、リラックスして自分本来の波動に戻ることができるのが最大の利点! ひとり時間はストレス発散になり、心に栄養をあげるとき。忙しいときや疲れているとき、辛いときこそひとりの時間を作って、自分に優しくしてあげてくださいね。

マイルールを作ろう

ひとり時間を楽しめるように、マイルールを作っておきましょう。

例えば、
・常識や世間体、「~ねばならない」から解放される
・嫌なことや仕事、用事は忘れる
・本音で動く、頭で考えず心の声に従う
・良い人をやめる
・自然体で過ごす
・気分のいいことしかしない
・好きなことを好きなようにしていい
・何もしなくてもいい
・面倒なことはしなくていい
・自分を責めない、反省禁止
・何でもあり

家にいるときは家族のために働き、外では仕事が忙しくてこれまでひとりの時間なんてなかったという人は、いきなりひとりの時間ができても戸惑うかもしれません。自由に好きなことをしていいと言われても、何をしていいのかわからない人もいるでしょう。

そういうときは、ふと浮かんだ「~したい」をやってみてください。ポイントは本当にやりたいことだけをして、気が進まないことはやめること。家にいてもいいし、出かけても、時間が許せば遠出をしても構いません。普段なら「いけない」とか「無理」と思ってしないことでも、そのときにやりたければ何でもOK。例えばダラダラしても、ムダなことをしても、何でもありとすべてに許可を出しましょう。あなたの気持ちを最優先にしてくださいね。

わたしは、ひとりの時は本を読んだり刺繍をしたり、スマホでマンガを読んだりゲームをしたり、昼寝をしたり、気の向くままに過ごしています。コロナ流行前は、ひとりでミュージカルや映画を観にいくこともありました。思いついた日にすぐできなくても、休みのときに行きたい所に行く、買い物に出たときに欲しかった物を買うなど、時差があっても「~したい」を叶えるようにしています。

ひとり時間のNG行為

ひとり時間で大切なのは、自分の気持ちに従い、外の基準は忘れることです。「どう思われるだろう」と心配をしたり、良い悪い、損か得か、役に立つか、効率的かなどは考えないと決めてください。また、何でもありなので罪悪感を抱くのは厳禁です。

慣れないうちは、ひとりだと淋しいと感じることもあるでしょうが、淋しいからという理由で友達と出かけたり、欲しくない物を買ったりするのはNGです。埋め合わせのようなことをしても結局は空しくて、ひとりになるともっと淋しくなってしまいますよ。それよりも、自分が気分よくなれることをして、心を満たしてあげてください。心が満たされていると、ひとりでも淋しいとは感じません。

ひとり時間がとれないとき

小さいお子さんがいたり、仕事が忙しかったりすると、ひとりの時間をとるのが難しいかもしれませんね。そういうときは、まずバスタイムを楽しむことからはじめましょう。

たいていの人はお風呂に入るときはひとりになれると思うので、その間だけでも嫌なことは忘れて、ひたすらリラックスするのがお勧め。好きな香りのボディシャンプーを使ったり、肌ざわりが抜群のふわふわのタオルを用意するなどして、自分だけのゆったりした時間を楽しんでください。

それも無理なときは、買い物に行く途中は頭をからっぽにしてゆっくり歩くとか、昼休みにひとりでランチに出かけるとか、子どもが寝てから好きな本を読むとか、意識して自分のための時間を作りましょう。

毎日ひとり時間をもてれば最高ですが、それができないときは3日に1回とか1週間に1回とか、できる範囲でひとり時間をもてるといいですね。長い時間が難しいなら15分でも30分でも構いません。ひとりの時間が楽しくなると、忙しい中でもなんとか時間が作れるものです。暇ができたらひとり時間を作ろうと思っているとなかなか時間がとれないので、前もって予定を手帳に書き込んでおくと、ひとり時間が確保できます。

最近では、ひとりで好きなことをして有意義な時間を過ごす「ソロ活」という言葉もあります。ひとりで行動しても変な目で見られることなく「おひとり様」が認知され、おひとり様用の席のある飲食店が出てきたり、おひとり様向けのサービスや家電も増えて、ソロ活がしやすくなっていますね。昔では考えられなかったことなので、良い時代になったなと感じています。

ひとり時間を楽しむことには、嬉しい副産物もあります。本当の気持ちに気づけるようになる上、誰かに決めてもらうのではなく、自分でやることを決めて行動できるようになります。また、自然体で過ごすことによって、飾らない素の自分、ありのままの自分でいいと思えるようになるのも大きいですね。これらはどれも自分らしく生きる、人生の主役になるのに必須のことですから、良いこと尽くめです。

人の目を気にしないのでストレスもなく、心からリラックスできるひとり時間は、あなたが思っている以上に価値のあるものだとおわかりいただけたでしょうか。これからは、ひとり時間の楽しみを習慣にして、人生を豊かにしていきましょう!


大田亜侑

開運幸せトレーナー。
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。認定産土カウンセラー、開運カウンセラー協会会員。英日・日英翻訳家、パッチワークキルト作家。大田亜侑さんの紹介ページは→こちら


関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。