
辛(つら)くならないおまじない②人間関係編
[ 「しなやかに生きるための開運幸せレッスン」 ~運気の上げ方、お教えします~ ]
12月は忘年会や飲み会があったり、帰省をして親戚と会ったり、日ごろとは違う人と接する機会が多くなります。その中には、苦手な人や合わない人もいることでしょう。苦手な人やよく知らない人との集まりは憂鬱なものですが、お付き合いもあるのですべて断る訳にはいきませんね。今回は、そんな時にお勧めの心の持ち方をご紹介します。
おまじない① 心を開く
苦手な人を目の前にすると構えてしまったり、心が縮こまってしまいます。実は、相手も無意識でこれを感じ取るので、コミュニケーションがうまくいかないのは当たり前。「苦手」と感じるのは仕方ありませんが、そういうときには意識的に自分から心を開きましょう。
わたしは人見知りなので、知らない人の集まりに行ったり苦手な人を前にすると、自分から話しかけられなくて困っていました。まるで自分の心にシャッターがおりたみたいで、孤立した感じです。向こうから話しかけてくれれば普通に話せるのに、どうしてだろうと思っていて、はたと気づきました。こちらが心を閉じているのが原因だったのです。
それからは、自分の心が閉じていると感じたら、イメージで心の窓を開くようにしました。心の窓を手で大きく開いたと想像するだけで、それまで閉じていた心が開いた気がするから不思議です。一度でうまくいかないときには、何度も開けばOK。それに加えて、「閉じていた心が開いた」と思うのもいいですね。気持ちが楽になりますよ。

自分の心が開いていると、たとえ誰とも話をしなくても、居心地の悪さや独りぼっちの感じがなくなります。苦手な人とは無理に仲良くしようとしなくてもいいのですが、せめて挨拶をしたり、世間話など少し話をすると心がほどけてきます。
おまじない② 話を聞く
仕事でも宴席でも、同席しているからには苦手だといって無視する訳にはいきません。はじめから敬遠せず、相手の話を聞いてみましょう。自分から話すよりも相手の話を聞く方がハードルが低い上、どんな人でも自分の話を聞いてもらうと悪い気はしないものです。よく知らない人だったら猶更のこと、相手に関心をもって話を聞くことで場の雰囲気が良くなります。
苦手だと思っていたけど、話してみたら印象が違ったということもありますし、共通の趣味がみつかったり、知らないところでつながっているかもしれません。自分から可能性を閉ざさないためにも、心を開いて話を聞いてくださいね。

おまじない③ ジャッジをしない
話を聞くときには、自分の価値観で決めつけないことが大切です。相づちは「そうですね」。否定すると反発されるので、違うと思っても「そうですね」と言うことで、相手は肯定されたと感じます。どうしても自分の意見を言いたいなら、「そうですね」の後に「こういう考えはいかがでしょうか」とやんわり付け加えるなど、表現を工夫してください。内容は同じでも、言い方ひとつで相手に不快な思いをさせずにすみますよ。
自分と違う意見を聞くことで、知らなかった考え方に触れる機会にもなります。嫌々話を合わせるのか、新しい視点を学ぶのかは、あなたの気持ち次第。そのためにも、最初に心を開いておくことが大切なのです。
そして何より、ジャッジをして一番ストレスを受けるのはあなた自身。潜在意識は自分と他人の区別がないので、人をジャッジするのは自分を責めているのと同じだからです。人をジャッジしなくなると自分にもジャッジがなくなり、心がすごく楽になります!
おまじない④ 適度な距離感
人付き合いで大切なのは、適度な距離感を保つこと。これは家族でも気の合う友人でも、同僚でも、苦手な人でも同じです。踏み込みすぎず、上手に心の距離を保っていれば、衝突やトラブルを避けられます。
たとえ苦手な人でも、その人の価値観を尊重して干渉しないのが一番です。相手が無神経なことを言ったり、どうしても無理だと思うときには、さりげなく離れましょう。露骨に嫌な態度をとるのではなく、その辺は大人の対応を心掛けてくださいね。

今回のおまじないは普段の人間関係や仕事などのお付き合いの場だけでなく、帰省して家族や親せきと会うときにも使えます。むしろ、長くかかわっていかなければならない人達に対しての方が効力を発揮するかもしれません。ぜひ覚えておいて、実践してみてください。これを活用して気持ちよく年末年始を過ごせるように願っています。

開運幸せトレーナー。
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。認定産土カウンセラー、開運カウンセラー協会会員。英日・日英翻訳家、パッチワークキルト作家。大田亜侑さんの紹介ページは→こちら
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