
潜在意識のサインを見逃すな!
[ 「しなやかに生きるための開運幸せレッスン」 ~運気の上げ方、お教えします~ ]
わたしたちの意識には、自覚できる顕在意識と自覚できない潜在意識があります。潜在意識は意識の中の95%以上を占め、現実を創る強力なパワーを持っていますが、残念なことに、その中に何があるのかは自分ではわかりません。とはいえ、あなたにとってベストなことをベストなときに教えてくれるものでもあるので、それをきちんと受け取れるようになれば、人生はずっと楽にすばらしいものになる筈。今回は、どうすれば潜在意識を活かせるのかをご紹介します。
潜在意識はあなたにサインを送っている
自覚できないといっても、潜在意識からは「それでいいよ」「違うよ」「これを見て」「~するといいよ」など、あなたの人生をより良くするためにサインが送られています。これを活かすことができれば、人生が飛躍的に良くなるといっても過言ではありません。それをキャッチできないなんて、もったいなさすぎると思いませんか?
潜在意識のサインをキャッチするといっても、特別むずかしいことはありません。どちらかというと、慣れが大きいといえます。コツさえつかんでしまえば「これだ」とわかるようになりますから、ぜひやってみてくださいね。
サインはどんな風にやってくるのか
潜在意識の声が言葉で聞こえれば、すぐにわかるし、間違えることはないのですが、曖昧な形でやってくるから、サインに気づかない人が多いのです。
では、どんな風にくるのかというと、「ふと思いついた」「なんとなく気になる」「目にとまった」「印象に残った」という風に意識の表面に浮かんできます。この時点では、まだまだぼんやりしています。わたしたちは普通、頭(=顕在意識)で考えているので、はっきりしないことや「ふと」とか「なんとなく」は「気のせい」だと片付けがちですね。でもそれは大きな間違いで、「気のせい」や「虫の知らせ」こそが潜在意識からのお知らせ、つまりサインなのです。

このときのポイントは、はっきりした理由がないこと。理由があることは顕在意識で考えている訳ですが、理由がないのに「気になったり」「思いついたり」することこそ、潜在意識からのサインです。
サインをキャッチするとは
わたしが潜在意識のサインを受け取った例をお話したいと思います。先日、「なんとなく」本棚のほこりが気になりました。その本棚は二重になっていて、表に見えている棚の奥にも棚があります。表のほこりを拭いていたら、これまで何年も開けていなかった奥の棚も掃除しようと「ふと」思い立って久々に奥の棚を開いてみたのです。すると、すっかり忘れていた本が並んでいて、自分でも意外でした。奥の棚もきれいに拭いた後でそこにある本を見ていたら、仕事のために今度買おうと思っていた本を見つけました! 実は持っていたのに、記憶から抜け落ちていたんですね。びっくりすると共に、すごく嬉しくて、信じられない気持ちでした。
「なんとなく」気になってほこりを拭き、「ふと」思い立って奥の棚を開いて、欲しかった本を見つけたのは、まさに潜在意識のサインの通りに行動したお陰です。まさか、本棚のほこりが、持っていたことさえ忘れていた本の発見につながるなんて、実際に起きるまでは思いもよりませんよね。潜在意識はこんな風に予想外の形で、自分にとって必要なこと、より良くなるためのことを教えてくれます。
こんな形で来ることも
潜在意識のサインは、先にあげた「ふと」思いついた、「なんとなく」気になることの他にも、目にとまった本のタイトル、ドラマの中の台詞、目についた写真、SNSでの投稿、新聞の見出し、印象に残った広告のコピー、偶然目にしたもの、誰かからの頂きもの等々、いつ、どんな形でやってくるかわかりません。

だから、アンテナを立てておくことが大切なんですね。神経質になる必要はないけれど、サインはいつ来るかわからないと思っておけば、キャッチできる可能性が高くなります。数をこなせばこなすほど慣れて、サインに気づきやすくなりますから、まずは遊び感覚で「これがそうかな」と思ったことがサインだと認識しましょう。
また、あれこれ考えない方が潜在意識のサインをキャッチしやすくなるので、思考をとめる時間を意識的にとってください。これまで書いてきたように潜在意識のサインは頭で理解するのではなく、「感じたり」「気づいたり」するもの。だから、思考(=顕在意識)は邪魔になるのです。ぼーっと歩いているときや、お風呂でリラックスしていたら良いアイディアがひらめいた、という話はよく聞きますね。思考のおしゃべりは過去に基づき、不安や怖れが前提になっているので、それを止めて潜在意識に従うことは、未来志向の行動ともいえます。
「それは違う」というサインも!
潜在意識のサインの中には、今やっていることを「それでいいよ」「そのまま進んで」とか「ちょっと違う」「方向を変えてみたら」というものもあります。例えば、すいすい調子よく進むときは「それでOK」ということです。

その逆で、なぜか問題が多いとか違和感がある、もやもやする、薄々違う気がする、嫌な気分がするときは「それは違う」「本来のあなたからずれている」「方向性が違う」などのサインかもしれません。そういうときには無理に進もうとせず、いったん立ち止まって、「本当にこれでいいのか」「もっと違うやり方はないのか」と自問してください。そのときに頭で考えると「せっかくここまでやったのだから」「かけた費用がもったいない」などの思考が出てきます。「それでも続けたいのか」「本当にやりたいのか」「別の方法はないのか」と心に聞いてみて、条件なしですとんと納得できる答えに従ってください。
行動することが大切
潜在意識のサインを受け取ったら、素直に行動することがなにより大切です。「そんなことしても時間の無駄だ」とか「意味がない」などと勝手に意味付けをして、せっかくのサインを無視するのは、もってのほか。無視し続けると、サインが来なくなったり、来ても気づかなくなることもあります。
慣れないうちは、潜在意識のサインかどうかわからなくてもとりあえずやってみる。そのくらいで大丈夫です。楽しみながら行動してみてください。ここでは「楽しみながら」「軽く」というのがポイント。その方が波動が高くなって、うまくいきます。
途中下車しないのが成功のコツ
潜在意識のサインを受け取って行動したときに、途中で不安になり、「やっても無駄だ」「どうせ上手くいかない」と勝手に決めてやめてしまう人が多いのも事実です。せっかく行動しはじめたのに、不安になってやめるのはNG。そのまま続ければ成功することでも、途中でやめてしまっては何にもなりません。先に書いたように、潜在意識のサインには明確な理由がありません。「理屈に合わない」「意味がわからない」などと顕在意識で判断しないのがポイントです。
潜在意識の力を十分に発揮するには、それを全面的に信じて任せることが大切です。たった3~5%の顕在意識に負けて途中でやめてしまうと、これまでと変わりません。自分の潜在意識を信頼して、予想もできないすばらしい未来に連れて行ってもらいましょう。

わたしが産土神社に出合い、自分でも鑑定をするようになり、開運カウンセラーになり、潜在意識のことを学び、心のブロックを外したり、そのやり方を指導するようになり、ひいては

開運幸せトレーナー。
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。認定産土カウンセラー、開運カウンセラー協会会員。英日・日英翻訳家、パッチワークキルト作家。大田亜侑さんの紹介ページは→こちら
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