
春分の開運アクション
[ 「しなやかに生きるための開運幸せレッスン」 ~運気の上げ方、お教えします~ ]
3月21日は春分。この日は大きな節目の日であり、日本だけでなく世界でもこの日を春の始めとする所が多く、新しいスタートの日です。星の運行状態からは宇宙元旦とも呼ばれ、一年分のエネルギーがこの日に凝縮されている最高にラッキーな日といわれます。その幸運を活かすために、春分の前後にお勧めの開運アクションをご紹介しましょう。
節目を迎える前に
春分に限らず、季節ごとの節目や節句など節目を迎える前には、浄化(=デトックス)するのがお勧め! 新しいスタートに備えて余分なものをそぎ落とし、心身ともにすっきりしようという訳です。
昔から神道でも「祓いにはじまり祓いに終る」というように祓い(=浄化)を大切にしていて、半年に一度は神社で大祓が行われます。節目に神社でお祓いをしてもらってもいいのですが、いつも行けるとは限らないので、自分でできる範囲で浄化をしてみませんか? 自分でできることなら、節目の前だけでなく、毎日することもできます。特に春は冬に溜め込んだ老廃物を出す季節ですから、積極的にやりたいですね。
見えるところから始めよう
見えるところから変えるのが一番わかりやすいので、まずはそこから始めましょう。簡単にできる浄化といえばお風呂。粗塩かお酒を入れたお湯にゆっくりつかると、毛穴が開いて邪気が出ます。邪気は足の裏からも出るので、足の裏を塩で洗うのもいいですね。
体内の浄化をするには、水分をたくさんとる、加工食品や添加物をなるべく減らす、食べ過ぎない、お酒を飲み過ぎない、毒出しを助けてくれる食材(春野菜、山菜、ごぼう、きのこ、大豆、海藻、こんにゃく、梅干し、ニンニク、しょうが、ねぎ)をとるなど、食習慣に注意することで内臓の負担を減らし、老廃物や毒素が出やすくなります。

お彼岸につきものの牡丹餅(秋はお萩)も忘れずに。小豆には邪気払いの効果があるとされていますし、お米には氣がたくさん詰まっているので、昔の人の知恵が詰まったパワーフードといえます。
エネルギーを整える
わたしたちの大元であるエネルギー(=波動)を整えることも大切です。というのも、自分の波動によってどんな現実が創られるかが決まるので、この時期に限らず、良い波動を保つことは一番重要なことといえます。
良い波動でいるためには、自分を偽らずに良い気分でいることです。本心を抑えて我慢をしたり、イライラしたり、怒ったり、悲しんだりしていると波動は下がります。反対に、やりたいことをして、楽しい気分でいれば良い波動が保てます。こう書くと簡単そうですが、実際の生活ではいろいろなことが起こりますから、その都度、自分で良い気分になる行動、環境を選びましょう。これは癖のようなものなのではじめは意識して行うことが必要ですが、慣れてくると自然にできるようになります。

ネガティブな気分になったり、我慢をしたり、緊張をしていると気づいたら、リラックスしてください。心と体がリラックスするとストレスが発散されて、本来の自分の波動に戻れます。
人間はもともと動いている動物なので、じっとしているとエネルギーが淀んだり詰まったりします。それを循環させるためには、体を動かしましょう。散歩をしたり、簡単なストレッチをしたり、本格的な運動でなくても大丈夫。湯舟につかることでもエネルギーの循環が良くなります。しばらく座っていたら立ち上がる、水を飲みに行くなど、できることから始めてください。
自分だけでなく、場のエネルギーを整えることも大切です。部屋をきれいに掃除したり要らない物を処分すると、停滞していたエネルギーがなくなって新たなスペースができて、良いエネルギーの循環が生まれます。風水でいうスペースクリアリング効果ですね。
宇宙とつながる
お彼岸は陰陽の継ぎ目であり、両者が中和する地点。二次元を統合して中庸になるためにあの世との扉が開くといわれ、宇宙とつながりやすい時です。そこでお勧めなのは、春分の日の朝日を見ること。太陽のパワーがもらえます! ただし、直接太陽を見つめるのは危険なので、気を付けてください。

春も秋も、お彼岸の中日が春分と秋分。これは決して無関係ではなく、節目節目にご先祖様に感謝をして誠実に暮らすことで、ご先祖様の守護や後押しをいただけます。お墓参りに行けない方も、家からご先祖様に思いを馳せて感謝しましょう。
この時期は宇宙やあの世からのメッセージを受け取りやすいとされています。頭の中から雑念を追いやって、心を無にする時間をとりましょう。瞑想や座禅もお勧めですし、ただ何も考えずにぼーっとするだけでもOK。そのとき、または後になってから心に浮かんできた言葉や感覚、ふと目にとまったもの、何となく気になったものがあれば、それはあなたへのメッセージかもしれません。「気のせい」などと無視せずに、その意味を考えたり、ぴんときたことがあれば行動しましょう。何のことかすぐにわからないときには、書き留めておくと後で意味がわかることもあります。
これから必要になること
今は土の時代から風の時代への移行期で、物質主義だった古いものがまだまだ残っているために混乱しているばかりか、古いものが壊れて新しいものが出てくる激動の時期といえます。予想もしなかったコロナの世界的流行もそうですし、それによって多くのことが変わりました。
これから開運していくには過去にしがみつかず、古い価値観や思い込みを捨てることが必要です。激動の時期ですから、何が起きるかわかりません。起きたことに対して「これまでは~だった」「~するべき」と固執せず、目の前のことに抵抗せず、柳のようにしなやかに柔軟に対応したいですね。
そのときも、周りに振り回されず、自分を大切にしていくことがポイント。やるべきこと、行先を示してくれるのはあなたの心の声です。これまでは外に目を向けていたかもしれませんが、あなた自身の内側にこそ答えがあることを忘れずにいてください。

開運幸せトレーナー。
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。認定産土カウンセラー、開運カウンセラー協会会員。英日・日英翻訳家、パッチワークキルト作家。大田亜侑さんの紹介ページは→こちら
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