意識を変えて本物の豊かさを手に入れる

[ 「しなやかに生きるための開運幸せレッスン」 ~運気の上げ方、お教えします~ ]

お金持ちになりたい、もっとお金が欲しいという人はたくさんいます。逆に、お金はいらないという人はいませんね。金運アップの神様にお参りしてもなかなか思うようにならないのは、どうしてなのでしょうか? 今回は、目先のお金に右往左往するのではなく、意識を変えることで本物の豊かさを手に入れる方法をご紹介します。

すべてはエネルギー

ここで取り上げる「豊かさ」とはお金に限りませんが、まず思い出したいのは、お金も他のものもすべて固有の波動をもつエネルギーだということです。わたしたちは宇宙の中で生きているので、当然のことながら、宇宙の法則がすべてに適応されます。豊かさも例外ではありません。宇宙の法則の中でよく知られているのが、同じ波動のものが引き合うこと。つまり、波動が良ければ良い波動にふさわしいものが引き寄せられる訳です。

それがわかっていれば、意識を変え、自分の波動を変えれば豊かさが手に入るというのは納得ですね。また、意識を向け続けたものはエネルギーが拡大して現実化するという法則もありますから、意識がいかに大事かわかると思います。

まず前提を変える

これまでわたしたちは、知識が足りないから学ぶとか、能力が足りないから努力するとか、「足りない」ことを前提にした教育を受けてきました。だから、「足りない」「~がない」と考えるのが癖になっています。でも、それは本当に正しいのでしょうか? 実は、「足りない」を前提にするのは古い考え方です。

これからは前提をがらりと変えて、「ある」から出発しましょう。「ある」を前提にすれば、教育もそれぞれが持っている個性を伸ばすとか、~になりたいから、~を知りたいから学ぶという風に視点が変わります。日常生活も「ある」ものに目を向けると、食べるものがある、着るものがある、家がある、水道が使える、ガスが使える、電気が使える、家族がいる、友達がいる、など、身の回りには数えきれないくらいのものが「ある」ことに気づくでしょう。これを読んでいるあなたも、少なくともスマホやネット回線が使える環境にいる筈です。これまでは当たり前と思っていても、実は「ある」視点で見ると、恵まれていることがわかりますね。わたしたちは既に豊かなのです! 

「ない」を前提にしていると、お金が入ってきても不足感が消えないので、もっともっと、ときりがなく、莫大なお金を持っている人でさえ、そこから抜けられません。それでは、いつまでたっても、どんなにお金や物があっても幸せになれません。

しかも、宇宙の法則では、「ある」に意識を向ければ「ある」ものが増え、「ない」ものに意識を向ければ「ない」ものが増えていきます。これだけを考えても、前提を「ある」に変えることの大切さがわかると思います。「ある」という視点は既に豊かさがあり、それが拡大していくことになります。わたしが教えている さち トレでは、一番初めに前提を「ある」に変えることをしますが、これこそが幸せ体質になる第一歩なのです。

豊かさを呼ぶ7つの習慣

前提を変えるといっても、すぐにはむずかしいかもしれないので、前提を変えながら、この豊かさを呼ぶ習慣も取り入れてみましょう。どれもすぐにできることばかりです。

1 「~ない」と言わない

「お金がない」「時間がない」と口癖のように言っていると、言霊の力も働いて、それが本当になってしまいます。「~がない」と言うのはやめましょう。

2 お金を払うときは喜んで払う

支払いをするときに「お金が減ってしまう」「嫌だな」と思うのは、不足を基にした考え方です。支払いをすることで欲しい物やサービスが手に入るのですから、逆に「嬉しい」「ありがとう」と思うのが本当ですね。手に入れるものとお金のエネルギーを交換するので、お金が減る訳ではありません。エネルギーの等価交換だと思ってください。

3 好きなものを選ぶ

買い物をするときにはつい値段を見て、安いものに惹かれるかもしれません。欲しいものが特売になっていたら、嬉しいですね。でも、安さだけを優先して買い物をするのはやめましょう。買うときには、値段よりもあなたの「好き」を優先させてください。安いものや間に合わせのものばかり買っていると、あなたが認識する自分の価値もそれに見合うものになってしまいます。

4 お金や物を大事にする

お金、特に小銭を無造作に扱っていませんか? 豊かになりたいのなら、それはすぐにやめてください。豊かなマインドを持っている人は、お金も物も大切に扱います。まだお金持ちでない人も、まずはお金や物を大切にすることから始めましょう。丁寧に扱うことは尊重することであり、それが豊かさにつながります。

5 いらない物を手放す

不用品を処分したら運が良くなったと聞いたことはありませんか? 風水でいうスペースクリアリングですが、氣のとどこおった不用品を手放すと空間ができて、そこに新しいチャンスやお金、情報などが入ってきます。これも、何もない空間ができたら何かで空間を埋めるという宇宙の法則ですね。それによってエネルギーの良い循環が生まれます。

6 人の手助けをする、楽しませる

困っている人に手を貸したり、頑張っている人の応援をしたり、自分の知っていることをシェアしたり、何か人の喜んでくれることをするのも豊かさにつながります。お金をかける必要はないし、無理をすることもありません。笑顔で挨拶する、重そうな荷物を持ってあげるなどもOK。これに大小はありません。やらなければではなく、自然に体が動いて相手も喜び自分も心が温かくなるような体験ができれば最高です。

7 徳を積む

徳を積むというと堅苦しい感じがしますが、簡単にいえば良い行いを重ねていくこと。宇宙に善行の貯金をするようなもので、⑥も徳積みになります。誰も見ていないときに良い行いをするのを「陰徳」といい、こちらは宇宙貯金がさらに増えます。といっても、徳を積みたいから~をしようではなく、きれいな街を保つために落ちているゴミを拾う、他の人の迷惑にならないように端を歩くなど、自分だけが良いのではなく、皆が気持ちよくいられるようにという発想から行動できるといいですね。

本物の豊かさとは

改めて、あなたにとっての豊かさとは何でしょう? ここで紹介した意識の持ち方や習慣を行動に移すとわかると思いますが、目指している本物の豊かさは、心が満たされて豊かに暮らすことです。物については、量よりも質を重視しましょう。莫大なお金がなくても、既に「ある」ものに感謝して、自分に必要な物があって良い気分で暮らせれば幸せですね。絶えず「もっともっと」と求めるのではなく、足るを知るという姿勢で心豊かに暮らしていると、豊かさのスパイラルに乗ることができます。


開運幸せトレーナー。
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。認定産土カウンセラー、開運カウンセラー協会会員。英日・日英翻訳家、パッチワークキルト作家。大田亜侑さんの紹介ページは→こちら

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