魂を解放して自分らしく生きる①-心のブロックを捨てよう-

[ 「しなやかに生きるための開運幸せレッスン」 ~運気の上げ方、お教えします~ ]

生きづらいと感じていたり、もっと自由になりたいと思っている人はたくさんいます。いまの日本は身分制度もなく、職業も自由に選べるのに、どうしてなのでしょうか? 今回は、魂を解放して自分らしく生きるシリーズの一回目として、自分の足を引っ張る心のブロックを捨てようという提案です。

制限をかけているのは自分自身

社会の中で生きる以上、規則や社会通念があります。でも、生きづらさの原因となっているのはそういう決まりではなく、自分自身であることがほとんど。というのも、決まりがあってもそれをどうとらえるかで、縛られなくなるからです。

例えば、「いい年をして」という言葉は、ある程度の年齢になっても派手な服を着るとか、大人なのに子供っぽいふるまいをするとか、年齢にふさわしくないことを非難する言い方です。そういう見方をする人が多いとしても、迷惑をかけるのでなければ、やりたいことをしても構わない筈。人の目を気にしなければ好きなように行動できますし、本来はそれでいいとわたしは思っています。つまり、自分が気にするかどうかで行動も違ってくるのです。

あなたの足を引っ張っているのは

それでは、人の目や社会通念を気にしなければ自由に何でもできると思うかもしれませんが、実際にはそうなりません。なぜなら、心の奥底、潜在意識にはさまざまな観念が入っていて、あなたが行動しようとするときに足を引っ張るからです。その足を引っ張るものを心のブロックと呼んでいます。

わたしは以前、お客様の心のブロックを取ったり、自分でブロックを取りたいという人に指導をしていました。その間は、自分のブロックを数えきれないほど取りましたし、いろいろな人を見てきました。それでわかったのは、何不自由なく見える人でも、お金持ちでも、高い地位にある人でも、誰でもたくさんブロックがあるということでした。

危険から守ってくれたり、やりすぎを防ぐなどの効果もあるので、ブロックがすべて悪いとはいいませんが、行動を制限してしまうのが難点です。心のブロックがあると、「やりたい」と思ってアクセルを踏んでいるのに、心の中でブレーキをかけているような状態になってしまうので、このブレーキになるブロックは取りたいですね。

自分のブロックに気づこう

ブロックを取るといっても、どんなブロックがあるのか知る必要があります。でも、ほとんどのブロックは心の奥底、潜在意識にあるので、普通はわかりません。そこが困るところなのですが、実は、自分のブロックに気づく方法があります。それは、いつも口にする言葉やよくする行動、反応、心の動きを注意して見ることです。

例えば、しょっちゅう口にする言葉や口癖は、心のブロックを表していることがよくあります。「でも」「だって」「無理」こんな口癖の裏には、わたしなんて(自己肯定感が低い)とか、挑戦するのが怖いとか、逃げたいとか、責任をとりたくないとか、自分は悪くないとか、素直になれないとか、否定されたくないとか、そういうブロックが隠れている可能性があります。全部あるとは限りませんが、もし思い当たるものがあったら、恥ずかしいなどと思わずに「こういうブロックがあるんだな」と素直に認めましょう。

また、常識や社会通念がブロックになっていることも多く、「怠けるのは良くない」「女は女らしく」「皆と同じが良い」などに対して、頭では「そんなことはない」と思っていても、心の底にはそういうブロックがあるために、罪悪感があってなかなか行動に移せないこともあります。反発を感じるときには、なにかブロックがあるかもしれないと疑ってみてください。

実は、こんなブロックがあると気づいただけでなくなるブロックも少なくありません。これまで気づかなかったけれど「目からウロコ」「腑に落ちた」という場合は、すとんと取れてしまいます。だから、自分で気づくことはとても大事なんですね。慣れないうちは、どんなブロックかすぐにはわからないかもしれません。はじめは、どんなブロックがあるんだろう、と考えるだけでもOK! 数をかさねていくうちに、すぐに思い当たるようになってきます。他人のブロックは想像するほかありませんが、自分のブロックなら「これかも」と思ったものが正解と思って大丈夫です。自信がない、違うかもしれないなどと心配せずに、直感を信じましょう。

ブロックを取る

どんなブロックがあるかわかったら、次はそれを取りましょう。いろいろ方法はありますが、まずは「そのブロックはいらない」と決めるのが第一歩。その後、イメージで心の中からそれを取り出して、宇宙に投げ返します。そのときに、「ありがとう」「さよなら」「これでブロックがなくなった」と思いながら投げるといいですね。心の中からブロックを取り出すイメージやブロックが宇宙に飛んでいくイメージをするのもお勧めです。

これでブロックが取れますが、一度で全部取れるとは限りません。というよりも、何度もやって取れるものの方が多いと思ってください。特に、子どものころに出来たブロックや深く傷ついたことなどは、根気よく繰り返し取る必要があります。とはいえ、ブロックが取れるとすっきりするので、そのすっきり感や軽くなった感じを楽しみながらやりましょう。ブロックを悪者と思って悪を退治するような気持ちでするよりも、「取れた!」と喜びながらするのがポイントです。

ひとつ注意したいのは、ブロックが「ある」ことにばかり目を向けていると、ブロックがどんどん見つかるのはいいのですが、取っても取ってもなくならず、いたちごっこになってしまうことです。ブロックにばかり目を向けるのではなく、「気づいたら取る」を繰り返しながら、好きなことや気持ちが明るくなることもしてくださいね。

次回は、魂を解放するために、もう一歩深く入ってできることをご紹介します。お楽しみに!


開運幸せトレーナー。
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。認定産土カウンセラー、開運カウンセラー協会会員。英日・日英翻訳家、パッチワークキルト作家。大田亜侑さんの紹介ページは→こちら

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