
やることなすこと上手くいかないとき
[ 「しなやかに生きるための開運幸せレッスン」 ~運気の上げ方、お教えします~ ]
誰にでも何をやっても上手くいかないときがあります。仕事でも、家庭でも、人間関係でも、特に原因が思い当たらないのに、思わぬことが起きたり、ミスをしたり、すれ違いがあったり… 誰でも経験したことのあるそのような停滞期にはどうすればいいのかについて、今回は書いてみたいと思います。
本当にすべてダメなのか?
上手くいかないことが続いたり、うっかりミスが続くようなときは、何もかもダメだと思ってしまうことがあります。そうなると負のスパイラルに巻き込まれて、思考がどんどん悪い方向に向かいがち。でも、ここでいったん立ち止まって、起きていることを冷静にながめてみましょう。
「ダメだ」と落ち込んでその感情にのみこまれてしまうと悪い面にばかり目がいきますが、実際には、上手くいったことや心和むようなこともあったり、途中までは大丈夫だったのに最後の判断を間違えただけ、なのかもしれません。必ずしも、やることなすこと全部がダメな訳ではないことに気づけると思います。
肝腎なことは
やりたいことが思い通りにいかなかったり失敗しても、悲観することはありません。というのは、絶対に失敗しない人はいないので、仕方のないことといえます。だから、そこで落ち込むのはやめましょう。落ち込んでも良いことはひとつもありません。「仕方ない」と開き直るくらいのメンタルの強さがあれば最高ですが、そこまでいかなくても、ひとまず失敗したことを認めて、「次から頑張ろう」と気持ちを立て直してください。

たとえ失敗でも、起きていることを認めて、「こんな筈じゃなかった」「どうしてこんなことになったんだろう」などと余計なことは考えず、改善するには何をすればいいのか、自分には何ができるのかを考えて行動すればいいのです。淡々と対応すれば、それは失敗ではなくなり、解決すべき問題に変わります。
起きたことを受け入れて、できるだけ早く立ち直るのがポイントです。失敗したときにはどうしても波動が落ちてしまいますが、起きたことを受け入れると波動がリセットされます。波動が下がったままあれこれ考えても良いアイディアは浮かばず、下手をすると泥沼にはまってしまうので、波動をリセットしてから対応する方がずっと上手くいきます。ここで自分を責めたり、自己嫌悪に陥ったりする必要はありません。それを忘れないでいてくださいね。
失敗したことを認めても、起きたことをそのまま受け入れても、気持ちがリセットできないときには、場所を移して場のエネルギーを変えたり、散歩などで体を動かして停滞した氣を循環させたり、ゲームをしたりして失敗したことから気持ちを離すのも一手です。香りと味で感覚がリセットされるので、美味しいお茶やコーヒーを飲むのもお勧めです。自分が良い気分になれることをしましょう。目の前の問題とは関係のないことをして穏やかな気分や良い気持ちになれれば、あなた本来の良い波動に戻ります。それから必要な対応をすればOKです。

お試しが来ていることも
似たような失敗を繰り返すときには、お試しが来ているのかもしれません。「本当にこのまま進みますか」「このタイミングでいいのですか」という問いかけだったり、潜在意識の中にあるあなたの課題が現実化していることもあります。単なる失敗でなく、お試しのときには同じようなパターンが何度も出てくるので、「前にも似たようなことがあった」「どうして同じ失敗を繰り返すのだろう」と薄々感じるものがあるはずです。慣れてくると、「これはお試しに違いない」とわかるようになります。
同じような失敗を繰り返すときには、その根底に何があるのか考えてみましょう。小さいころの親との関係だったり、「自分は価値がない」と思い込んでいたり、深いところで傷ついていることや誤った思い込みが原因になっている可能性があるからです。思い当たることがあれば、辛くても、嫌なことに直面することになっても、時間がかかっても、勇気を出してその問題に正面から向き合うことが肝心です。
お試しが来たときには、そこでいったん立ち止まって、本心はどうなのかを問い直したり、根本にある問題を解決するのが大切です。大変なこともあるでしょうが、その課題をクリアすれば人生が変わることも珍しくありませんから、ぜひとも乗り越えてくださいね。
人生には停滞期もある
バイオリズムというように、人生には波があります。どんな人にも好調なときと停滞するときがあるので、うまくいかないことが一定期間続くときには、停滞期なのかもしれません。四柱推命ではそういう時期を

停滞期は誰にでもあるので、嘆いても仕方ありません。この時期は冬ごもりのようなものですから、積極的に動くよりも、じっと我慢しながら来るべきときに備えて知力体力をつけるのがお勧めです。慎重に行動して危ないことはせず、やりたいことのための準備や勉強をしておくといいですね。
物事が上手くいかないときには自分を責めがちですが、ますます波動が下がるだけですから、それは絶対にやめましょう。それよりもいったんリセットして、はやく立ち直るのが大切です。これを覚えておくだけでもかなり使えますから、ぜひやってみてくださいね。

開運幸せトレーナー。
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。認定産土カウンセラー、開運カウンセラー協会会員。英日・日英翻訳家、パッチワークキルト作家。大田亜侑さんの紹介ページは→こちら
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