
頑張った自分にごほうびを
[ 「しなやかに生きるための開運幸せレッスン」 ~運気の上げ方、お教えします~ ]
12月も半ばに近づいてきました。慌ただしい中、疲れを感じている方もいるのではないでしょうか? 忙しいとは思いますが、元気で年を越すためにも、一年間頑張ってきた自分にごほうびをあげましょう! 今回は、どのようにすればいいのか、具体的な例をまじえてご紹介します。
自分へのごほうびとは?
「鼻先にニンジンをぶらさげる」という言葉があるように、ごほうびというと物を思い浮かべる人が多いかもしれません。でも、ここでいう「ごほうび」とは、心身が喜ぶこと全般をさします。物はもちろんですが、時間、出来事、体が休まること、癒されること、快適になること、心がほっこりすること、満たされることなど、いろいろなことが考えられますね。
体へのごほうび
わかりやすいのは、体へのごほうびだと思います。疲れているなら昼寝をしたり、たっぷり休む。美味しいものを食べる、好きなカフェでゆっくりお茶を楽しむなど、日ごろ頑張っている体を休めてください。

わたしは、お風呂に入ってゆっくり湯舟につかると「極楽~!」と言いたくなるほど気持ち良く感じます。リラックスして心身がゆるみ、きれいになってさっぱりするので、毎日、自分にごほうびをあげている感じです。忙しくてお風呂は短時間ですませているという方も、週末など休みの日にはお風呂でリラックスしてみませんか。自宅で簡単にできるのも嬉しいですね。
マッサージや針灸、エステ、ネイル、美容院などで、体のメンテナンスをするのもお勧めです。専門家にケアしてもらうことで、自分はなにもしなくても人に委ねて、リラックスしながら元気になれます。
心へのごほうび
「ごほうび」と聞いてわたしがすぐに思い浮かべるのは、心を満たすことです。忙しい毎日を過ごしているわたしたちへの一番のごほうびは、自由な時間ではないでしょうか。仕事や家事、育児、雑事から解放された、なにをしてもいいし、なにもしなくてもいい自由な時間は、とても貴重なものです。眠る前の30分や休みの日の午後など、できるときにはこまめに自由な時間、心を解放する時間を持つようにしましょう。
体と同じで、心もメンテナンスが必要です。仕事や家事、育児ですり減っているときは、5分でもいいので、なにもせずにぼーっとする時間をとるのがお勧めです。ストレスや雑念、余分な情報などを洗い流す気持ちで、なにも考えずにぼーっとしてください。時間がとれるなら、呼吸に集中しながら頭の中を空っぽにして瞑想をするとスッキリしますよ。

子どもと遊んだり、家族とゆっくり過ごす時間をとるのもいいですね。親しい友達や仲間と過ごしたり、ペットと遊ぶのもストレス発散になります。ただし、一人でいるのが好きな人もいれば人と一緒にいるのが好きな人もいる上、そのときによってどちらがいいか変わることもあるので、自分が心地よくいられる方を選んでください。
好きなことをするのもごほうびになります。趣味に没頭するとか、本を読む、ゲームをする、好きな音楽を聴く、映画を見る、舞台を観にいく、お菓子を作る、お料理をする、買い物に行くなど、自分が楽しいと感じることならなんでも構いません。欲しかった物を買うのもいいのですが、皆が持っているとか流行っているという理由ではなく、自分が本当に欲しいと思う物を選びましょう。
行きたい所に行くのも、気分が変わって楽しいものです。時間が許すなら遠出をするのもよし、それがむずかしければ近くのイベントや公園、美術館、本屋でもOK。どちらかというと、人混みよりもゆっくりできる所、自然の多い所の方がくつろげると思います。

ごほうびと感じる物事は、人によって違います。今回はいろいろな例を上げましたが、これに限らず、自分が嬉しい、楽しい、心地よいと思えるものならなんでもいいんです。他の人と比べる必要もないし、人の目を気にしなくても大丈夫。自分がどう感じるかを基準にして選びましょう。
自分へのごほうびは、いまの時期に限らず、仕事が一区切りしたときや休みがとれるときに設定してもいいし、3か月に一度など定期的にするのもお勧めです。疲れすぎる前に上手にごほうびをあげて、自分をいたわることを習慣にできればいいですね。

開運幸せトレーナー。
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。認定産土カウンセラー、開運カウンセラー協会会員。英日・日英翻訳家、パッチワークキルト作家。大田亜侑さんの紹介ページは→こちら
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