あなたも強運になれる

[ 「しなやかに生きるための開運幸せレッスン」 ~運気の上げ方、お教えします~ ]

運の良し悪しは、生まれつき決まっていると思っていませんか? 生まれつきの要素もありますが、自分でも運を良くすることはできます! 今回は、どうすれば運が良くなるのかを具体的にご紹介しましょう。

運とは?

運とは偶然のもので、人間がコントロールできないという説がある一方、さまざまなことが起きたときにその人が何を選ぶかに大きくかかわっているという説もあります。起きたことの中の良い要素を拾い上げることができる人が幸運だという訳です。これはチャンスを掴めるかどうかと同じで、実際にはチャンスはたくさんあるのだけれど、それをチャンスだと見分けて掴む人とそうとは気づかずに見逃す人がいて、前者を幸運な人といいますね。人種や親、どの国のどの時代に生まれるかなど変えることのできない宿命とは違って、運は自分で切り開くことができるのです。

強運体質になるには

では、チャンスを掴む、または良い要素を拾い上げるにはどうすればいいのでしょうか? 運が悪いと思っている人は、考え方や行動のパターンを変える必要があります。また、運が良くなるのをはばんでいるものを捨てることも大切ですし、自分の波動を上げることで人間がコントロールできないと思われている部分も動かすことができます。このように、自力でできる部分がかなりあります。

  1. ネガティブなものを捨てる

まずやりたいのは、運が良くなるのをはばんでいるものを捨てましょう。というのも、いくら良いことをしても、自分の足を引っ張っているものが残っていると効果が出ないからです。


そこでお勧めなのが、不要なものを捨てて、家をいつもきれいに掃除しておくことです。断捨離をして運が良くなると聞いたことがあるかもしれませんが、風水ではスペースクリアリングといって、使わない物をためこんでいるとネガティブなエネルギーが増えてしまい、それを捨てることで新たなスペースが生れるという考え方があります。何もないスペースができるとそこに何かが入るのは宇宙の法則でもあり、新しいエネルギーや情報、チャンスなどが入るから運が良くなるのです。エネルギーの停滞を防ぐという意味では、換気もお忘れなく。

物を捨てると気持ちもすっきりしますが、心の大掃除もしましょう。現実はあなたの意識が創っているので、実はこちらの方が重要です。過去への執着や、「~ねばならない」「~してはいけない」「わたしなんて」「できる筈がない」などの自分を縛っている思い込みをどんどん捨ててください。そういうものに気づいたら、イメージで自分の中から出して宇宙に返してあげましょう。誰でもネガティブな思い込みはたくさん持っているので、出てくるたびに捨てるのがポイントです。

  1. 自分の波動を上げる

波動を上げるには、自分のことを大切にするのが基本中の基本。「~したい」と思うことはできるだけ実行し、自分の気持ちを何よりも優先させて、自然体で、いつも良い気分でいましょう。笑顔でいたり、感謝をすると、自然に波動が上がります。また、自分の欠点や嫌な面が出てきたら、そんな面もあるんだなと認めてあげること。失敗したときも、それでもいいと許可すること。自分を責めないこと。盲点ですが、だめな自分を受け入れる、どんな自分も否定しないのも自分を大切にすることになります。


気分が落ち込んだときに使える「気持ちが明るくなるリスト」を持っておくと役立ちます。大好きな人の写真を見る、美味しいものを食べる、とりあえず散歩に出るなど、すぐにできることがポイントです。それを使って落ち込む時間を減らせば、あなたの波動が元に戻りますよ。

口癖を変えるのも有効です。口癖は何度も口にするものですから、それが潜在意識に残ります。「でも」「だって」のような言い訳や「わたしなんて」という自己卑下、「できない」「無理」などのストップをかけるような言葉はやめましょう。言葉には言霊ことだまというエネルギーが宿っているだけでなく、口に出すと音霊おとだま のエネルギーも加わりますから馬鹿にできません。「ありがとう」「うれしい」「楽しい」「大丈夫」「いいね」などプラスのエネルギーをもつ言葉を意識的に使ってください。

運のいい人とつきあうのもいいですね。運のいい人が使う言葉や行動を見習えるだけでなく、エネルギーは高いところから低いところに流れるので、一緒にいるとその人のエネルギーの良い影響を受けることができます。

  1. 考えや行動を変える

イギリス、ハートフォードシャー大学のリチャード・ワイズマン博士は科学的な調査に基づいて強運な人に共通する4つの法則を見つけ、そのことを書いた『運のいい人の法則』は世界30か国でベストセラーになりました。いずれも考え方や行動を変えることで強運になれるという法則です。


*チャンスを最大限に活かす
心を開いて新しいことや変化を積極的に受け入れ、あまり神経質にならず、良い人間関係を築く。

*虫の知らせを聞き逃さない
心の声や直感を大事にして、前向きに行動する。そうするために瞑想などで心をクリアに保つ。

*幸せだと信じる
未来は幸せだと信じ、成功することを信じ、自分自身を信じる。

*不運を幸運に変える
不運なことが起きてもプラスの角度からとらえて、粘り強く行動し続ける。

確かに、運の悪い人はこの逆をしていますね。ということは、この強運の法則を実行すれば、運が良くなる訳です。実際ワイズマン博士の実験で、運が悪い人に運が良い人と同じ行動をしてもらったところ、そのうち80%の人が運が良くなったと実感したそうです。この結果を見たら、試さないのはもったいないですね。


運が良い人は、自分は運が良いと思っているといいます。良いことが起きるからそう思うのか、そう思っているから良いことが起きるのか、どちらが先かはわかりませんが、自分の意識が現実を創ることを考えると、その思いが運の良い現実を創っているのかもしれません。これまで、あまり運が良くないと思っていた方も、今回ご紹介したことをやってみてください。あなたのこれからの人生に、良いことがたくさん起きますように!


開運幸せトレーナー。
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。認定産土カウンセラー、開運カウンセラー協会会員。英日・日英翻訳家、パッチワークキルト作家。大田亜侑さんの紹介ページは→こちら

【大田亜侑さんの著書、そして最近ハマっているものをご紹介します!】

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